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2016年9月11日

ラジュール (大久保)

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過日、テレビを見ていて、絶対これは好きだと思うものを見つけた。「ブリック」というチュニジアの庶民的な玉子料理。セモリナ粉で作った薄い皮に、好みの具材と玉子を入れて揚げた料理で、その特長は、とろりととろける半熟玉子。日本以外にも、とろとろ玉子を好んで食べる国があるんだ。


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どうしても食べてみたくなって、伺ったのが大久保にあるチュニジア料理店「ラジュール」。欧文字綴りならば「L’azure」。その名のとおり、店内は紺碧に彩られ、水たばこ用の器具などもあったりして、異国情緒が漂っている。

 

さて、「ブリック」。薄い皮の半分にツナやジャガイモ等の具を置き、生玉子を落としたら、パタンを半分に折る。それを、油に落とし、両面に綺麗な揚げ色がついたら出来上がり。ブリックの皮は本来丸いが、日本では、春巻の皮で作られることも多いそうだ。

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ナイフフォークもあるが、両端を手で持って、ぷっくりと膨らんだ部分をガブリとするのがチュニジア流だそう。聴いたとおりにやってみると、食んだ傍から、半熟状の黄身がジュッ! 口の中は、サクサクの皮の芳ばしさと、とろ~り玉子で満たされる。興奮冷めやらないが、まだ手元には、残った黄身が溢れて垂れそうなブリック。慌てて、口を近づいて、もうひと啜り。

 

落ち着いてくると、ツナやジャガイモ、それにパセリとオリエンタルの香りや味わいがとても豊かなことに気が付く。これはヤミツキになるなァ。チュニジアでは、家庭や店によって中に入れる具が違うそうだ。調べてみると、東京でも食べられる店が幾つかあるよう。ブリック巡りなんて楽しそうだ。

 

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もうブリックだけでも来た甲斐があったと思っていたが、次々に届く料理が、どれも、あっさりとしているのに、風味と旨みが豊かで旨い。サラダを一つとお願いしたのは、チュニジア風サラダ。ドンと載ったオイルサーディンを崩して、野菜と混ぜて食べると、ミントやレモンがふわりと香る。

 

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それに、スパイシームダムス。茹でたそら豆にハリッサとクミンで和えたおつまみ。メニューを見て、これは絶対に好きなやつだと直感したが、大正解。ピリリとした辛さとクミンの香りがビールにぴったり。

 

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ちなみに、チュニジアのこのビールも軽重のバランスが良く、料理にもとても好く合う。

 

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他には、やりいかのパン粉フライを貰って

 

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最後は、クスクスと迷って、ラムのミートボールと野菜がたっぷり入ったタジン料理。豆やオリーブもたっぷり入ったトマトソースは、スパイスをふんだんに感じるが、とても親しみやすく近しい。

 

こうなって来ると、他にも食べたいものが沢山。メニューを改めて見ながら、次は、クスクスやラムチョップやラムのソーセーのグリル、魚料理も気になってくる。チュニジア出身のオーナーは、にこやかで親切で、店もとてもアットホーム。絶対にまた、伺うつもりだ。

 

【お店情報】

L’azure 新宿区百人町1-24-8 新宿タウンプラザ2F A1 地図

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