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2017年7月17日

asagaya103 (阿佐ヶ谷)

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洒落た店構えと雰囲気に、腰が引けそうになるが、是非一歩。好い燗酒に出会えます。

阿佐ヶ谷駅の北口。アーケードを抜けてスグにあった鰻屋が閉店して、その跡地に工事が入っていたのがずっと気になっていた。随分と仕上がって来た頃、偶然に、立派なコの字のカウンターの存在が見えて、これは酒場になるに違いないと思っていたところ。

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店が出来上がってみたら、なんだか凄く洒落た店構え。ガラス張りの扉から見える景色が格好良くて、尻込みしてしまいそうだったが、SUGARさんに立ち寄った際、「たぶん、お燗を出されるんじゃないですかね」と聞いて、それで。

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72日のオープンの翌日。恐らく、前の店からのお客様と見える方がお祝いにいらっしゃっていて、空いていたのは奥の座敷。品書きの日本酒の種類の充実ぶりに心が躍るが、先ずはCOREDOビールで喉を潤す。お通しはじゅんさいのお浸し。つるんぷるぷる。この季節、嬉しい季節の味。

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料理は刺身に焼き物、小鉢、揚げ物と一通りあるが、「穴子」だけは、態々別に書いてある。白焼き、蒲焼き、煮炙りに始まって、計8種類。蒲焼きなら、タレのキレが好ましく、

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夏野菜と煮おろしなら、それぞれの素材を活かして。

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どうしても食べたかったのは、カマンベール茶椀蒸し。単に茶椀蒸し好きだからお願いしたが、茶わん蒸しが口内でほどけてなくなる直前に、ふわりとカマンベールが顔を出して、思わすニヤリ。

 

ツマミ類は、量的に一人前というのが独り客にはありがたい。冒頭の鯵なめろうも、丁度いい一人分。味噌のコク味に加えて独特な風味があって、癖になる。

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鮪と烏賊の漬けやつるむらさきのお浸しなど、小鉢類は450円~600円がボリュームゾーン。

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粕漬にした鳥の唐揚げも、どう考えても燗酒向き。柔らかくなるだけでなく、酒粕の甘味や風味、焦げたトーンが酒を呼ぶ。

 

ビールやワインもあるが、やはり日本酒の揃えが豊富。しかも、いかにも燗に向くだろうなぁというラインアップ。最初にお願いした鯉川のうすにごり別嬪の燗の具合には、やられてしまった。まだ始まったばかり。店主も若い方で、これからが楽しみである。

 

【お店情報】

asagaya103 阿佐谷北1-26-7 地図

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