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2017年10月 1日

煮込み (博多)

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西へ向かう旅の最終地点は、いつも博多。博多の夜といえば「さきと」であるが、生憎この日はお盆休み。それで、どこに行こうか悩んで、やって来たのが「煮込み」である。


10数年前、ひょんなことから知った店。オープンして間もないと聞いたが、モツや煮込みの旨さと、真摯な姿勢、それに清潔で気軽な雰囲気で、とても記憶に残った店だ。その後、人気となって何店舗か店を広げていると聞いてはいたが、最初の印象が良すぎて、その後伺うのを躊躇っていた。けれども、今回は良い機会じゃないかと思って、それで。

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オープンの時間に伺ったはずだが、すでに乾杯を始めている方が何組か。負けじとこちらもビールを貰って、それにセンマイ刺。黒毛和牛の生肉を冷凍せず氷詰めして運んでくる新鮮なもの。ポン酢でさっぱり、綺麗な味。

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以前に頂いた記憶はないが、特上ホルモン焼きが気になってお願いしたら、こんなにも白さの眩しいホルモンがお出まし。小さいヘラで鉄鍋から剥がして口にすれば、ぷるぷると震えてトロトロと脂が溶け出る。こんなモツ食べたことない。

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そして店名にもなっている煮込みは、3種類。もつ煮込みならとろとろの味噌仕立て。豆腐の柔らかさとモツの食感。濃厚な味わいに酒もすすむというもんだ。ちなみに、焼酎や日本酒なら300円からと懐に優しい。

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もう一品とお願いしたのは、記憶に残っていたハツ焼き。この厚み。ステーキみたい。終盤戦だが、シャクシャクあっさりとして、あっという間にペロリ。

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モツだけでなく、ゴーヤのお浸しや冷奴。じゃこおろし等の一品料理や、もつ鍋などもあり。

 

10数年ぶりの再会は、記憶に残っている以上の愉しさ、美味しさ。もっと早くに再訪しておけばよかった。悔しいから、近いうちに必ずや。

 

【お店情報】

煮込み 大名店 福岡市中央区大名1-11-13 ds'face 1F 地図

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