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2017年12月10日

福よし (気仙沼)

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吉次だけじゃない!牡蠣、鯖、鰯!!

気仙沼にある福よし。今年訪ねたのは11月の頭。伺うと「おぉ、いらっしゃい」とカウンターから、板場を仕切るお兄さんが声をかけてくれる。

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この日も予約で大入り満員。刺身の盛り合わせを拵えるのに忙しそうで、「これでちょっと待ってて」と届いたお通しが、丹精な大根。しっかりと染みて旨そうと早速頬張ると、烏賊は見当たらないのに、烏賊の風味がふわり。

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くー、これは沁みると、早々にお酒をお願いすると、「福」の字を配した御猪口を。

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定番の烏賊ゴロ焼きは、「もう何度も召し上がっているからともういいよね」とスキップ。刺身の盛り合わせも、その日の美味しいところだけと、幾分小さいサイズで。「今日は鯖がいいよ」と聞いたが、もう想像以上。プリプリ艶々として、口に入れた瞬間から脂がジワリ。噛むほどに更に旨みがじわりじわり。こんな鯖の刺身、食べたことない。

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次に届いたのは、この時期登場するカキフライ。牡蠣にはしっかり火が入るが、それでも立派な大きさ。そして、身の旨みがグッと詰まって、牡蠣を美味しく食べるカキフライ。冷めても旨いというのが、また魅力的だ。

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店は串焼きで忙しい頃合いに、先ほどの鯖が味噌煮になってやって来た。味噌煮だけれども、赤味噌で育った自分には、あっさりめの味付け。でもこれは、身の旨みの濃さがあるからこそ。

 

福よしといえば、囲炉裏で焼く日本一の焼き魚。吉次や秋刀魚、立派な鰈と、随分頂いてきたが、この日には、鯖と鰯もあるという。名物の吉次も好いし、以前素晴らしかった鰈と再びとも思うが、何せ青魚好きで、鯖や鰯は初めての提案。となれば、お願いするしかない。

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鰯は、その逞しいこと。見た目にも、脂をたっぷり蓄えていることが良く分かる。串に刺し、囲炉裏でじっくりと炙って、ふつふつと出た脂と芳ばしく焼けた皮め。箸を載せると、ふっかりじわり。口にすれば、舌を覆う旨みと広がる香り。人生で一番の鰯だ、これは。

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それに、今日3度めの鯖。見た目は地味だが、香りだけでももう旨い。びっくりするほど厚い身に箸を入れると、パリッとした表の下から立ち上がる更に強い鯖の香りと、ふっかり艶々とした身。口にすると、旨い脂がとろり。サバスキーであることを差し置いても、五感全部が感じる幸せ。

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串焼きといえば、去年念願叶った「かき串」。随分と囲炉裏で炙っているというのに、この大きさ。そして、潮の香りと焼いた芳しさ。今年は特に牡蠣が良いそう。堪らず食らいつくと、水分が程よく抜けサクッと乾いた表層と、それが弾けた後にやってくるエキスと味の旨味。また牡蠣が好きになる。

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最後は、秋刀魚の団子汁。たっぷり酒を頂いた胃にやさしく染み入る。大好きで毎年愉しみに伺っているが、今年は、なんだか格別な気がする。

 

大事な話が一つ。店の場所が区画整理の場所に当たっているそうで、そのうち、しばらくの間休業するとのこと。伺うときには、事前にご連絡を。

 

【お店情報】

福よし 宮城県気仙沼市魚町1-6-6(現在) 地図

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