美々卯 牡蠣そば (京橋)
雨上がりのせいか幾分温かいとはいえ、やはり冬らしくて、温かいものが欲しくなる。そうだ、美々卯の牡蠣そばなんて、どうだろう。金曜日にカキフライを食べたことを思い出したが、土日を挟んでいるし、フライではないしと、下らない言い訳をあれこれ。結局は、一度食べたくなってしまったものを変えたくないというだけである。
年の瀬が近付いているからだろうか、いつにも増して賑やかな店内。一口近くの椅子に座って待っている方も多く、恐る恐る「一人ですが」と店の方に声をかけてみれば、「禁煙で相席でしたら」と席を用意してくれた。
さて、牡蠣そば(1,350円)。その特長といえば、器の一面を覆う若芽だ。若芽の香りと牡蠣の香りが混じり合って、何とも云えず幸せな潮の香りが、湯気と共にふわりと立ち上がるのが堪らない。深緑の下には、ギュッと詰まってプリンとした牡蠣は8個ほど。そこに、たっぷりと添えられる生姜や葱を加えていくと、味と香りが少しずつ変わっていく。その様も愉しみの一つだ。
今の季節は「かやくご飯」(320円)も牡蠣。うずらそばや、月見うどんに、かやくご飯も好いなぁ。ちなみに、牡蠣そばセットなら、牡蠣のかやくご飯と小鉢付き。
【お店情報】
美々卯 京橋店 京橋3-6-4 地図
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