慶楽 豆板冷麺 (有楽町)
舞い戻って来た猛烈な暑さに、こういう日こそ冷麺だろうと思い立つ。そういえば、久しく慶楽の冷麺も頂いてないな。それで、JR高架脇までやって来た。
記憶には、慶楽の冷麺は、ごまだれの芝麻冷麺(甘いの)、豆板冷麺(辛いの)、姜葱鶏冷麺(塩味)の3種類があったはずだが、今年は、季節メニューの姜葱鶏冷麺と海南鶏飯の上に、白い紙が貼って合って、目隠しがされている。
そうか――。豆板冷麺と姜葱鶏冷麺で、悩んでいたんだけどな。それなら悩む必要はないと、豆板冷麺をお願いする。
涼し気なガラスの皿の上には、赤と白と緑のコントラスト。大きくカットされた烏賊に旨味たっぷりと焼豚、叩いた胡瓜。それに、しっかりと締められた細い麺。赤みの割に辛さは程よく、こちらも過ぎない酸味が好ましいタレが絡まって、喉越しも爽やか。先程までの暑さもすっかり落ち着いて、やはり夏には、こんな一皿が嬉しい。
人気は相変わらずで、客が入れ替わり、立ち替わりやって来る。おねえさん方の客あしらいも相変わらずで、なんだか妙にホッとする。
【お店情報】
慶楽 有楽町1-2-8 地図
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