保志乃 まぐろの角煮定食 (銀座)
食べたいものがあって、迷わず保志乃。魚料理がウリの店で、ランチタイムでも、魚を使ったランチが常時10数種類。お願いすることが多いのは、刺身がセットになる鯖の一夜干しやいわしの煮付け。けれども、今日の目当ては、まぐろの角煮だ(980円)。
鮪や鰹の角煮は、小さい頃、母がよく作ってくれたものだ。少し生姜を効かせた甘辛いタレでサッと煮た角煮で、母自信も好きだったものだと思う。今でも自分で作ることもあるが、帰りに都合のいい魚があるとも限らないし、夜までどうしても待てない。
それで思い出したのが、ここのまぐろの角煮だ。初めてお願いしたが、一つ一つ立派な角煮が、ごろごろと山積み。これは食べ甲斐があって嬉しい。しっかりと味は染みてはいるが程が良く、ご飯のおかずとして好い塩梅。小鉢にふりかけ付きで、「おかわりもどうぞ」と云う声が魅力的だ。
鯖の味噌煮に西京焼き、まぐろの山かけ、それに冷奴を追加など、どれかが人気というよりも、どれも偏りなく出るというのも頼もしい。12時を過ぎると混み合うが、料理の提供も早く、仕事合間のランチには打って付け。
【お店情報】
吟漁亭 保志乃 銀座7-4-14 光ビル1F 地図
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