美々卯 牡蠣そば (京橋)
この時期食べたい牡蠣料理は沢山あるが、美々卯の牡蠣そば(1,400円)もその一つだ。特長は、器一面に載った若芽。牡蠣と若芽の香りが混ざり合って、深く複雑な潮の香りがするところが好きだ。
表には「牡蠣そば」の文字は出ていなかったが、もう12月も目の前。流石に出ているだろうとやって来ると、テーブルに置かれた品書きには、季節のおすすめとして「牡蠣そば」や「牡蠣と野菜の天ぷらそば」などが書かれている。天ぷらもいいなぁと心が揺れるが、やはり、あの牡蠣と若芽の香りに包まれたい。
やって来た器を見て、おや?と思う。これまでは、若芽の下に牡蠣が雑然と入っていたが、今年のものは、若芽の隣にズラリと牡蠣が整列。見た目の違いはあるとはいえ、ぷっくりと膨らんだ牡蠣は魅惑的で、自慢の出汁と合わさることで、味わいもふくよか。たっぷりと添えられる葱や生姜を加えていくと、また味や香りが変わっていくのも愉しいものだ。
今日の季節のご飯は、栗ご飯。これも、もう暫くすると、牡蠣ご飯になるのだろう。次は、牡蠣ごはんは、牡蠣の天ぷらそばか。まだまだ愉しみは続くのだ。
【お店情報】
美々卯 京橋店 京橋3-6-4 地図
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