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2018年11月19日

三州屋 金目煮付けとライス (銀座)

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また一段階、秋の深まりを感じる肌寒さ。こんな日は鍋なんて好いんじゃないかと、松永牧場の肉団子鍋や、博多ほたるのもつ鍋なんかと思い浮かべる。

とりあえず、そちらの方面へ歩いている途中、先日振られたばかりの三州屋のことを思い出した。もしかして、今日なら空いているんじゃないか。そんな気がして、路地を覗き込めば、先日はあった外にまでの行列は見当たらない。

 

それならとガラリと引き戸を開けると、まだ少しだけ余裕がある様子。一人と告げると、カウンターを案内された。いつもここに来るときは、食べたいものが決まっているが、今日は鳥豆腐が付いているものだけが決まっている。それに、今日は、近海金目鯛の煮付けなんていうのもあって、ホワイトボードが賑やかだ。

 

近海金目ってどんなだろうと、周りを見渡すと、並びの方が召し上がっている。丸々一匹の煮付けでなんとも豪勢。でも、普通の金目のこっくりとろりとした味わいが、今日みたいな日には格別なんだよなぁ――なんて思い直して、結局、金目煮付け(1,100)を注文。

 

煮付けや叩きは提供が早いのも魅力だ。金目の煮付けは、たっぷりと2切れともう一口、それに旨い煮汁を吸った牛蒡、一口大に解して口に運べば、身がほろほろと崩れ、旨みと甘辛い汁とが混じって溶ける。ほぐした身を白飯にワンバウンドさせて出来る、煮汁が染みたところも、また旨い。

 

ふと目を上げると、目の前のビールサーバーから、ビールが注がれ運ばれていく。嗚呼、羨ましい。

 

【お店情報】

三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図

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