つきすそ 伴助ほっけ干物定食 (銀座)
寒い寒いと思っていたが、雨が止んで晴れ間が覗くと、少し空気が暖かい。温まるものばかりが頭に浮かんでいたが、そうじゃなくてもいいかなんて思い始めて、好い和食のランチを出す店が多い銀座一丁目の辺りにやって来る。
そういえば、リオープンした直後にやって来た、つきすそ。その後はどうだろう。頂いた鯖味噌は旨かったし、他に気になるメニューもあるし、伺ってみようと階段を降りる。
すると、大きなL字のカウンターは、手前の2席が空いているのみ。ズラリと客が並んでいる姿は何とも壮観で、ついつい見とれてしまうくらいだ。豊洲市場の仲卸が営む店だから、ランチメニュー(1,000円)にも、魚メニューが多く〆るが、生姜焼きや唐揚げなんかも揃う。既に、生姜焼きとしらす丼は無くなっているようで、お願いしたのは、伴助ほっけ干物定食。
届いたのは、長さも厚みも立派な半身。口にすると、しっとりとして、干物らしい凝縮された旨味と脂が飯を呼ぶ。鮪の刺身に、切干大根、味噌汁、漬物と皿が膳に乗り切らないほどの充実ぶりで、人気が出るのも頷ける。
客が席を立てば、すぐに新たな客がやって来るという感じで、自分が店を出た後も、また一人吸い込まれていく。すっかりご常連という方も多く、定番の昼飯処として定着してきた様子。
【お店情報】
つきすそ 銀座店 銀座1-4-6 第一ナスダビル B1 地図
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