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2019年3月10日

コグマヤ (中野)

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赤味噌育ちなものでして。

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中野の南口。レンガ坂を登っていくと、愛らしい子熊に、「串煮込み1本100円」なんていうソソる看板。ここに来たのには理由がある。赤味噌ベースの煮込みがあることだ。

 

実家は伊勢で、母は生まれも育ちも伊勢。関西と名古屋の影響を受けていて、実家の味噌汁は、赤味噌。おでんも味噌のおでんだった。それに、新入社員として配属されたのは名古屋。赤味噌味のツマミを覚えてしまった。だから、時々どうしても赤味噌口のときがある。

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コグマヤには、赤味噌ベースの煮込みが数種類。名物と謳うのは豆腐だ。しっかりと煮込まれたこの色と照りにウットリする。少し切り出して頬張れば、コックリとしつつも甘さは控えめで後味スッキリ。シューハイがグイグイと進む味。この大きさで140円という値段も魅力。奥に見えるのは、お通しの千切りキャベツ。

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大根だって、こんなにシミシミ。しかも、この厚み。口にすると、ジュワッと大根の旨味がやって来て、味噌と出汁が追いかけてくる。

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串煮込みも、味は同じベース。この絵面だけでも一杯飲めそう。一番気に入っているのが手前の牛ホルモン。ぷりっぷりの脂にこの味噌は相性抜群。奥は牛すじ。柔らかく味も良く染み込んでいて、酒のツマミに相応しい。

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実家の味噌おでんで、一番好きだったのは、勿論玉子だったわけだが、ここで玉子と云えば、うずらの玉子。味の染みた白身も好いが、好きなのは中の黄身。ぽろぽろとしたコク味に、しっとりと味噌が侵食していくところが好きだ。況してや、味の相性も。

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煮込み以外にも、ツマミがあって、定番のポテトサラダから枝豆とかぶのピクルス。写真は葉唐きゅうり。青唐辛子がピリリと効いて、箸休めとして丁度良い。

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池袋には焼肉店を営んでいることもあって、レバネギやハラミユッケなどの肉刺しや、〆として、名物の豆腐の煮込みを使った豆腐めしなどもあって、ちょっと一杯からしっかり飲むにも好い。平日19時までは、チューハイ、レモンサワー、角ハイボールが一杯100円という大盤振る舞いということもあって、カウンターは人がズラリと並んでいる。

 

【お店情報】

大衆酒場コグマヤ 中野3-36-4 深野ビル2F 地図

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