三州屋 金目煮付とライス (銀座)
三州屋へ来る。煮魚が食べたくて、あれこれと店を思い出しては見たけれど、鳥豆腐も付いてくると考えると、やっぱり三州屋なのだ。
問題は入れるかどうかだが、タイミングの問題だろうか。今日は比較的空いていて、お姐さん方も少しゆったりとした雰囲気。ホワイトボードをちらりと見遣って、お茶を出してくれると同時に、「金目をお願いします」と告げれば、早々に揃うというのも、嬉しいところだ。
むっちりと立派な金目に目を奪われるが、直後に鼻を擽る木の芽の香りにドキリとする。煮付は、たっぷりと2切れともう一口、それに旨い煮汁を吸った牛蒡、一口大に解して口に運べば、身がほろほろと崩れ、旨みと甘辛い汁とが混じって溶ける。ほぐした身を白飯にワンバウンドさせて出来る、煮汁が染みたところも、また旨い。
鳥豆腐も、相変わらず具材も旨味もたっぷりのスープ。ご飯と漬物まで揃えば、定食として立派なもの(1,100円)。牡蠣の季節は終わったが、春には春の旨いものあり。久しぶりに夜に飲りに来たくなる。
帰り足で、今日オープンの無印良品の前を通ってみたら、これまた凄い数の人。お弁当はまだあったが、ベーカリーのパンは、売れてしまって、かなり品薄の様子。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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