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2019年9月 3日

都鳥 唐揚げライス (京橋)

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十数年、ずっと気になっていたから揚げがある。それが、京橋にある都鳥のランチに出ている唐揚げライス(1,300円)。焼鳥の有名店、伊勢廣や栄一と同じ通りにある焼鳥店で、創業は古く昭和26年と聞く。ランチタイムには焼鳥もあるというのに、多くの人が注文する唐揚げ。ずっと頭の片隅にあったもの。

来るまでに十数年もかかったのは、店の場所がやや遠いことと、から揚げ熱が上がって来るのが、年に一度くらいということ。子供の頃は、から揚げが好物でよく食べたものだが、その頃に、一生分近いから揚げを食べてしまったのかもしれない。

それはさて置き、都鳥。暖簾を潜って引戸を開けると、「いらっしゃい。空いているところへどうぞ」と威勢の良い声が耳に届く。一人客は、1階のカウンター席。目の前は厨房で、次々と入る注文を、声を掛け合い仕上げていく。こういう空気感、好きだ。

お茶に鳥スープ、漬物、ご飯をやって来て、目当ての唐揚げもあっという間に揃う。なるほど、これはインパクトがある。平べったい大きな唐揚げがドカリと4つ。それに、香りの芳ばしさ。喉が鳴るというやつだ。大きく口を開けて一口ガブリと齧り付くと、衣のカラリとした食感に続いて、しっとりジュワッと存在感のある鶏肉。下味のしっかりついたご飯に似合いの唐揚げ。家の唐揚げも下味をたっぷりと効かせたやつだったなぁ。

唐揚げライスは、限定30食。ご常連の中には、マヨネーズを追加でオーダーする方も。回転は速く、サッと食べられるところも、短い昼休みには有難い。

【お店情報】
都鳥 京橋1-4-10 地図

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