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2019年11月22日

三州屋 金目の煮付とライス (銀座)

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冷たい雨の金曜日。とり豆腐で暖を取ろうと、やって来たのは三州屋。金曜日は、なぜか混んでいるイメージがあるが、こんな天気のせいだろう。随分と余裕があって、のんびりムード。

とり豆腐が付くのは、煮付か叩き。ううん、今日は煮付だな。ホワイトボードに目をやると、季節らしいさんまの塩焼きの文字が見えるが、付いてくるのは味噌汁なんだなぁ。銀むつか、はたまた金目か。よし、金目だ。

お願いすると、サッと出てくるのもありがたいところ。目当てのとり豆腐は、相変わらずキレイな黄金色。スープをズズッと啜って、豆腐を摘まんで、ちょんちょんとタレを付けてパクリ。また、ズズッと啜って、今度は鶏をなんてやっていると、鍋を食べたかのようにポカポカと温まって来る。この温かみとコク。寒いのは苦手だが、温かさを感じられるのは好きだ。

金目の煮付は、たっぷりと2切れ。一口大に解して口に運べば、身がほろほろと崩れ、旨みと甘辛い汁とが混じって溶ける。ほぐした身を白飯にワンバウンドさせて出来る、煮汁が染みたところも、また旨い。

奥では、カキフライ単品でビールを飲る方。うらやましいが、あと半日。

【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図

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