三州屋 かきフライ定食 (銀座)
そろそろ牡蠣の食べ納めと、やって来たのは三州屋。朝から電車も街にも人が少なく、先週よりも増して、テレワークへ移行した企業が増えたような気がする。
三州屋もそうだ。ガラリと引き戸を開けて暖簾をくぐると、半分も人がいないかという程。お姐さん方も余裕があって、マスク越しに、いつもより、一言二言多めの会話が進んでいく。まだあるだろうと思って来たが、念のため、ホワイドボードを確認すると、よかった、あるある、かきフライ定食(1,350円)。
それにしても、何度見ても、心が躍る。衣を纏っても、ぷっくりと肥ったフォルムが分かる牡蠣フライ。頬張れば、衣に守られていた成熟した旨みがドッと溢れて、今年も良く育ってくれましたと思わず感謝。そして、咀嚼するたび、その旨みが衣や油と混じり合って昇華する。う~ん、これこそ牡蠣フライの醍醐味。
もう一口、もう一個。終えてしまうのが勿体ないと思いつつ、それでも夢中で箸が動いてしまう。無理な話だが、欲を云えば、後1、2個追加してみたいところだ。3月も明日で終わり。来シーズンも美味しく頂けますことを。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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コメント
のむのむさん
こんにちは
今年はついに三州屋のカキフライ食べる機会がありませんでした…
魚系だけの揚げ油は獣臭さが無くて、やっぱり一番美味しいですよね。
来シーズンは食べられることを祈って。
投稿: けいのむ | 2020年4月 4日 17:59
●けいのむさん
職場など、状況の変化があると難しいですよね~
おっしゃるとおり、油の違いはありますよね。
お店のお姐さん方も変わりつつありますが、
雰囲気は変わらぬままというのが、素晴らしいと思います。
投稿: のむのむ | 2020年4月 6日 01:34