« パーラーエル ポークジンジャー (阿佐ヶ谷) | トップページ | 長生庵 自家製超細打ちうどんの冷かけ (築地) »

2020年8月10日

カーザドルチェカーザ (浜田山)

R0012014001

昼に続いて、夜もこれまた素晴らしい!家庭的で実直、じんわり旨いイタリアン。

五日市街道沿いにある一軒家レストラン。そっけないように見えるが、味わいや香りが豊かな料理がとても気にいって、絶対夜にもと思っていたところ。在宅勤務で早い時間から飲める日を狙ってやって来る。

R0011986003

料理は、南イタリア料理を中心としたもの。コースもあれば、アラカルトもあり。定番どころでも、前菜からパスタ、肉料理、魚料理とみっちり。本日のおすすめにも、前菜、パスタ、魚・肉とメニューはすこぶる豊富。これは悩むなぁ。今日はいろいろと食べてみたいから、前菜は盛り合わせで決定。3種、5種、8種とあるが、もちろんここは8種盛りだろう。届いたのは、こんな大皿。

柑橘使いがとても好みのスズキのカルパッチョに、イタリアの夏の定番というライスサラア、「インサラータ・ディ・リーゾ」。サルディーニャのパリパリのパンのサラミとクリームチーズを乗せたものやら、色々と。

R0011989001

特に印象的だったのは、いかすみのライスコロッケ。こんなに地味な見た目なのに、人生で食べたいかすみ料理の中でこれが一番。奥にあるのは、ひよこ豆のフライ。こちらも地味ながら、サックリほくほくとして、じんわりと旨味が染みる。

R0011991002

もう一つ印象的だったものは、スモークサーモン。口にすると、薫香の後にオレンジの香りと甘みがふうわりと。あゝ、こういうの好きなんだ。

R0011996001

魚料理からは、イサキの丸ごとオーブン焼きを。550gと立派なサイズ。旬らしく脂がのってしっとり。香草の仄かな香りも好いし、レモンをギュッと絞ると、また風味が変わって、益々食が進むというものだ。付け合わせのカポナータも夏野菜の甘みがたっぷりで、とろりと旨い。

R0012012001

肉料理には、ラムチョップを。ラム自体の香りとグリルしたことによる香ばしさ、ハニーマスタードの甘みと酸味、辛味の塩梅とか、どこを切り取ってもとても好み。

ランチタイムは奥様もいらっしゃったが、夜はお一人でやられている様子。けれども、タイミングよく料理を出してくれて、居心地もバツグン。店名の「casa dolce casa」とは「いとしき我が家」という意味だというのも、なるほどだ。現在はテイクアウトにも対応中。これから定期的にお伺いします!

【お店情報】
Casa dolce casa 杉並区成田西3-17-10 地図

|

« パーラーエル ポークジンジャー (阿佐ヶ谷) | トップページ | 長生庵 自家製超細打ちうどんの冷かけ (築地) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« パーラーエル ポークジンジャー (阿佐ヶ谷) | トップページ | 長生庵 自家製超細打ちうどんの冷かけ (築地) »