泰明庵 せりカレーそば (銀座)

肌寒くなってきたから、そうだ!こういう日こそ、せりカレーそば(1,300円)で暖まろうと、泰明庵までやって来る。ガラガラと引き戸を開けると、丁度、店を出る人とすれ違い。その1卓空いた席に滑り込み。
この時期なら、「せりカレーそばを『根っこ入りで』」とお願いするのが常。より香りのと食感の強い芹の根っこが入るのが、この店のせり入りのそばの特長。湯気とともに立ち上る香りは少々乱暴なくらいで、芹好きの自分にとっては他には代えがたい一品だ。
丼がやってきたら、とりあえず箸を入れて、グワッと麺を引き上げる。すると、カレーと芹の香りがグワッと広がって、あゝ、これこれ。普通にせりそばも戴くが、不思議とカレーのほうが芹の香りが強く感じるのは気のせいだろうか。芹のシャクシャクとした食感と、食んでまた広がる香り。食べ終わってもなお漂う残り香に、やっぱり好きだと思う。
食べている途中に入って来た方の注文は、舞茸天カレーそば。メニューにないものでも、出来るものはやってくれることを知って、随分昔にあれこれ説明してお願いしたものだが、すっかり定番のメニューの一つになっていたらしい。あれもうまいんだ。そのうちに、またお願いしよう。
【お店情報】
泰明庵 銀座6-3-14 地図
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コメント
お 昨日はニアミスでしたね
ワタクシはオラギンザシエテで牡蠣のパエリアでした
飲食店や飲み屋はコロナで一変しましたね
泰明庵のように変わらず繁盛している店と
過疎ってる店が激しく二極化してる気がしまする
投稿: ぶひ | 2020年12月10日 08:40
●ぶひさん
お、東京にいらっしゃったのですね。
特に、都心の飲食店は大変ですね。
毎日推しへの課金の気持ちです。
投稿: のむのむ | 2020年12月10日 20:01