三州屋 カキフライ定食 (銀座)
在宅勤務が続くと、圧倒的に、生活にカキフライが足りない。今週は数日出社の予定で、今日は絶対にカキフライにしようとやって来た。どこにしようか。前にこの界隈で食べたカキフライは、洋食のそれだったから、今日は和食。タルタルも好いが、辛子で食べるカキフライも好きなんだ。
ちょっと浮気心が出て、あけぼのでカキアジフライにしようかとも思い覗いてみると、行列が出来ている。やっぱり今日はカキフライ1本。そうとなったら、三州屋だ。
前の方に続いて、暖簾をくぐる。ゆったりと席間をとるようにしているから、普段より空いているように見えても、満席に近い状態。ちょうど手前のテーブル席が空いていて、「そちらへどうぞ」と声がかかる。
お茶と箸を貰ったところで、空かさず「カキフライを」とお願いする。煮付けや叩きよりは少々時間がかかるが、そう待つことなく届けられるのもありがたい。ヨシと一つ摘まみ上げると、先ずその重みにニヤリ。齧り付くと、牡蠣の香りとジュースがジュッと、口にいる牡蠣の大きさよりも一回り、二回りも大きく広がる。すごいなぁ。そして、噛むほどに、身の旨味と衣が混じって増す旨味。牡蠣自体が好きだが、フライが一番好きだと思う。
お姐さん方もお変わりないようで何より。ジャケットを着て歩いていると、暑いくらいで、春が近いことを想う。牡蠣の季節も終盤戦。もう一度くらい、来られるだろうか。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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