三州屋 穴子フライ定食 (銀座)

鰹なんていいじゃないかと向かったのは三州屋。開けっ放しにされた入口から中を覗くと、先客が何組かいらっしゃるが、長いテーブルに一組、二組。テーブルを仕切るパーテーションもすっかり馴染んだものだ。
さてと、とホワイトボードを見遣ると、「あなごフライ」の文字が見える。見間違いではないだろうかと、しっかりと見直しても、やっぱりあなごフライだ。お懐かしや。ブログを検索してみると約10年ぶり。復活してくれたらと思っていたが、要望が多かったらしく、カキフライと入れ替えに、まずはお試し復活とのこと。
そうなったら、やっぱりあなごフライだとお願いしたら、これまた立派な穴子でニンマリ。丸々一本を2つに切ってあるが、一切れの長さも幅も立派なこと。持ち上げてみるとズッシリ。なるほど身も厚いんだ。齧り付くと、サックリとした衣の下から、眩しい白。噛むほどに、品のよい甘みがじんわりと広がって、あゝ倖せだ。
食べている途中、お姐さんから「あなごフライ?」と声がかかる。「久しぶりですよね」と返すと、「しばらくなかったもんね」とニッコリ。きっとお姐さん方も嬉しいのだろう。正式復活に向けて、応援しなくては。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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コメント
いつもありがとうございます。こちらのあなごフライは何とも魅力的ですね!近々伺います。
投稿: バード | 2021年4月10日 15:05
●バードさん
穴子フライ、当時大好きだったのですが、なくなってしまって、
残念に思っていたのです。復活大感謝!
是非とも、お召し上がり下さい!
投稿: のむのむ | 2021年4月11日 10:45