« キプフェル サクラマスのムニエル (阿佐ヶ谷) | トップページ | 源氏 本日の煮魚定食 (荻窪) »

2021年6月 8日

岩戸 いわし天婦羅定食 (銀座)

R0015857001

久しぶりの銀座。このご時世でランチを始めた店、新たに知った店にも行ってみたいが、やはり気になるのは、お世話になっている好きな店。もう6月。岩戸の今年の冷汁事情も気になるし、梅雨時期のいわし天婦羅も食べたいし。それに、皆さんお元気で営っているだろうか、気になって。

店前の交差点までやって来ると、店の入り口の前に6人ほどの人集り。入店までに少し時間がかかりそうだが、変わらぬ繁盛ぶりに一安心。その間に品書きを確認すると、今のところ冷汁はなし。それなら、心置きなく、いわし天婦羅がお願いできるというものだ。

豚汁などはすぐ出てくるが、天婦羅は、注文が入ってから揚げるから、少し待つ。けれども、待っている間にも、豚汁やまぐろ重が次々と並べられ、運ばれていく様子を見ているのは壮観だ。そして、先の方の穴子天婦羅が出たら、次は自分の番だ。

さて、やってきたいわし天婦羅。鰯は、15cm程で身の厚さも上々。衣を通してもピッカピカなのが見てとれる。サックリ熱々の衣の下には、待ち望んだふっかりしっとりした鰯。ギュッと噛みしめると、鰯の香りと甘い脂がジワジワ溢れる。ピーマン、茄子の天ぷらもついて、あゝ幸せだ。

帰り道では、升本にシャッターが下りていて肝を冷やしたり(貼り紙によれば、6月20日まで休業とのこと)、三州屋の暖簾が白地に変わっていて、季節の移ろいを感じたり。岩戸に次来るときは、冷汁に会えるだろうか。

【お店情報】
岩戸 銀座店 銀座1-5-1 第三太陽ビル 地図

|

« キプフェル サクラマスのムニエル (阿佐ヶ谷) | トップページ | 源氏 本日の煮魚定食 (荻窪) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« キプフェル サクラマスのムニエル (阿佐ヶ谷) | トップページ | 源氏 本日の煮魚定食 (荻窪) »