三州屋 カキフライ定食 (銀座)
10月と云えば、カキフライが出始める時期。ここ数年、1日きっかりからカキフライを出しているのが三州屋。ならば、今年ももう出ているだろうと当て込んで来る。
三州屋へ入る路地の前のスタンド看板にも、入口の前にも、「カキフライ始めました」とうれしそうに貼りだされている。きっとこれを見て、「待ってました」と思うのは自分だけではないだろう。
ホワイトボードにも、ちゃんと「カキフライ定食」とある。あゝ、やっぱり代わりに穴子フライはなくなったようだ。一方で、秋刀魚は塩焼きの他、叩きにも出来るそうで、ホワイトボードが何時になく賑やかだ。
暫くして届いたカキフライ。今シーズンも会えたというのが、まずうれしい。さて一つと摘み上げると、シーズンインしたばかりというのに、想像していたよりも、ずっしり重い。サクリと一口食むと、香りもしっかりとあるし、旨味も中々。この香り。噛むほどに、フライの衣と牡蠣が混じって旨味が口に広がっていく倖せ。やっぱり好きだ、カキフライ。
やっぱり、カキフライを目当てに来た人もいるんだなぁと注文を聞いていると、奥から「瓶ビール1本」と声が聞こえる。こういう声も久しぶりだ。少しずつでも酒場らしさが戻ってくることを願っている。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
| 固定リンク
コメント
のむのむさんこんにちは
今年も始まりましたね。最初から大きいってイイですね。
昨シーズンは諸般の事情で食べられなかったので今年こそは。
投稿: けいのむ | 2021年10月 5日 14:45
●けいのむさん
ご無沙汰しております。お変わりありませんか?
ほんと、この日の大きさにはびっくりしました。
この1年、きっと美味しい牡蠣に出会えると思いますので、
是非、今年こそは!
投稿: のむのむ | 2021年10月 5日 21:19