Capio (阿佐ヶ谷)

昼から旨い料理でワインを呑める倖せよ。
この店が出来て、人生に新たな彩りが出来たと思うCapio。シチリアなど南イタリアの料理、それも、肉や魚の内臓を使った地元の屋台で食べられているような料理もあって、気取らないが、胃袋を掴まれてやまない店。それによく合うワインも勢揃いの大好きな店。
ほぼ夜に伺っているが、最近ランチに、パニーニやパスタだけではなく、魚のグリルやアクアパッツァが加わって、それに、前菜をオプションで足せるというから、伺うしかない。

先ずは泡を頂いて、ランチセットのサラダ。パリパリと食感のいいレタスには、旨いチーズと香りの良いオリーブオイル。紫芋のペーストも、シンプルに見えるが、香りと芋のふくよかさを感じる仕立てにドキドキする。

ここで、オプションでお願いした、自家製チーズの盛り合わせ。チーズ作りに目覚めて数年。モッツァレラにリコッタ、スカモルツァなど、日によって。ミルク感や瑞々しさが眩しいくらいで、とても好きだ。

メイン料理にグリルは、今日は真鯛。一尾丸々という豪快さ。皮目の香りの良さと、しっとりとした身と、中に入れたハーブやニンニクの程良い香り。それに、添えられたローストした紫キャベツも、メインを張れるような膨らむ旨味。旨味豊かな白ワインをぜひ。

もう一方のアウアパッツァなら鰈。しっとりと旨味の乗った鰈はもちろん、ふっくらとした浅利も旨いが、汁もご馳走(夜の自家製クスクスは最高)。とろりとして、紹介して頂いた際に「とろりとしていて」というワインと引き立てあうこと。ついつい、もう一杯と進んでしまう。

食後には、ランチセットのコーヒーと小菓子を。バナナケーキと聞いて、甘いものかと思いきや、スパイスが効いた大人味。グラッパやカフェコレットなんかにも合いそうだ。
休日の昼なら、ランチではなく、グランドメニューがお願いできる店を中心だが、オプションあり、飲める料理があるなら大歓迎。大好きな店だが、伺える幅が広がったのが、とてもうれしい。大感激。
【お店情報】
Capio(カピオ) 阿佐谷北2-36-1 地図
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