岩戸 豚汁定食 (銀座)

今年最後の出社の日(仕事は明日まで)。先日振られたコクシネルをちらっと覗いてみれば、遠目に見ても、カウンターに空席はない。そうとなれば岩戸だ。年末の挨拶をかねて、この寒さに豚汁を。
こちらも先日いっぱいで入れなかったから、ちらっと覗いてみると、カウンター席はほぼ埋まっているが、一番手前の席が空いている。ヨシヨシ。入口で注文と会計をして、待つことしばし。豚汁がやってきた。
具材は同じだが、日によって何が多いというのがあって面白い。一番あるのが、大きな大根がゴロゴロとだが、今日は豚肉がどっさり。一方の大根は存在感が薄く、里芋が多めというのも好い。ズズズッと汁を吸って、具を頬張ると、温かさが喉を伝って胃へ落ちていく。どんどんと溜まっていくと、ポッポと身体の芯から温まっていくところが好きだ。
それに、漬けの鮪。ダレだくで、鮪もだくなんじゃないかというほどたっぷりと。これをご飯に載せて口にすると、まぐろの旨味に海苔の香り、漬けタレの味わいがご飯に交じって、さらに口一杯に広がる旨味。そこへ、また豚汁を一口。豚汁とまぐろの漬け、ご飯の幸せのトライアングル。
帰りに年始の予定を聞きたかったが、店内も混み合ってきてお忙しそうだったから、「ごちそうさま」と挨拶だけ。今年もお世話になりました。どうぞ、また来年も。
【お店情報】
岩戸 銀座店 銀座1-5-1 地図
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