マティナダイニング (阿佐ヶ谷)

昼から存分に飲ませてくれる、ネパール&ネワーリ料理店が今愉しい!
阿佐ヶ谷一番街は、昼よりも夜のほうが賑やかな街。居酒屋やバーは勿論だが、面白いのが、居酒屋だけでなく、タイやラオス料理、ペルシャ料理、ハワイ料理、韓国料理など、諸外国料理店も多い。その同じ通りに、昨年末新しくオープンしたのが、ネパール料理店、マティナダイニングだ。
阿佐ヶ谷のネパール料理店といえば、以前、早稲田通りを超えたところにあって、そこで頂いていた料理はとても好み。しかも、この店は、ランチタイムでも、ダルバードではなく、一品料理で飲めるという。しかも、一皿の500円台からとリーズナブルで、テンションも上がるというもの。
最初伺ったときは、料理名と値段だけが書かれた品書きだったで、拙い知識で、あれこれ頼むのも面白かった。最初にお願いして、すっかりお気に入りになったマトンチョイラ。噛むと、羊肉らしい旨味と和えたスパイスがジワッと。スパイスが立ち過ぎず、やわらかく塩梅がとても好い。

チョイラも、マトン、鶏、豚の3種類あるが、スパイス焼きと紹介されているセクワも同じ3種類。チョイラがマトンということもあるが、セクワはチキンセクワを。チョイラとは違うスパイス感とジューシーさ。ダンドリーチキンに近いところも、親しみやすくて好い感じ。

肉料理ばかりもナンだからとお願いしたのがきっかけだったが、すっかりハマったのが、ほうれん草炒め。クミンなどのスパイスが利いて、見た目は地味だが、風味豊かで鮮やか。

野菜系のツマミといえば、ネパールの大豆の和え物、バトマスサデコもポリポリとした食感と酸味が、酒に合うし、いい口直し。

最近、立派なメニューブックが出来て、解説と写真を見ながら選ぶことが出来るようになったが、味や風味まで分からないし、新しいメニューも登場して、まだまだ愉しみは尽きそうにない。先日は、ネパール風のお好み焼きともピザとも云われるチャタマリを。米粉の生地を薄く延ばして、羊肉と玉子を乗せて焼いたもの。上にかかったカレー風味のソースともっちもちの食感が魅力的。
酒は、ハイボール(濃いめのことが多いのがいい)にビール、ワイン、サワーの他、ククリラムもあって、種類は豊富で、値段も控えめなところが、飲兵衛的に優しくてありがたい。
ダルバード(ランチは550円からとかなりリーズナブル)はもちろん、ネパール流の焼きそば、チョウメンや、うどんのトゥクパなどは、在宅勤務時のランチにも良さそう。休日の昼はもちろんだが、平日にも通ってしまいそうだ。
【お店情報】
MATINA DINING 阿佐谷南2-16-9 地図
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