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2022年4月21日

恵 きざみ (荻窪)

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今晩は好きな店で飲んで食べる予定があるから、昼はサクッと。好物の半田そうめんの店もいいが、恵でうどんなんてどうだろう。伊勢うどんで育ったから、うどんと云えばやわらかいもの。それとは違う旨いうどんがあることを教えてくれたのがここだ。

カウンターが3席ほどと2人卓が一つという小さな店。「こんにちは~」と暖簾をくぐると、「いらっしゃいませ」と女将さんとうどんを打っている息子さんが出迎えてくれた。

好きなのは、きざみ。今日もきざみかなぁと思って来たが、壁に貼られたメニューを見ると、例えばカレーうどんとか、どうだろうかという気がしてくる。けれども、あの好きな味を思い出すと、やっぱりきざみの温かいのだ。

「お待たせしました~」とカウンター越しに届くのは、醤油っ気が感じられない、やや白く透明な出汁と、たっぷりと入る葱と油揚げが印象的なうどん。先ずは大好きな出汁と具を一口。やわらかくなった葱と、その甘味が染み出た出汁、それをすった油揚げ。絶妙なトライアングル。淡く感じるが、押しつけがましくなく、じわじわと口に身体に染み入る旨味の品の良さ。

そしてうどんは太めの手打ち麺。コシやもっちりとした弾力と、噛んでいると小麦が広がってくるところが好きだ。もちろん出汁との相性も好い。器に入っている皆が主役。

夏になったら、茄子おろしや梅おろしなんかも気になるし、お隣の方が召し上がっていたお店のおすすめの一つ、合わせ(たぬき+きつね)も気になる。けれども絶対きざみが頭をチラチラ。さて次はどうなることやら。

【お店情報】
手打ちうどん 恵 天沼3-6-21 地図

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