田舎亭はなれ さわらの西京焼き (阿佐ヶ谷)

南阿佐ヶ谷から阿佐ヶ谷へと続く中杉通りの途中、洒落た和食の店がある。出来た当初は、夜飲めそうかなぁなんて見ていたが、コロナ渦になり、おばんざいや弁当のテイクアウト専門になっていた店。先日から、ランチの営業を再開されて、伺いたいと思っていたところ。
正式な店名は、京都祇園 石堀小路 田舎亭 はなれ。その名前のとおり、京都のおばんざいをメインに提供していて、今日も生麩と揚げ茄子のあんかけや、海老と冬瓜の炊いたん、粒山椒を使った牛肉のしぐれ煮などが、テイクアウト用のショーケースに並んでいる。
ランチメニューは、出汁を使ったロールキャベツを始めとして、4種類。せっかくだから、おばんざいがついたメニューの中から、さわらの西京焼きをお願いする。
運ばれてきたのは、ウキウキするような美しく盛り込まれた皿。さわらの西京焼きの他、烏賊の煮物や玉子焼き、ひろうす、黒豆の煮たのに漬物など。それに、瓜の冷製のお椀、菜飯にかきたま汁。それぞれに、食感や味わいの違いがあって美味しいから、ついついもう一口が欲しくなる。お椀もあられなどがあしらってあって、ちょっと贅沢な気分になる。
テイクアウトの方も多く、しかも皆さんご常連のよう。お隣に座られたイートインのご常連の方々は、ロールキャベツのファンだそう。好物のにしんの昆布巻きなんかも気になるし、ここにはまた来なくては。
【お店情報】
京都祇園 石堀小路 田舎亭 はなれ 阿佐谷南1-16-12 地図
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