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2022年8月 7日

やまか (札幌)

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十数年ぶりの札幌で出会った、人生一のジンギスカン。

札幌だけでなく、北海道自体が十五年以上ぶりだ。その前はスキーをしに来たり、観光客らしく小樽に行ったり。初めて雲丹やシャコが美味しいと思ったのは、社会人になって初めて来た北海道だった。

久しぶりに札幌に来るにあたって、仕事で札幌に頻繁に行っている方から、ここはおすすめと伺ったのが「やまか」。ジンギスカンの店だという。以前、札幌でも食べたことがあるし、有名店の東京支店で頂いたこともある。そんなに違う?と正直思ったが、想像以上。自分の人生一のジンギスカン。

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場所はすすきの。スマートフォンで場所を確認しながらやって来ると、店の前には行列。予約必至と聞いていたが、地元の方にも人気というのは本当だ。少しだけ優越感を抱きながら店に入ると、見事にモクモク。煙と美味い香りでいっぱい。そんなもんだから、入るとまず、匂いが付かないように、大きいビニール袋に上着やカバンを入れる。もちろん、着ていく服も、匂いがついてもいいやつだ。

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案内されたのは、入口脇の円弧状のカウンター。座ると、すぐに炭が入った七輪と鍋が用意される。サッポロクラシック片手に、先ずお願いしたのは、3種類の盛り合わせ。生ラムに、ラム特上肩ロースとマトンの特上肩ロース。運ばれてきたのは、漬け込み式ではなく、綺麗な桃色の羊肉。厚みもあって、見た目からして、もうこれ絶対にうまいやつ。

焼いている途中も、肉から染み出る脂の照りや香りが堪らない。先ずはとそのままと生ラムを食べてみると、先ず食感にびっくり。生らしい柔らかさと、雑味の無い綺麗な旨味。もし、人生で出会う羊肉がこれだったら、絶対羊肉のファンになるはずだ。

肩ロースの部分は、脂があってよりジューシーで濃い旨味。上等のラムとマトンを食べ比べできるというのも楽しいし、鍋を伝って落ちた脂を吸った野菜の旨いこと。これも、ジンギスカンの醍醐味の一つ。最初のもやし・葱・玉葱はセットで、その後は追加。これ重要。

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店内に張り出されている日替わりのメニューもあって、その中から、ラムハツと極上の肩ロース。このハツのピカピカ具合、肩ロースも先ほどのも素晴らしかったが、「極上」というだけある美しさ。羊を半頭買いして、捌いているからできることだそう。旨味や食感はそれぞれだが、味わいや風味は豊かで、やはり感じるのは透明感。

結局、もう一度3種盛りをお願いして大満足。飲むものには悩んだが、ワインも好い。リーズナブルで、羊肉に合うものがしっかりラインアップ。店もお店の方も活気があって、気配りもバツグンだし、皆イキイキとしているのが、とても好い。そして、なんだか、ここに来るために、また札幌に来たくなる気がするのだ。

【お店情報】
炭焼き成吉思汗 やまか 札幌市中央区南六条西4-1 プラザ6・4ビル 1F 地図

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コメント

こんにちは。
いつも楽しみに読ませていただいております。
こちら大変気になります!
ホッカイダーにとっては、ジンギスカンというとタレに漬け込んだタイプのイメージでした。
実家からも行きやすい場所、来月帰省の予定なので、なんとか伺ってみたいです。

投稿: あき | 2022年8月 9日 14:44

●あきさん
こんにちは。いつもありがとうございます。
ご実家からも行きやすいところなんですね!羨ましい。
私もジンギスカンというとタレに漬け込んだものを
イメージしていましたが、札幌では増えてくるそうです、
タレを付けて食べるのですが、そのタレも美味しくてクセになる感じなので、
ぜひそちらも楽しみにして下さい!

投稿: のむのむ | 2022年8月11日 07:50

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