テンポラネオ食堂 日替わり定食 (荻窪)
今日も変わらず美味かった。伺ったのは、テンポラネオ食堂。荻窪駅の程近くにあるが、裏通りのまるで住居のような店舗で、入口も分かり難い。まさにひっそりとある定食屋だが、拘りの定食を目当てに客が絶えずやって来る。
そろそろ伺いたいと思って、Twitterでお知らせされる日替わりメニューを確認すると、鶏むね肉と茄子の味噌煮に、夏野菜のゼリー寄せ。それに大好物のいわし丸干し焼きと、そそられるものばかり。
「お待たせしました」と運ばれてきた定食は、見た目にも、上質で健康的でうれしくなる。先ずはと、鶏むね肉と茄子の味噌煮に手を伸ばすと、しっとりするように衣を叩いたむね肉のトゥルンとした食感と、茄子と味噌、油の間違いない組み合わせ。ゼリー寄せなら、とうもろこしに枝豆、オクラ等が、キラキラとしたゼリーの中からあふれ出る。野菜は食感も活かしてあって、瑞々しさも口に美味しい。
いわし丸干しなら、頭からガブッと齧り付くと、身と脂の濃い旨味、香りにグッと来るし、味噌汁は、いつも以上に具沢山。なめこに舞茸、椎茸などのきのこ類に、ズッキーニやトマトなど夏野菜。牛蒡、南瓜、人参などの定番野菜、豆腐に油揚げ等々。これだけ具材が入っているのに、澄んだ出汁の味わいが何とも深い。
つや姫を使った土鍋炊き雑穀ご飯に、自家製のぬか漬け。隅から隅まで気が配ってあって、透明感のある料理たち。改めて、何度も伺いたくなる好きな店。
【お店情報】
テンポラネオ食堂 荻窪5-18-9 杜ビル1F 地図
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