田舎亭 はなれ いわしの煮付け (阿佐ヶ谷)
今日はあそこに行こう!と決めていた店があったのだけれど、そういえば、月曜定休じゃなかったっけ?と思い出す。がっかりはしたけれど、店に行く前に気付いてよかったと思い直して中杉通りを歩いていると、田舎亭はなれのランチメニューが増えていることに気が付いた。
京都のおばんざいをメインに提供する店で、ランチなら、おばんざいと焼魚などの定食や、和風のロールキャベツが人気。けれども今日は、それらはそのままに計7種類とメニューが豊富。ずっと気になっているにしんの昆布巻は、残念ながらなかったが、鮭の西京焼きや鰯の煮付けとか好きな感じだ。
結局お願いしたのは、いわしの煮付け。憧れの昆布巻きに近いんじゃないかと思ってのこと。運ばれてきたのは、煮付けとおばんざいの盛り合わせに、白和えと赤飯、味噌汁のセット。赤飯かぁ。来るたびに違うご飯が出てくるところも好きだ。
メインのいわしは、煮付けというよりも甘露煮のような、艶々の小ぶりのいわしで、こっくり甘辛。骨まで丸ごと食べられるやわらかさ。こういう味付け、久しぶりだ。これなら絶対昆布巻も好きに違いない。一方のおばんざいは出汁を利かせた穏やかな味わい。飛竜頭を噛むと、ジュッと出汁が溢れ出てくるところなんてとても好み。それに好物の白和えが副菜というのも好い。
手軽な和食のランチがあるって、本当にありがたい。次は、昆布巻に会えますよう。
【お店情報】
京都祇園 石堀小路 田舎亭 はなれ 阿佐谷南1-16-12 地図
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