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2022年10月 4日

三州屋 きんめの煮付けとライス (銀座)

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牡蠣のシーズンがやってきた。もう少し、牡蠣が大きくなってきてからでもいいかと思う一方で、やっぱり好物の牡蠣フライが食べたいと思うもの。毎年、10月の早い時期から、牡蠣を出している三州屋の前まで来てみると、路地に入る手前に貼られている品書きに、「牡蠣フライはじめました」の文字。見てしまったら、居ても立っても居られなくて、紺地になった暖簾をぐぐる。

丁度ホワイトボードの前のカウンター席に腰を落ち着けて、さてととホワイトボードを見遣ると、おや?牡蠣フライの文字がない。一方で、春夏限定の穴子フライが書いてある。出始めのだから、今日は牡蠣が入らなかったのだろうか。まぁ、これも仕方がない。それなら、久しぶりに鳥豆腐が付くセットをと、きんめの煮付けとライスをお願い。

鳥豆腐が付くセットは、提供が早いのみ魅力。煮付は、大振りの切り身がたっぷりと2切れ。一口大にほぐして口に運べば、身がほろほろと崩れ、旨みと甘辛い汁とが混じって溶ける。ほぐした身を白飯にワンバウンドさせて出来る、煮汁が染みたところも、また旨い。鳥豆腐も、相変わらず具材も旨味もたっぷりのスープ。ご飯と漬物まで揃えば、定食として立派なものだ。

一息ついて周りを見渡せば、壁には「季節限定 牡蠣フライ」という貼り紙を発見。あゝ残念。あったのか。とはいえ、牡蠣のシーズンがやって来たのはうれしいし、しばらくすれば安定して入って来るだろうし、これからが楽しみで仕方がない。

【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図

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