Aola ブルーチーズ・カキフライ (荻窪)

今シーズンもカキフライのサンドイッチが始まったと知って、いそいそとAolaへ向かう。Aolaもそうだ。荻窪にあるサンドイッチの専門店で、夜にはクラフトビールやワインで、つまみも楽しめる店。オープン当初は、冷製のサンドイッチのみだったが、すっかり軌道に乗って、ホットサンドやバゲットサンドなど、パンの種類が増えてきて、益々面白くなってきたところ。
その流れで、昨年は作り置きのカキフライのサンドイッチも、今年は揚げ立て、作り立て。もう楽しみで仕方がない。
注文をすると、カキフライを揚げつつ、パンをトースト。キャロットラペやソースなどを積み上げて具材をセット。見事な手際でクルクルッと紙で巻いて、ナイフでザクリ。「お待たせしました」と色鮮やかなサンドイッチが届く。
鮮やかなのは色合いだけではなかった。マスクをしていても鼻を擽る牡蠣らしい潮の香り。これは揚げ立てならではだなぁ。ガブリと齧り付くと、カキフライらしい牡蠣の旨味と衣の旨さも然ることなら、個性控えめなブルーチーズとの相性のいいこと。キャロットラペや、南瓜など、食感や甘さ、酸味のバリエーションが豊かで、食べるところによって味わいが異なるのも面白い。組み合わせて楽しむ美味しさは、こういうサンドイッチならでは。
平日は、サラダかポテトフライがセット。新メニューのラムのスパイスハンバーグ・サンドイッチなんかも気になるし、カキフライだって、また次に来たときは、具が違っているんだろうなぁ。美味しいだけじゃない、このワクワク感も堪らない。
【お店情報】
Aola 天沼3-30-41 地図
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