三州屋 カキフライ定食 (銀座)
今日は絶対カキフライ。一口にカキフライと言っても、和食系もあれば洋食系もあったりと、その有り様は結構様々。今日は味噌汁が一緒にあるとうれしいと、三州屋へ来る。
暖簾をくぐると、カウンターにもテーブルにも少々の空席あり。「一人です」と告げると、「こちらへどうぞ」とカウンター席を案内してくれた。ホワイトボードの前の席、結構久しぶりかもしれない。
目当てのカキフライ定食を注文して、しばらく待つ。短冊に書かれた定食の品書きを見ていると、穴子フライの短冊が。ほほう、穴子フライは定番メニューになったんだ。鯖味噌なんかも、久しぶりに食べたいなぁ。
そうこうしていると、お待ちかねのフライが届く。おぉ、これはいいぞと喉が鳴る。衣を纏っていても、丸々と太ってきたことが手に取るようだ。一つ摘まんでサクリと一口。あゝこれこれ。この香り。それに、身の厚みと旨味の迫力。噛むほどに、牡蠣の身自体の旨さと衣の香ばしさが混じり合って、口いっぱいに広がる旨味。冬がやって来たんだなぁ。
それに、もう一つの目当ての味噌汁。この熱々のなめこの赤出汁は、とろりとした粘度と熱さが、寒さに嬉しい。
今年、三州屋へ来るのも、これが最後かもしれない。今年もお世話になりました。けれども、来年こそは、夜に飲みに来たいものだ。
【お店情報】
三州屋 銀座店 銀座2-3-4 地図
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