となりの食堂 トンテキ (荻窪)

いつもの店も大好きだが、最近、新しい店とか、しばらくご無沙汰している店に行きたい気分がむくむくと。今日はどうしようかと考えて、向かったのは荻窪にあるとなりの食堂。荻窪白山神社の向かいにある小体な店。日常に寄り添うような感じの好い店だが、コロナ渦は休業している時もあり、少し遠いこともあって、すっかりご無沙汰してしまっていた。
定食は、焼さばや銀鮭、生姜焼きなど、6種類ほど。メニューが書かれた黒板を見ると、目に飛び込んできたのがトンテキ。生姜焼きも好きだが、厚切り肉に目がないんだ。
グリラーでじっくり焼いた豚肉を、玉ねぎとソースと合わせてフライパンで仕上げる一方で、副菜やご飯、味噌汁などを揃えていく。こういう過程が見られるのも、カウンターならでは。皿が一つ、また一つと並んでいくのは、ワクワクする。
届いたトンテキは、しっかり肉厚。そしてこの照り。食べ応えはあるけれども、やわらかくて、甘辛い味付けはご飯を呼ぶ。タレが絡んだ玉ねぎや、葉野菜たちも好いおかず。副菜には筍の煮物と季節の恵み。これに美味いご飯があれば言うことなし。
12時を少し回った頃から、ご常連らしいサラリーマンが、一人また一人と来る。サイドメニューも豊富で、「焼さばに、コロッケ」と慣れた様子でご注文。店の方の距離感も好きだ。今度はご無沙汰にならないうちに、また。
【お店情報】
となりの食堂 上荻1-10-3 地図
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