« 岩戸 豚汁定食 (銀座) | トップページ | Aola パルメザンオムレツサンドイッチ (荻窪) »

2023年6月25日

ロス・ピンチョス (博多)

R0007333001_20230625104101

ドキドキする美味しさと雰囲気。博多で出会った素晴らしきスペイン料理店。

R0007318001

五島への旅の最終地点は博多。和食が多めになるから、毛色の違う料理が食べたくなるだろうと、予約したのがスペイン料理のロス・ピンチョス。パエリアが人気と聞いたが、タパスで飲もうと予約したが、重厚感ある内装と落ち着いた雰囲気で、バルではなくしっかりとしたレストラン。オープン時間に伺ったが、続々と客が訪れる人気店。

R0007320001_20230625104601

先ず感激したのが、前菜たち。イワシのマリネもこの華やかさ。脂が乗った鰯にワインビネガーの酸味とトリュフオイスの香り。オリーブやナッツなどの風味や食感も相まって、豊かな一品。

R0007326001_20230625104601

鶏レバーのパテにも驚いた。飲んだくれ的には、こんな洒落たの見たことない。濃厚だけれども、きめ細やかで嫌味のないパテに、林檎の仄かな甘酸っぱさとキャラメルのほろ苦さ。ワインが吸い込まれて仕方がない。

R0007334002

人気No.1メニューと聞いていたマッシュルームのアヒージョ。定番だが、熱々のところを頬張ると、マッシュルームのサクッとした食感と塩気、旨味が移ったオイルがジュワッ。オイルにパンを浸すのもご馳走。

R0007335001

やっぱり好物のカジョスは外せない。ミノやハチノス、和牛肉等とガルバンゾ豆の煮込み。ソースはグツグツ、湯気濛々とやって来た。類はやわらかくクセもないし、ソースも複雑だが綺麗な味わい。そう全体的に

R0007343001

もう少し食べられそうだと、スペイン風 ミートボールのオーブン焼きを。熱々で運ばれてくるから、立ち上がる香りが食欲を誘う。口にすると、ほろりとやわらかいミートボールから溢れる肉汁とチーズの美味しさに、ギュッと詰まったトマトソースの旨味とコク。ワインを一人1本ずつ空けて大満足。「全然かわりませんね」とお店の方に告げられて苦笑い。

R0007353001

それにしても、これほど印象的なスペイン料理は初めて。玉子好きとしてはトルティージャやタパスなんかも食べたいし、温かい魚介料理も食べてみたい。博多に行くなら必ず再訪したい店。

【お店情報】
Los pinchos 福岡市博多区網場町6-9 地図

|

« 岩戸 豚汁定食 (銀座) | トップページ | Aola パルメザンオムレツサンドイッチ (荻窪) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 岩戸 豚汁定食 (銀座) | トップページ | Aola パルメザンオムレツサンドイッチ (荻窪) »