サイゴン ブンチャーゾー (有楽町)
行きたい店、食べたいものは色々あるけれども、夏といえば、サイゴンもブンチャーゾーは外せない。サイゴンで初めて食べて、嵌ってしまったブンチャーゾー。以来、いろいろなお店でいただく機会が増えたが、一番好きなのはここの味。
一方で、サイゴンが入る有楽町ビルヂングは、今年建て替えを迎える。ここで食べるブンチャーゾーは今年で終わりかもと考えると、今行っておかなくてはと思った次第。
ブンチャーゾーは、素麺のような細く丸い米麺「ブン」に、揚げ春巻を載せた冷たい麺。冷たい麺に甘酸っぱいタレがさっぱりとして夏っぽいが、みっちりと詰まった肉々しい揚げ春巻きに、甘辛く厚みのある豚肉までのって、ボリュームとスタミナ満点。
一方で、野菜やなますも入って、暑さに負けないバランス食。ナッツの食感や芳ばしさ、香草の香りも愉しく、大皿にたっぷりと装われているのに、あっという間にペロリと平らげてしまうんだ。
隣の5人組の方々も、やっぱりねと言いながら4人がブンチャーゾー。やっぱり夏はこれですよねと、勝手に仲間意識を覚えたりする。
会計をして店を出ると、マーブルの前には長い行列。壁の張り紙には、10/13までの営業とある。隣の新有楽町ビルヂングとともに、この辺りには思い出が幾つも。あと僅かの間に思い残しのないように。
【お店情報】
サイゴン 有楽町店 有楽町1-10-1 B1 地図
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