よし田 牡蛎南ばん (銀座)

あそこで牡蠣フライとか、あの店で牡蠣ドリアとかと、出社途中いろいろと悩んだけれど、今日目指したのは、よし田の牡蛎南ばん。朝寒くて、温かい麺がいいなと思ったこともあるし、関東風の汁が染みた牡蠣を思い出したら、居ても立っても居られなかった。
店に来ると、12時前だというのに、かなり席が埋まっている。しかも、ビールや蕎麦湯割り、鍋を楽しまれている方々が半分近く。よし田らしい風景だ。
さて、牡蛎南ばん。こちらの牡蛎南ばんの特長の一つは、立派な牡蛎。火が入っているにも関わらず、ぷっくり丸々としてはち切れんばかり。齧り付くとぷりんと身が弾けて、潮の香りと、出汁が染みた牡蛎の身の旨味がじわり。
もう一つの特長が、関東風と関西風の汁の用意があること。最近は関東風が好みで専らこちら。件の牡蛎に関東風らしい醤油と鰹が利いた汁が染みたところが好きなんだ。蕎麦はなめらかで歯切れよく、若芽やとろりと柔らかくなった葱も名脇役。
12時を過ぎると、近くにお勤めらしい方々が続々とやって来て、好き賑わい。年末らしさを想う。
【お店情報】
よし田 銀座6-4-12 KNビル 2F 地図
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