瓜坊 豚肉の生姜焼き定食 (荻窪)

先月瓜坊の定食屋さんでランチを頂いたときは、いつもと全く変わらなかったのだけれど、その1、2週間後に前を通ると、ここでの営業は終了して、もう一つの「瓜坊」で営業するとの知らせが貼り出されている。もう一つの瓜坊とは、同じ荻窪駅南口、よくランチで伺う源氏やぽちぽわの並び、緑地に白抜きの「瓜坊」の文字が目印の店だ。
こちらの店舗は初めて。入ってみると、同じようなカウンター席が並んでいるが、奥にはテーブル席もあって、前の店舗よりもゆったりとして空間は広め。バックバーもあって、飲むなら雰囲気はこっちだ。
メニューは、以前と変わらず、和洋折衷取り揃えの定食がいくつか。鮭の西京焼きに、納豆オムレツ、グラタンなど、今日は好きで食べなれた料理が多め。それなら、それほど定番料理だけれど、ここでは一度しか食べていない豚肉の生姜焼きを。
小鉢が揃えられ、ジュッーと炒める音が聞こえてくると、間もなく料理が届く。こんもりと盛られた生姜焼きは、薄切りの豚肉と玉ねぎが絡み合うタイプ。醤油と脂、それにくったりとした玉ねぎの甘みのトライアングル。そして、これには旨い飯だ。
そして、やはりここの味噌汁が好きだ。薄味だが、出汁がしっかりと利いた透明感ある美味い味噌汁。胃が温まってほっとする。こういう美味しく健康的な定食が、変わらず近くにあるという幸せ。
なお、以前の店舗は、こちらもファンの居酒屋「サカナとタナカ」の姉妹店が3/10にオープンしている。
【お店情報】
瓜坊 荻窪5-23-6 地図
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