阿波や壱兆 鯛と薬味野菜のそうめん (阿佐ヶ谷)
花冷えの一日と聞いて、今冬最後の鍋焼きうどんにでもしようかと家を出たけれど、思いのほか寒くなくて、そこまで熱々のものでなくてもいいかと考え直す。そうだ、最近始まった阿波や壱兆の春のメニューなんてどうだろう。
阿波や壱兆は、大好物の半田そうめんの専門店。レギュラメニューの他、季節に合ったメニューも出していて、「鯛と薬味野菜のそうめん」もその一つ。昨年いただいて、印象に残っているものの一つだ。
名前のとおり、薄切りの鯛の切り身と薬味野菜が乗ったそうめん。薄桃色と若草色が春っぽい。先ずは出汁をと一口飲むと、鯛を使ったいつもとは風味の異なる出汁。そして、出汁で温められ少し白くなる鯛は、まだふんわりとやわらかくて、品の好い甘さがじんわり。
薬味野菜も、季節柄か若い芽が主体で、青味ややわらかい苦み、口当たりの良さもやさしくて鯛に似合い。それに、あられが入っているところが個人的なツボ。こちらのそうめんのファンだが、やはり一番好きかもしれないくらいに好みの味。
肌寒いからか、今日は担々豆乳そうめんが人気。これ定番で唯一食べたことがないんだなぁ。すだちそうめんも始まっているし、次何をいただこうか、また悩みそうだ。
【お店情報】
阿波や壱兆 バイパス店 阿佐谷南3-2-3 ローレルビル 1F 地図
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