ぷちぽわ ポークフィレのソテー （荻窪）

洋食気分で、少し久しぶりになってしまっている「ぷちぽわ」へと向かう。荻窪駅の南口、源氏や瓜坊など、飲食店が並ぶ細い路地の中にあるビストロ。マスターが一人で切り盛りするこぢんまりとした店。

店に入るといつもカウンター席だが、今日はすでにカウンター席はいっぱい。予約も入っているようで、今日は少し忙しいかもしれないなぁと思っていたが、いつもと変わらぬ感じで、テキパキと注文を取ってくれる。今日はポークフィレのソテーに、白身魚のパン粉焼き。それと定番のビーフシチュー。この店の来るときはビーフシチューという位にファンだが、この暑さ。それで、肉料理をお願いすることに。

先ず、サラダとスープが届く。こんな季節だからビシソワーズかなと思っていたら、冷製のかぼちゃのスープ。夜のメニューにもあるようで、新しい定番なのかもしれない。

頃合い良く運ばれてきたポークフィレのソテーは、たっぷりと２枚に、相変わらず、色とりどりの野菜を添えて。口にすると、しっとりジューシーで柔らかくて、軽やかなフィレ肉に柔らかい酸味とコクが心地いい。野菜もソテーしたものだけでなく、口にしてジュワッと旨味が広がる煮たものあって、小さな幸せも沢山。

そうこうしているうちに、店は満席。クルクルと働くマスターに、「ここにお支払いしていきますね」とレジ前に置いたのは1,000円札一枚。お一人でやっているとはいえ、手間暇のかかった料理に頭が下がる。

【お店情報】
ビストロぷちぽわ　荻窪5-23-7 加藤ビル 1F　地図