フジ(FUJI) ポークソテー (丸の内・有楽町)
久しぶりにフジに来る。東京駅と有楽町を結ぶ新幹線の高架横にある一軒家の喫茶店。この辺りも再開発が進んで、すっかり見通しがよくなったこともあって、その存在感が増した気がする。
店内は、その立地や外観から想像するよりもずっと広く、近隣に勤めるサラリーマンの憩いの場だが、意外に静かでエアポケットに入り込んだような感覚になれるし、食事メニューが豊富で、ランチを目指してくるご常連も多い店。ナポリタンやサンドイッチ、カレーにドリア、ハンバーグ。以前の記憶にはなかった日替わりメニューも。
今日久しぶりに来た理由は、メニューにポークソテーを見つけたこと。生姜焼きもあるというのがポイントで、厚切りの一枚肉のソテーに合えるのではないかと思ってのこと。
店に入ると忙しそう。聞けば、厨房の人数がいつもより少ないそう。少し時間がかかるかもというが、今日のところは問題なし。先にコーヒーを貰って、本を読みながら待っている間も、続々とご常連がやって来る。
しばらくして届いたポークソテーを見て、来てよかったと確信する。1cmはありそうな厚みと大きさもあるポークソテーに、これまたたっぷりと添えられたサラダ。ソテーには、デミグラスソースに生クリームがかけられていて、肉のボリュームに負けない味わいなのはもちろん、ご飯と合うというのが喫茶店的で好い。
すっかり忘れていたが、今では珍しい全席喫煙可。多少煙草に匂いはするが、このポークソテーに惹かれて、また伺ってしまいそうだ。
【お店情報】
フジ 丸の内3-7-2 地図
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