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2024年11月 4日

ひなぎく (阿佐ヶ谷)

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ランチにアペロ、夜飲みにも。美味しくて使い勝手のいいカフェダイニング。

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或る週末、阿佐ヶ谷の人気蕎麦屋の一つ「やの志ん」の辺りで、いつもとは違う角を曲がってみようと路地裏に入ったところで、目に入ったのが「昼飲みできます」という文字や料理の写真。平日のランチで先ずと伺って、今度は飲みに行こうと休日の昼に伺ったところ、美味しくて楽しくて、すっかりファンになったカフェダイニング「ひなぎく」。

平日のランチで最初にいただいたのが、サバのリエットのサンドイッチだったが、リエットがとてもワインに合いそうで、メニューにある、温冷菜の盛り合わせや、リエットやフムスなどの盛り合わせが俄然気になっていたのだ。

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在る日お願いした温冷菜の盛り合わせが、この写真。キャロットラペに紫キャベツのラペ、オムレツに、鰯とジャガイモのコロッケ、チーズとナッツのテリーヌの盛り合わせ。オムレツの厚さや、野菜がたっぷり入っているところが好いし、コロッケは揚げ立てアツアツでボリューム満点。それに鰯の旨味とジャガイモの組み合わせは間違いない。それに、チーズとナッツのテリーヌは、軽やかな口どけと濃厚な旨味が、まさにワインのお供。

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また、別の日にいただいたのは、ラペやチーズとナッツのタルトの他、自家製ソーセージと、ひよこ豆のコロッケと言われるファラフェルの盛り合わせ。ソーセージは、ハーブやスパイスの入った肉感や、ファラフェルのカリカリ感が堪らない。

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これらの料理は、いずれも単品でも注文可。自家製ソーセージなら、盛り合わせの時とは違った盛り付けで、網脂で包んで焼いたもので、肉々しさが一品料理としても申し分ない一品。

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そして、店を好きになったきっかけのリエットなどのパンのお供の盛り合わせが、また素敵。そのサバのリエットに、レバームース、フムスにレーズンバター、砂肝のコンフィ。それぞれ味わいが異なるから、あれこれ食べたくなるのはもちろん、どれもワインに合う。

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パンのお供の盛り合わせは、パンもセットだが、この自家製パンもまた旨い。プレーンなものから、ナッツやドライフルーツが入ったもの、粉の違いなども様々で、どのパンにどれを塗って食べようかと手がとまらなくなる。

夏にはカレーがあったり、最近は寒くなってきたからと煮込み料理があったり、定番メニューの他、季節ごとにメニューが変わっていくのも楽しいところ。組み合わせ次第で、平日のランチでも、ワインとともにでも、楽しめる気軽さ、使い勝手の良さも好きだ。楽しみな店がまた一つ。

【お店情報】
cafe&dining ひなぎく 阿佐谷南3-33-11-2 地図

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