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2024年12月24日

あゆむ 参鶏湯・ハーフ (築地)

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築地で13時から所用があって、それなら昼は築地でと考えていた。長生庵で牡蠣のそば、中村家でかきちり、久しぶりに紅蘭でシュウマイという手もあるなと散々考えていたけれど、今朝ふと「あゆむ」のことを思い出した。

聖路加国際病院の近くにある「あゆむ」。「もんじゃ&参鶏湯」という組み合わせも不思議だし、もんじゃは「フレンチもんじゃ」というのも謎。それに反する凛とした佇まい。奇をてらっているのではなく、伺ったのは15年ほど前のことだが、美しく美味しい参鶏湯だった記憶がある。

ランチのオープン時間の11:30に訪ねると、すでに2階は団体客がいるようで、賑やかな声が聞こえてくる。カウンターに腰をかけると、すぐご常連らしい方がやってきて、予約をした豚チゲを手慣れた様子で召し上がっている。

自分は懐かしの参鶏湯のハーフサイズをふたたび。先ずサラダと白菜キムチが運ばれてきて、5分ほどで参鶏湯が届く。半透明の綺麗なスープに鶏肉、葱、クコの実や松の身が入り、見た目からして繊細で美しい。先ずはスープをと一口飲むと、旨味がありながら後味がすっきりとしてまろやか。ずっと飲んでいたいくらいの旨味とやさしさが絶妙なスープ。鶏肉はスプーンで簡単にほぐれるほどに柔らかで、丁寧な下処理が窺える綺麗な味わい。

そういえば、昨晩久しぶりに夜遅くまで飲んでいたことを思い出して、この参鶏湯こそ、今一番欲していた料理じゃないかと思い至る。食べ進むほどに体の隅々にまで滋養が染みわたるような食後感。場所柄、頻繁に来ることは難しいが、今朝この店を思い出した自分を褒めたい。

【お店情報】
フレンチもんじゃ&参鶏湯 あゆむ 築地7-14-3 地図

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