くーたん スン豆腐チゲ (荻窪)

上着が要らないほどの暖かさだが、今日食べたいのは、熱々で辛い料理。いくつか韓国料理や焼肉店が頭に浮かぶが、選んだのは「くーたん」。荻窪駅のほど近くにありながら、ビルの奥まった場所にひっそりと佇む隠れ家的な韓国料理店だ。満席で入れなかったこともあり、最近は新しい店に訪ねていたせいか、少しご無沙汰していた。
今日の気分からすると、狙いはユッケジャンかチゲ。チゲもスンドゥブの他、キムチチゲなど数種類あって、どれにするか悩ましい。以前いただいた味を思い出しながら、今日はこれだと確信し、スン豆腐チゲをお願いする。
先ず、サラダにキムチ、韓国のりが運ばれてきて、その後、濛々と湯気の立つチゲが登場。赤く沸くスープが食欲をそそる。さっそく一口スープをすすると。熱さと辛さの中に、しっかりとしたコクが広がる。そうそう、この海鮮系の濃い味わい。スープの中には浅利や海老も入って、飲むというよりも「食べる」に近いほどの旨味の密度。玉子の火通り具合も完璧で、最後にご飯を入れて、おじや風にして。
器はやや小ぶりながら、その美味しさは量を凌駕するほどの満足感。やはりこのスンドゥブ好きだ。改めてメニューを確認すると、牛みそチゲやナムル定食など、記憶にない新たなメニューも並んでいる。まだまだ食べたいものが尽きそうにない。
【お店情報】
くーたん 荻窪5-29-11 プラザいなば1F 地図
| 固定リンク
コメント