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2025年8月26日

布恒更科 鯵の冷汁そば (築地)

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今日は冷たい麺の気分だ。うどんではなく、そうめんや冷麦、それに蕎麦。少々久しぶりの泰明庵で冷やしカレーそばもいいなと思ったが、閃いた。布恒更科の冷汁そばだ。

築地四丁目交差点の近く、喫茶店のレンガやふじむらのある辺り。すっきりとした店構えからして喉が鳴る。目当ての「鰺の冷汁そば」は季節限定。季節ものは店の奥の壁に貼られているから、それを確認すると、まだ提供しているようだ。「冷やしすだち」や「冷やしたぬき」、それに季節の天ぷらは「鱧」に「白えび」。一杯いきたくなるが、仕事中だし諦めよう。

暫くして運ばれてきたのは、見るからに丁寧に拵えたのが一目で分かる冷汁。器が置かれただけで、ふわりと焼いた鯵と味噌が鼻を擽り、食欲をそそる。器もしっかり冷えていて、そのまま口にすると、記憶にある濃密さ。そう、ご飯にかけるものではなく、コシのあるあの躍動的な蕎麦のつけ汁として作られたことを再認識する。

そして、蕎麦をそっとつけて啜り上げると、今度は茗荷や紫蘇、胡瓜の爽快な香りが鼻腔を抜けていく。ふと香ばしさがすると思ったら、焼いた鰺。ゴロンとした身が入って、風味だけでなくしっかりと味わえるというのも、鯵好きとして嬉しいところ。別添えの生姜も香り高く、より爽やかさを添えてくれる。

蕎麦湯を入れれば、グッと穏やかになるが、汁に溶け込んだ旨味の豊かさが温みと共に立ち上がり、上等な〆。耳に入る注文は、やはり冷汁そばが多い様子。こう暑い日が続くのであれば、今度は冷やしすだちを食べにこようか。

【お店情報】
築地 布恒更科 築地2-15-20 地図

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