旬香亭 アジフライ&ポテトコロッケ (丸の内)

10月1日になったら牡蠣を思うのは必然。ここ数年、安定して早い時期から牡蠣料理を出してくれるのが、有楽町にある中華料理店「小花」の牡蠣そば。今年はどうかと聞けば、明日10月2日からとのこと。
その流れでやってきたのは、丸の内にある旬香亭。昨年牡蠣フライがあるのを知ったが、シーズンの終盤。しかも数量限定で売り切れてしまい、食べられなかったものだ。まだ今日はないだろうけれど、久しぶりに美味しいフライをいただこうと足を運ぶ。
今日の目当ては「アジフライ」。好物の一つだから、食べたいと思っていたんだ。来てみると、季節限定の帆立フライもあって悩んだけれど、初志貫徹だ。
まず届いたのがセットのスープ。今日はトマトのポタージュで、ほんのりオレンジを帯びた艶やかな赤が食欲を誘う。口に含むと、トマトの酸味とポタージュらしいまったりとしたコクのバランスがとても好い。
そしてアジフライとポテトフライが運ばれてくる。アジフライは鯵を三枚おろしにした好みのタイプ。しかも厚みがあるのが嬉しい。歯を入れるとサクサクの衣が割れて、湯気がほわりと立ち上がり、ゆっくらしっとりした身が現れる。噛みしめると、衣と鯵の旨味が混じり合って、広がるアジフライならではの美味しさ。
一方のポテトコロッケは、割ったとたんに肉の香りが立ち上る。驚きは、クリームかと思うほどとろとろのじゃがいも。口にすると、とろとろのじゃがいもからゴロゴロとジューシーな粗挽きの肉が現れる。衣のサクサク、とろとろ、そしてゴロゴロ。このトライアングルすごい。
やはりここのフライは美味しいなぁ。やはり今年は牡蠣フライは逃せないし、アジフライだってまた食べたい。グラタンも美味しいんだよなぁ……と思うと、何度も訪ねるしかないと思うのだ。
【お店情報】
目白 旬香亭 丸の内店 丸の内3-2-3 二重橋スクエア B1F 地図
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