2025年2月28日

ひなぎく 鶏むねのコンフィとキャロットラペのサンドイッチ (阿佐ヶ谷)

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休日の昼にランチがてら飲みに行くことはあるが、平日のランチとしては少し久しぶりの「ひなぎく」。ランチにアペロ、カフェとしても楽しめるカフェダイニング。ワインに合うおつまみも魅力だが、パンがとても美味しく、平日のランチなら、サンドイッチもおすすめの一つ。

先日、店のInstagramで紹介されていた「ポトフとパンのセット」が気になっていたが、昨日、ポトフがとても人気だったようで、今日は売り切れ。それならば、サンドイッチだ。今日は4種類あり、まだいただいたことがない「鶏むねのコンフィとキャロットラペのサンドイッチ」をお願いする。

お待ちかねのサンドイッチは、たっぷりとしたサラダを添えて届く。葉野菜の上に重なるように並べられた鶏むねのコンフィ、その上にこんもりと盛られたキャロットラペ。ドレッシングやマスタードがパンに馴染み、全体を一つにまとめているところが好い。それに、外はカリカリ、中はもっちりとしたパンの美味しさも格別だ。

セットの日替わりのスープは、玉ねぎとベーコンのスープ。じっくりと炒められた飴色玉ねぎの甘みと旨味がじんわり。

メニューが季節に合わせて変わっていくのも「ひなぎく」の魅力の一つ。今日気になったには、蕗の薹のミニトースト。おつまみサイズのトーストで、蕗の薹を混ぜたバターを乗せたものだそう。聞いているだけで、ワインが欲しくなってくる。週末に改めて訪れようか。

【お店情報】
cafe&dining ひなぎく 阿佐谷南3-33-11-2 地図

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2025年1月26日

ぽえむマノアマノコーヒー スパイシー厚焼き玉子サンド (高円寺)

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高円寺に、前々から気になっていた玉子サンドがある。近いものの、休日には行列が出来る人気店で、気軽に訪れるには少しハードルが高い。けれども、正月休みの時期、開店時間を狙えば入れるのではないかと思いついて訪ねてみることにした。

開店時間の10時少し前に店に着くと、既に数人が開店を待っている。このくらいの人数だったら大丈夫だろうと一安心しつつ、隣にある氷川神社に参拝して戻ると、既に店は開店していて、中は半分ほどの席が埋まっている状態。うわぁ、危なかったと胸を撫でおろす。

今は事業譲渡をして店主は変わっているが、創業は1973年。店は年がついて、柱や壁は飴色に染まり。で落ち着いた雰囲気を醸し出している。一方で、メニューには、写真映えしそうな季節のフルーツサンドやタルト、カスタードプリンなどが人気の火付けとなっているらしい。

けれども、自分の目当ては「厚焼き玉子サンド」だ。運ばれてきた途端に目を引くのは分厚い玉子の圧倒的な存在感。一切れつまんで口に運ぶと、玉子とパンはとてもシンプル。これに奥行きを生み出しているのがパンと玉子の間の黄色いペーストだ。これが、「スパイシー」たる所以で、カレー風味のスパイスが効いたみじん切りのらっきょ(おそらく)の仕事ぶりの素晴らしいこと。この組み合わせは新鮮ながら、どこか腑に落ちる味わい。

さらに、お供に選んだスパイスオレは、シナモンやクローブが香りが心地よく、余韻を残す深い味わい。これのオレを飲むためにまた来たいくらいに好み。

古さと新しさを見事に調和させた印象。厚焼き玉子サンドだけでなく、魅力に満ちた喫茶店。

【お店情報】
ぽえむ Mano A Mano Coffee 高円寺南口店 高円寺南4-44-5 地図

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2024年11月14日

Aola ブルーチーズカキフライサンドイッチ (荻窪)

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今シーズンもAolaでカキフライのサンドイッチが始まっていて、食べに行かなくちゃと思いながらようやっと。カキフライのサンドイッチといっても、ソースや一緒に挟まれる具材が毎回違うから、今日はどんなサンドイッチに出会えるか、楽しみというもの。

カキフライのサンドイッチがない日もあるが、店前でメニューを確認すると、今日はある。ちなみに、ブルーチーズカキフライサンドイッチ。同じ名前のサンドイッチは昨年もいただいたが、前回とは絶対に同じものではないはずだ。

注文をすると、カキフライを揚げつつ、パンをトースト。キャロットラペやレタスなどを積み上げて具材をセットしたら、見事な手際でクルクルッと紙で巻いて、ナイフでザクリ。「お待たせしました」と色鮮やかなサンドイッチが届く。

鮮やかなのは見た目だけではなく、香りもそうだ。目の前のサンドイッチのカキフライから、牡蠣らしい潮の香りが鼻を擽る。堪らずガブリと齧り付くと、カキフライならではの牡蠣の旨味と香ばしい衣が広がって、その後ほんのりとブルーチーズの香り。ブルーチーズは薩摩芋のポテトサラダに混ぜてあって、カキフライとの相性はもちろんのこと、程よい香りと薩摩芋の仄甘さとも似合い。

ランチタイムは、サラダにスープがセット。野菜がふんだんに入ったミネストローネがまた美味しい。別の味のカキフライサンドも食べたいし、オムレツサンドやランチプレートも外せない。満喫するには、来る頻度を上げるしかないか。

【お店情報】
Aola 天沼3-30-41 地図

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2024年11月 4日

ひなぎく (阿佐ヶ谷)

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ランチにアペロ、夜飲みにも。美味しくて使い勝手のいいカフェダイニング。

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2024年7月31日

ひなぎく たまごサンド (阿佐ヶ谷)

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今年4月にオープンしたカフェダイニング「ひなぎく」。今月の頭に初めてランチで伺って、その後すぐに週末に飲みに行き、すっかり気に入ってしまった店。店のInstagramによれば、ランチセットのサンドイッチが変わって、玉子サンドが登場したという。もうこれはすぐに食べに行かなくては。

オープンの12時ぴったりに着くように向かうと、すでに先客が2人。その後も客が続いて、随分と認知されてきた様子。一人だと告げると、壁際のカウンター席を案内してもらう。前も座った落ち着く好きな席。

たまごサンドをお願いすると、先ず、セットのミニスープが届く。スープは日替わりで、今日は人参と豆乳のポタージュ。やさしい甘さとまろやかさ、それに、ミニというけどしっかりと量があるのもうれしい。

そして、届いたたまごサンドは、びっくりするほどボリュームたっぷり。ゆで玉子を粗くつぶしたものだが、3個分くらいあるんじゃないかという質量感。大きく口を開けて頬張ると、想像した以上に軽やかで強い玉子感。なるほど、フィリングにマヨネーズを使ってないんだ。そして、やはり自家製パンがとても美味い。

たっぷりとサラダやキャロットラペが添えられているのも、ランチとしてうれしいところ。カレーのランチも増えるなど、気になるものが益々増えて、これからが楽しみなのだ。

【お店情報】
cafe&dining ひなぎく 阿佐谷南3-33-11-2 地図

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2024年7月 2日

ひなぎく サバリエットのサンドッチ (阿佐ヶ谷)

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或る週末、阿佐ヶ谷の人気蕎麦屋の一つ「やの志ん」の辺りで、いつもとは違う角を曲がってみようと路地裏に入ったところで、目に入ったのが「昼飲みできます」という文字や料理の写真。ランチセットもあるようで、先ずは昼に来ようと思っていたのが「ひなぎく」。

和風で古風な店名だが、ワインに合いそうなメニューが揃うカフェダイニング。庭付きの古民家を改装した雰囲気のある店内。外にも小さなテーブルが出して合って、軽いワインを飲みながらなんて、勝手に想像してしまう。

いやいや、今日は仕事中だからと、ランチメニューのサンドイッチに目を向ける。サンドイッチは、サバリエットに、鶏むね肉のコンフィと人参、ファラフェル、サーモンフライの4種類。どれも気になるけれど、好みを言えば、サバリエットだ。

運ばれてきたのは、サラダがたっぷりと添えられたサンドイッチと、日替わりのスープ。サンドイッチは、たっぷりとしたリエットに葉野菜やオニオンスライス。温めたパンの熱でほんのりと温まったリエットがパンと馴染んだところが好いし、野菜の食感や青味がいいアクセント。

サラダは葉野菜だけでなく、生マッシュルームとチーズのサラダや、キャロットラペも添えられているし、スープはケールとじゃがいもの冷たいポタージュと、手がかけられているのがとてもうれしい。パンも自家製だそう。

う~ん、これは本格的に飲みに来なくては。早めの夜もいいし、週末の昼とか。オープンは今年4月。楽しみな店がまた一つ。

【お店情報】
cafe&dining ひなぎく 阿佐谷南3-33-11-2 地図

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2024年6月18日

蜂の子 海老カツサンド (築地)

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午前中の所用を終えて自由になったのが、築地で12時。ランチタイムには絶好のチャンスだが、行きたい店はいつもなら行列が出来ているところ。けれども今日はこの雨。もしかすると入れるかもと目指したのは蜂の子。長い間宿題にしているメニューを頂くチャンスかもしれない。

来てみると、いつも行列が出来る店も今日はかなり余裕がある。それなら今日お願いするのは、海老カツサンドだ。品書きに乗っていた写真を見たことがあるが、海老フライとタルタルソースをトーストした食パンで挟んだサンドイッチ。ついつい大好物のカキフライを食べてしまうから、ずっと宿題のままだったのだ。

セットの本日のスープが届いて、飲みながら待っているとサンドイッチが届く。大きな海老フライが3本入っていると聞いてはいたが、想像以上のボリューム感。それにタルタルスースも挟んであるから、齧り付こうとすると、海老フライやタルタルが溢れそうなほど。

そして、味わいも見事。まさに、海老フライを楽しむためのサンドイッチ。海老のプリプリっとした食感と甘み、殻に近い部分の香ばしさが口いっぱい広がる幸せ。タルタルソースは、カキフライのものよりも、マヨネーズがグッと少なめで、ゆで玉子と自家製ピクルスが、海老フライの旨味をさらに引き立てる感じも好いし、パンがトーストしてあるのも、このサンドイッチに良く合う。

ランチの洋食も、オムフイスもカキフライ、レバグラ等々も好きだが、この海老カツサンドも外せない一品になりそう。次伺うとき何を食べるか、今から悩ましい。

【お店情報】
築地 蜂の子 築地1-5-8 地図

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2024年5月26日

メルツバウ タマゴサンド (金沢)

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旅に出るとその街の玉子サンドを探すのが常。大抵夜に行きたい店があって移動するから、昼か、出来れば朝食べられる店がいい。金沢でも玉子サンドを探したが、時間的にも場所的にもぴったりだったのが、喫茶メルツバウ。尾山神社のすぐそばにある喫茶店だ。

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2024年4月16日

レンガ オムレッチトースト (築地)

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もう15年ほど昔になるが、ホットサンドをいただいたことがある喫茶レンガ。気持ちのよい雰囲気と、とろとろの玉子などが入った彩りのよいホットサンド。それに美味しいコーヒーと良い記憶しかない喫茶店。

人気店だし、中々行ける機会もなかったが、最近知ったオムレッチトーストが気になってチャンスを伺っていた。今日昼より少し早い時間に店を覗いたところ、まだ席に余裕があって、腰を落ち着けたという次第。とはいえ、今時らしくインバウンドの方やご常連と思わしき方で、すでに7割ほどの席は埋まっていて、昼が近づくにつれて満席となる。

さて、オムレッチトーストだ。先ず名前からして謎であるが、中身は、オムレツとソーセージが乗ったチーズトースト。名前が可愛らしくて、注文するとき少しためらってしまうが、恥ずかしさも食欲の前には形無しだ。すぐにセットのポタージュスープとサラダが届く。右手に見えるキッチンは、続くナポリタンの注文に急がしそうだ。

「お待たせしました~」と運ばれてきたトースト、想像以上に厚切り。チーズの焼けた香りが何ともそそる。入っている切れ目に沿って切り離すと、とろけるチーズの隙間から半熟のオムレツとケチャップ、ソーセージがお目見え。たまらず頬張ると、ふっかりした食パンと、とろとろのオムレツとケチャップのコクと酸味、ソーセージが混ざり合って、初めてなのに懐かしい味わい。これはクセになる。

ランチを楽しむ方々で賑やかだが、どこか穏やかでやさしい空気感が好い。気軽に来ることはできないけれど、機会を作ってまた。

【お店情報】
喫茶レンガ 築地2-15-15 1F 地図

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2024年3月18日

はまの屋パーラー 玉子・サンドゥイッチ (日比谷)

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玉子サンドが食べたいけれど、有楽町のはまの屋パーラーは、今は日本橋に移転。歌舞伎座あたりの店は混んでいるし、セントルも行列だし…と悩んでいたら、ふと思い出したのが、帝国ホテルプラザにある、はまの屋パーラー日比谷店。そういえば、帝国ホテルプラザは、建て替えに伴い、3月31日で営業終了。はまの屋パーラーも閉店すると聞いている。

あの大好きな玉子・サンドゥイッチは、有楽町店の閉店で食べ納めたつもりだったが、これも何かのきっかけと、日比谷店を訪ねることに。

4階まで上がって来ると、明るいながらもレトロ調で落ち着いた店が見える。また昼前。ベアロ素材の椅子も座り心地がよくて、とてもゆったりとした雰囲気。そして壁には、ウォーホールやバンクシーなど、自分でも誰の作品か分かるくらいのアートがずらり。こんな素敵な空間になっているなんて知らなかった。

落ち着いたところで、サンドゥイッチだ。メニューは有楽町店と同じ。悩んだけれど、やはり玉子・サンドゥイッチの半分だけトーストだ。

届いたサンドゥイッチは記憶にあるそのもの。違うのは、皿とトーストが記憶にあるものよりも、少ししっかり焼かれているくらいだろうか。まずは、そのトーストしたものを手に取って一口。カサカサとした手触りと芳ばしい香り。それに柔らかい玉子が交じり合う愉しさ。そして、トーストしていない方は、持った指が沈み込むような柔らかいパンと、焼き立ての玉子の温かさ。そして口にして、パンと玉子が一体となって溶け合う様は、やっぱり好きだ。

そして、コーヒーの最後の一口を飲んでも、口に残るサンドゥイッチの幸せな余韻に浸りながら、店を後にする。もっと早く、日比谷店にも来ておきたかった。

【お店情報】
はまの屋パーラー 日比谷店 内幸町1-1-1 帝国プラザ東京4F 地図

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