望月 (長崎・福江)

福江での予定を考えると、昼にお店に伺える機会は1回のみ。どうしようかとかなり悩んだが、夜は居酒屋で魚を中心に呑むことを考えると、やはりもう一つの名物、五島牛を食べたい。それなら望月。
福江での予定を考えると、昼にお店に伺える機会は1回のみ。どうしようかとかなり悩んだが、夜は居酒屋で魚を中心に呑むことを考えると、やはりもう一つの名物、五島牛を食べたい。それなら望月。
どうしたってグラタンの気分。冬ならば、牡蠣グラタンの店に行くところだが、この時期どこかになかっただろうか。あれこれ思い巡らせて、ここならあるんじゃないかと思ったのが京橋モルチェ。正統派の洋食がいただけるレストラン。店頭のメニューを確認すると、期待どおりに「エビマカロニグラタン」を発見。冴えてる。
広い店内は今日も賑やか。仕事の合間の昼休みという方もいるが、引退されたであろう人生の先輩方が、アルコール片手にフライやカレーを召し上がっているのが眩しくうらやましい。
そうしているうちに、サラダが届いて、グラタンがやって来た。鼻を擽るソースやチーズが焼けた香りだけでもう旨い。そして焼き目とふつふつと沸くソース。端からフォークを入れて持ち上げると、湯気と共に、さらに強く立ち上がる香り。それに、とろ~りと伸びるチーズ。ハフハフと火傷しそうな熱もご馳走の一つだ。
具は惜しげもなく入る海老とマカロニ、わずかなマッシュルームと実にシンプルだが、コク味と引き際が鮮やか。最後の一口まで、アツアツなのも嬉しい。
人気のハンバーグにカレー、オムライスと思い思いに好きなものを食べながら、にこやかな笑顔が沢山ある店は好い。
【お店情報】
京橋モルチェ 京橋2-2-1 京橋エドグランB1F 地図
どうしても食べたかったのが目玉焼き。考えてみれば、タイ料理のガパオライスとか、目玉焼きが乗るメニューはいろいろあるけれど、最初に思い浮かんだのが、AOIのハンバーグライスだ。
昭和通りに店を構えるAOI。別の名前で店をやっていた頃から数えると20数年。店の推しはハンバーグという姿勢は変わらず、ランチタイムにはハンバーグを頬張る客で賑わう店。
こちらの日替わりハンバーグのファンだが、今日は目玉焼きが目当てだから、定番のハンバーグライス。「激ウマ和風ソース」の店のイチオシでもある。
さほど待つことなく、ハンバーグとたっぷりのソース、目玉焼き、緑もののサラダとポテトサラダのワンプレートが運ばれてくる。ハンバーグは、たっぷりと玉ねぎを使ってあって、ほんのり甘くふんわり柔らか。一方のソースはニンニクや生姜が効いたパンチのある味。「和風」からイメージするよるも、辛味や香りがしっかりとしてご飯が進む。
そして半熟たまごは、とろとろではなく、8割ほど火が入った好みの加減。白身だけ、白身とハンバーグ、黄身を割ってハンバーグに絡めてと、たっぷりと楽しんで。
少し久しぶりだったが、独創的でやっぱり旨いハンバーグ。店内には、美味しさうれしさが溢れている。
【お店情報】
AOI (エーオーアイ) 銀座2-11-9 三和産工ビル 1F 地図
そろそろAolaの料理が食べたいと思って、傘を差しながらやって来る。サンドイッチ専門店としてオープンしたが、サンドイッチ以外の料理も増えて、飲めるし食べられる店として重宝。ランチタイムも、サンドイッチだけではなく定食もあって、今日は何を食べようか、より悩ませる楽しい種だ。
オープン直後に入ったが、待っていたかのように客が続く。手渡されたランチメニューを見ると、アクアパッツァに、パスタ、サンドイッチはチキンカツに、フムス。アクアパッツァはきっと美味いに違いないし、フムスはちょうど食べたいと思っていたもの。さて、どうしようか。
お願いしたのは、アクアパッツァ。今日はサンドイッチとして一纏めにするよりも、定食らしく、サラダや小鉢があるのを選んで。お待たせしました~と届いた定食は、アクアパッツァの色鮮やかさが目に飛び込んでくる。白身魚自体はあっさりしているものの、トマトの旨みが乗ったスープと合わせて食べると、何とも言えずいい味わい。堪らずご飯を入れて、スープを浸して完飲。
カレー風味のドレッシングが食欲を誘うサラダに、オムレツ、えのきのマスタードマリネ。それに、肌寒い日にはうれしいポタージュスープがセット。居合わせた客がみな違うものを注文しているのも、どれも美味しそうだという証。今度は、サンドイッチか定食か。その前に、夜にも飲みにいかなくては。
【お店情報】
Aola 天沼3-30-41 地図
銀座でランチを食べるなら、ヴォージュも大好きな店だ。在宅勤務が多かったり、冬の間はカキフライを目指したりして、すっかりご無沙汰。それに、最近はさらに人気が増したようで、12時前でも入れないなんて噂を耳にするもんだから、腰が引けてというのもある。
今日こそ伺おうと決めて、ランチメニューを確認すると、根菜和風ハンバーグとある。絶対美味しいに違いないが、ハンバーグのファンも多いしなぁ…と少々弱気になりながらも、先ずは店へと足を向ける。
店に入るとやはり客で賑わっていて、見える範囲に空席はない。「いっぱいですか?」と声をかけると、「大丈夫ですよ」と空いていたカウンター席に滑り込み。「ちょっと久しぶりですね」「そうなんです、すみません」なんて話をしながらも、調理や配膳に忙しそうだ。
想像はしていたが、やはりヴォージュ。ボリュームが半端じゃない。ハンバーグというけれども、厚みからすると、これはもはや肉団子。しかも自分のげんこつよりも大きいくらいどっしりと。ナイフを入れると、ほわりと湯気、ゴロリと根菜が現れて、もう美味しそう。一口に頬張ると、みっちりと詰まった肉と、シャクシャクほこほこした根菜の食感。根菜のサイズ感と火の入り具合がとても好い。
それに、相変わらず、付け合わせもたっぷり。里芋やインゲン、豆だなぁと思っていたら、ハンバーグの下から、大根の輪切りがこんにちは。あぁ、やっぱりこのボリューム。けれども、夢中で食べてしまって、あっという間に皿は空。
熱々のわかめたっぷりスープとライス、食後にはコーヒーがセット。皆明るくよく食べて、そういう店の雰囲気も好きだ。今度は久しぶりにならないうちに。
【お店情報】
Bistro Vosges 銀座5-4-15 西五ビル7F 地図
朝早くから至急の仕事をきっちり納めたところで、今日はAOLAへ行こうと決める。サンドイッチが大好きな店だが、最近始めた定食も美味しくて、うれしい悩み。今日はどんなメニューがあるんだろうとワクワクしながらやって来る。
メニューを見ると、定食はチキンカチャトーラやペンネ。サンドイッチには、オムレツサンド!カチャトーラも気になるが、リニューアルしてから、まだいただけていないオムレツサンドは外せない。
届いたのは、オムレツにトマト煮込み、ふんわりレタスのサンドイッチ。やさしくも華やかでまさに春。手に取るとこれが熱々。焼き立てのオムレツで、表面は焼きかためてあるが、中は半熟とろとろで、チーズの風味が仄かに漂う。味付けはやわらかいけれども、玉子の存在感たるや。玉子好きには堪らない。酸味のあるトマトソースとの相性もバツグンで、頬張るたびにうれしさが込みあげてくる。一人だし黙っているが、このときめきを声にしたいくらい。
ランチタイムは、サラダとスープがセット。やさしい味わいのクリームスープも好み。やっぱりここの料理が好きなんだと独り言ちる。日々変わるランチも楽しみだし、久しぶりに夜にも伺わなくては。
【お店情報】
AOLA(アオラ) 天沼3-30-41 地図
ここの定食が食べたいなぁ…と思ってやってきたのは、瓜坊の定食屋さん。荻窪の南口、中通り商店街をズンズンと進んで、もう少しで住宅街というところにある小さな食堂。日替わりのメイン料理に小鉢が3つ、ご飯、味噌汁、漬物で一揃え。和洋に拘らず、中華やエスニック的な料理も並んで、伺うたびに今日は何があるだろうとワクワクする。
今日は、以前いただいた納豆オムレツや鮭の西京焼きの他、ブラウンソースのグラタンに、鶏肉と野菜のトマト煮込み、豚肉ときのこのオイスターソース炒め。初めての料理がいいなぁ。それに、軽いコートでも暑いと思うような天気だから、トマト煮込みが好さそうだ。
しばらくすると、ズラリと器が乗った膳が届く。真ん中にはトマト煮込み。鶏むね肉であっさりしているが、トマトや野菜の旨みがたっぷり。ローズマリーやオレガノなどがふわりと香るところも好きだ。
小鉢は、からし菜の和え物や金平牛蒡、小松菜と油揚げのお浸しなど、身近な料理ばかりだが、味わいやさしい。それにふっくらピカピカのご飯に、すっかりファンの透明感ある美味い味噌汁。こういう美味しく健康的な定食が、近くにあるという幸せ。
【お店情報】
瓜坊の定食屋さん&惣菜お弁当 荻窪5-7-11 地図
明後日はもう3月。陽射しのあたるところはポカポカと温かいし、牡蠣の季節も第4コーナーを回った感じ。けれども、今シーズン振られてばかりの蜂の子のカキフライを、もう一度くらい食べておきたくて、今日も懲りずにやって来た。
店が見えてくる場所までやって来ると、店の中の灯りが付いているのが確認できる。よし!今日は出合えそうだ。見れば、カウンター席も1卓だけだが空きがあって、すんなりと席を確保。水を持ってきてくれたところで、即注文。そういえば、日替わりのBランチのメニューさえ、確認していない。
香りと緑の色味が春を感じる菜の花のポタージュに続いて、カキフライがやって来た。こんもりした盛り付けと、牡蠣殻に入ったタルタルソースは、今日も変わらない。生憎、粒揃いとはいえないが、丸みも立派なカキフライ。
そして、軽やかでサクサクの衣としっかりと食べ応えのある身の厚みと旨味。これらが交じり合って、噛むほどに口いっぱいに広がる香りと味。そのままでも好いし、レモンを絞っても好し。そして、タルタルソースは、仄甘く、所々で玉葱やピクルスなどの食感と、その後に広がる風味が好きだ。
念願叶って大満足。他にも、食べ納めをしたい牡蠣料理が目白押し。急がなくては。
【お店情報】
築地 蜂の子 築地1-5-8 地図
今晩は予定があって、軽めにランチをと考える。サラダランチも頭をよぎったが、今日はスープのランチ。そういえば、少々久しぶりかもと、カフェクレエル。荻窪駅北側の寿通りに店を構える古い喫茶店。ふっくらとしたハンバーグも美味しいが、ミネストローネのランチも好きなメニュー。
扉を開けると、カランコロンとベルが鳴る。ぐっと広がる景色と、「いらっしゃいませ」と迎えてくれるところから好い。「お好きなところへどうぞ」と声をかけていただいて、2人用のテーブルは埋まっていたから、4人用のテーブルを一人占め。ソファはふっかり。心地好い。
サラダに続いて、トースト、そしてスープが届く。メニューに「具だくさん」とあるように、本当具沢山だし、手作りされている温かさが満載。キャベツや玉ねぎ、セロリなど、ざっくりと大きく切られた野菜に、華を添えるウインナーとベーコン。タコではないが、花のようにあしらったウインナーの愛らしさ。口にすると、じんわりと沁み入るスープの温度だけではない温かさ。お父さんの人柄が窺えるよう。
そして、バターの染みたトーストは背徳の味。食後には、サイフォンで入れた美味しい珈琲をゆっくりといただいて。まるで、陽だまりにいるような、ぬくぬくとした居心地。さて、あと半日がんばろう。
【お店情報】
カフェクレエル 天沼3-30-2 地図
もう2月の中旬だというのに、生活の中に圧倒的にカキフライが足りない。だから今日こそは、絶対に食べようと出社する。今食べたいのは、三州屋か築地の蜂の子のカキフライ。三州屋はきっと3月いっぱいは出してくれるだろうから、牡蠣が終わるのが早そうな、蜂の子を目指す。
蜂の子がある路地を曲がると、この雰囲気。嫌な予感。店の入り口まで来てみると「本日臨時休業」の貼り紙。今シーズン3度目。ここに来るときは目指してやってくるから、かなり痛い。けれども、がっかりしてばかりも居られない。この近くといえば、中村屋。ここにもカキフライはあるが、好物の肉豆腐もいいし、豚汁なんてあるといいなぁと思いながら足を向ける。
今日のおすすめを確認すると、豚汁はなかったが、牛肉と里芋煮やクリームシチューの文字が見える。牛肉と里芋も好いが、クリームシチュー。中々外では出会えないが、寒い時期に食べたくなるもの。これを逃がす手はない。
1階席は満席で、2階へ上がる。ここもほぼ満席に近い状態。混んではいるが、どこかのんびりとしているというのも好いところ。ほどなくして、クリームシチューが届く。あゝ、この感じ、懐かしい。じゃが芋に人参、きのこにブロッコリー。鶏肉の他、ウィンナーが入っているところが、またニクい。口にするとやわらかいミルク感。こういう何時ぶりだろう。
小メンチ付きと書いてあるが、全く小ではないメンチも好きだ。箸を入れると、ミッチリと肉々しくて、玉葱だろうか、こちらも仄かに甘くて、添えられた辛子が良く似合う。
気前のいい盛りのご飯に、小鉢、香の物、さらには食後にコーヒー付きと、相変わらずの充実ぶり。一度飲みにも来たいなぁ。
【お店情報】
食事処 中村屋(中村家) 築地1-4-9 地図
■ いえごはん イタリアン・フレンチ ■ いえごはん エスニック ■ いえごはん テイクアウト・お取り寄せ ■ いえごはん 中華 ■ いえごはん 和食 ■ いえごはん 洋食 ■ 酒処のむのむ □ そとごはん&居酒屋 □ ランチ ○, 新富町・八丁堀 ○, 東銀座・裏銀座 ○, 銀座 ○. 丸の内 ○. 京橋 ○. 八重洲・日本橋 ○. 有楽町・日比谷 ○. 築地 ○_ 中央線沿線 ○ その他の都内 ○ 伊勢・三重 ○ 遠征編 ○ 青森 ● お酒 ● そば・うどん系 ● イタリアン ● エスニック・諸外国・沖縄料理 ● カレー ● サラダ ● サンドイッチ ● テイクアウト ● フレンチ ● 中華 ● 伊勢うどん ● 和食 ● 喫茶店・カフェ ● 宅配弁当 ● 洋食 ● 焼肉・ステーキ ● 甘いもの ● 閉店・移転 その他 発酵・醸造
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