2024年7月11日

山形屋海苔店 海苔を愉しむお結び御前 (京橋)

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ずっと来てみたいと思っていたランチにようやっと。京橋の中央通り沿いにある山形屋海苔店の本店の喫茶スペースで提供されているお結び御前。予約せずに伺ったこともあるが、いつも予約で一杯。今日はどうしても出社ならず、予約をして訪問。

目当てのお結び御前は、11:30~、20食限定で提供。12席ほどのスペースだが、12時前でもほぼ満席。この時点で既に10食ほどは提供済み。やはり予約が安心だ。

メニューは1種類のみ。お茶とおしぼりをいただいた際に、焼き魚の種類(鯛の味噌漬け焼き又はサーモンの塩焼き)を問われるだけ。しばらくすると、焼き魚や吸い物、小鉢が揃えられた膳が届く。

吸い物はばら干し海苔。旬野菜のお浸しには、海苔黒酢のドレッシング。明石たこのやわらか煮なら、わさび海苔など、海苔が至る所に使われている。出汁が別に出される吸い物なら、椀に出汁を注ぎ入れると、海苔の香りがふわりと立つし、ドレッシングならこういう使い方もあるかと新しい発見。

メインのおむすびは、膳が揃ってから、目の前で一つずつ握ってくれる。一つ目は、有明海産の海苔を巻いたもの。頃合いを見て握ってくれる二つ目は、三河湾産の青まぜの焼きのり。温かくご飯をやわらかく結んだおむすびは、ほっとして、思わず笑みが零れる美味しさ。

特に二つ目のおむすびは、目の前に届いた途端、海苔の香りに包まれるほど。余りに嬉しそうな顔をしていたのか、「この海苔、本当に香りがいいんですよ。そして白いご飯にもよく合うんです」とニッコリと教えてくれた。

海苔の素晴らしさは勿論、おかずも見事。特にサーモンの塩焼きや、たこのやわらか煮は、おむすびに匹敵する美味しさ。これは、予約をしてもまた来たくなる。

【お店情報】
山形屋海苔店 京橋本店 京橋2-6-21 パイロット阪急阪神グリーンビル1F 地図

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2024年7月 4日

グロッケンシュピール おろし蕎麦 (荻窪)

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外に出るとびっくりするような暑さ。こういうときは、冷たいそうめんだと思ったけれど、生憎今日は定休日。他に何かなかっただろうか…とあれこれ考えていたら、そういえば!と思い出した店があった。

荻窪南口の仲通り商店街にある、古いビルの2階にある喫茶店。グロッケンシュピールという名前も珍しいし、何より、2階から外に向けて「越前そば」の幟を出している。喫茶店で蕎麦?しかも越前そば?と気になっていた店。

2階に上がってドアを開けると、ママがカウンターの奥からニッコリと迎えてくれる。店内は趣きのある古い家具が並ぶ手狭な店。けれども、大きな窓から日差しが入って、穏やかで心地が好い。そして、カウンターの横には、確かに蕎麦箱がある。蕎麦は、ご主人が朝打っているそうだ。

蕎麦は、おろし蕎麦、ざる蕎麦、とろろ蕎麦の3種類あるが、目当ては、おろし蕎麦(越前そば)。越前そばとの出会いは、福井出身の同僚がきっかけ。何人かで持ち寄りの飲み会をした際に、〆として振舞ってくれたのが最初だ。その時すっかりはまってしまって、何度か自宅でも作ったもの。それで、こんなところに「越前そば」を出す店があるのかと記憶に残っていたのだ。

蕎麦を茹で、大根を下ろしたりして、おろし蕎麦が届く。これこれ、久しぶりだ。たっぷりと鰹節を乗せたそばに、葱と大根おろし、そばつゆがセット。ぶっかけスタイルが一般的で、ママが教えてくれたとおり、ねぎと大根おろしを蕎麦に載せて、汁をかけていただきます。

少し太さのある蕎麦に、澄んだ出汁、鰹節の旨味におろしたての辛味大根のピリピリとした辛味に、福井出身でもないのに、これじゃなきゃなんて思ってしまう。蕎麦湯も出してくれて、残った汁に入れてグビリ。冷えた胃にこの温かさがうれしい。

目立たない小さな店だがファンも多いようで、昼を過ぎると続々と客が来て、ママお一人ではかなり忙しそう。そばが早い時間になくなることもあるそうだ。今度はおろし蕎麦はもちろんのこと、ゆったりとした空気も楽しみに。ちなみに、グロッケンシュピールとは、ドイツ語で鉄琴の一種だそう。

【お店情報】
グロッケンシュピール 荻窪5-21-11 ライフ荻窪202 地図

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2024年6月27日

ごはん しょうが焼き定食 (荻窪)

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先日に続いて今日も肉の気分。ハンバーグならあそこ、焼肉やステーキもあるし…と考えていたら、閃いたのがしょうが焼き。それなら向かうはあの店だ。

向かったのは、荻窪駅前の古い商店街にある、定食屋のごはん。唐揚げやフライ、ハンバーグや焼魚と数多くの定食が並ぶ定食屋。最近リニューアルしてカフェのようではあるが、小ライスでも大盛の食堂的な店。焼魚や豆腐ハンバーグなどもいただいたことがあるが、一番のお気に入りがしょうが焼きだ。

しょうが焼きは、薄切りの豚肉と玉ねぎを炒め合わせたものではなくて、少し厚みがある肉を一枚ずつ甘辛い照り焼き風味に焼いたもの。一枚の大きさもあって食べ応えもあるし、ご飯のお供にバツグンの味。ご飯に豚肉をバウンドさせても、豚肉にご飯を丸めて食べてもうんまい。

副菜には、ひじきの煮物と卯の花の2種類。そして、こちらもファンの一つの具沢山の味噌汁。根菜が沢山入る日もあれば、今日は豆腐に若芽、焼いた油揚げに三つ葉、葱と爽やかな味わいというのも嬉しい。

リニューアルとともに新たに登場したメニューもあるから、しょうが焼きとどちらにしようか、これから悩ましくて仕方ない。

【お店情報】
和食ダイニング ごはん 上荻1-6-11 地図

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2024年6月24日

かみや 日替わり定食 (荻窪)

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魚の定食を食べようと、荻窪駅の西口のほう。すずらん通りのあるこの界隈は、美味い魚の定食を出す店が何軒かあって、魚の定食の気分のときは、この辺りへ来ることもしばしば。

東京メトロの荻窪駅西口を出たすぐの処にあるのが、酒処かみや。昼には、リーズナブルなランチを提供していて、近隣に勤める方やお住まいの方で賑わう店。店頭に日替わりのメニューが出ていて、確認すると今日は「かつを刺し」と「鰯塩焼き」。両方とも好物の当たりの日。今日はこの店に決めるとして、この暑さ。さっぱりとしたかつを刺しだ。

テーブルに腰かけて、お茶を運んでくれたタイミングで注文する。回転の速い店、料理は程なく届く。鰹の刺身を中心に、冷奴にポテトサラダ、ご飯に味噌汁、香の物で一揃え。鰹の刺身は7切れほど。葱やみょうが、生姜などの薬味を乗せて、醤油をちょいとつけて頬張ると、さっぱりとして噛んで美味い身質に、薬味がよく合う。ひんやりとした冷奴に、あさりの旨味がたっぷりと染み出た味噌汁。漬かり加減も夏っぽい自家製の糠漬けも好い。

大衆酒場の昼餉らしいこの感じがまた愛おしい。壁の夏酒の品書きを見て、ついつい飲みたくなってくる。

【お店情報】
酒処 かみや 荻窪5-26-8 小山ビル1F 地図

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2024年6月17日

田舎亭はなれ 鮭の西京焼き定食 (阿佐ヶ谷)

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この蒸し暑さに、こんな日こそすだちそうめんだと、半田そうめん専門店の阿波や一兆に向かったものの、店は閉まっている。木曜定休だったはずだが…と営業時間を確認すると、ランチは月曜も休みらしい。そういうことか。

隣のベトナム料理店で冷たいベトナム麺でもと思ったが、そういえば少しご無沙汰しているかもと頭を過ったのが、田舎亭はなれ。メインの料理におばんざいがセットになった定食の店。店前に出されている品書きに鮭の西京焼きを見つけて、今日はこれだと閃いた。

注文を済ませて運んでくれたお茶を飲むと、冷たいお茶だ。前は温かいものだったはず。それに続いて、厨房から好い香りが漂って来る。漬けた魚が焼けるときの芳しさ。慎重に様子を見ながら焼いてくれているのを見ていると、こちらの届くのが待ち遠しくて仕方ない。

届いたのは、焼魚とおばんざいの盛り合わせに、ひじきと大豆の炊き込みご飯と小鉢、味噌汁がセット。来るたびに、違うご飯というのも好きなところだ。良い香りを漂わせた焼魚は、ふっくら風味も良く、じんわり旨味が広がっていく。しっかりと焼かれた皮目もごちそう。

それに、おばんざいも、出汁巻き玉子に高野豆腐、お浸しに白和え、インゲンの胡麻和え、大根の甘酢漬け、艶々の黒豆と盛り沢山。一つ一つは僅かな量だが、いろいろと楽しめるのはやはり好きだ。12時を回ると、ランチを召し上がる方、お弁当を買っていく方とで大忙し。次伺うのも、また楽しみだ。

【お店情報】
京都祇園 石堀小路 田舎亭 はなれ 阿佐谷南1-16-12 地図

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2024年6月13日

源氏 本日の煮魚定食 (荻窪)

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食べたいのは、ご飯に味噌汁、小鉢がいくつかある定食。それなら荻窪で、店前に出ているメニューを見ながら店を決めよう。瓜坊が始めた小鉢定食も気になっているんだよなぁ…と思いながら、その手前にある源氏のランチメニューを確認すると、黒ソイの揚げ出しやかますの塩焼きなど、気になるメニューがいくつか。うん、先ずは源氏に入って料理を考えるとするか。

暖簾を潜るといつも以上の混雑ぶり。そして「2階も満席です」という声が届く。これは引き返したほうがいいかもと思っていると、「カウンターの奥片づけますので」とニッコリ。ありがたく席を頂戴する。

さて注文だ。隣の方もその隣の方も、召し上がっているのはカマス。丸々と立派で間違いなく美味しそう。けれども、揚げ出しの噛んでジュッと染み出る出汁を思い浮かべたら、堪らなくなってしまった。

それで、お願いしたのが今日の煮魚の黒ソイの揚げ出し。届いたそれは、如何にも日本料理屋らしいしつらえ。ソイの他、茄子や豆腐、獅子唐の緑も眩しい。揚げ出しの衣は薄く上品で、カラッと軽い食感に続いて、噛みしめて溢れる出汁とソイの旨味。揚げ茄子も同様で染み出る出汁ととろける食感。ご飯も好いが、夏の酒も合いそうだ。

ご飯に味噌汁、お浸しにサラダ、香の物付きと、願ったり叶ったりの定食。会計をしようと席を立つと、次の客がまた一人。

【お店情報】
日本料理 源氏 荻窪5-23-8 地図

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2024年6月 9日

金澤 せつ理 (金沢)

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金沢へ向かった目的は、「金澤 せつ理」を訪ねることだった。初めて金沢を訪れたのは、2013年の冬。その時に伺った料亭「つる幸」の料理や、部屋から見える景色、女将さんとの話などは、どれも素晴らしく、この時の楽しい記憶は、一生忘れることがないと思う。

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2024年6月 6日

魚と酒 三原 いわし塩焼定食 (銀座)

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先日豊富な魚料理のメニューと、大きなあら汁に感激した三原に再訪。アジフライがあったらいいなと思いつつ、焼魚や煮魚なんかもいいなぁと思いながらやって来た。

地下へと降りる階段の手前に、今日のランチメニューが置かれている。生憎、アジフライはないけれど、旬の鰯の天ぷら丼や塩焼きが目に留まる。天ぷらも旨いだろうけど、丼というより定食の気分。それに、塩焼の鰯は2尾というし、今日は塩焼だ。

先ず運ばれてきたのが切干大根と、前回驚いたあら汁。大きな蓋付の椀で届くあら汁は、分かっていてもやはり大きい。蓋を取ると、中骨も立派なあらと、油揚げやわかめ。汁はもちろん魚出汁がたっぷりきいたうまい汁。

鰯も立派な大きさで、箸を入れるとホコッと湯気が立つ焼き立て熱々。そして鼻を抜ける香ばしさと美味い脂の香り。皮や、旨みののった身はもちろんだが、何よりもわたの部分。ほろ苦さと香りと旨い脂が複雑に織り成す旨み。酒がほしいところだが、今日のところは、ご飯を軽めにし忘れたことが正解。

後からやって来た3人組は初めてのようで、あら汁やご飯の盛りの気前の良さに感激をしている様子。メニューも仕入れ次第。次何をいただけるかも楽しみだ。

【お店情報】
魚と酒 三原 銀座1-13-3 泰慈ビル B1F 地図

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2024年6月 5日

笠間のおいなりさん (阿佐ヶ谷)

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今はもうメニューから外れたけれどもスパイスサラダが大好きだった、スパイスカレーの店Spice&Co.。春頃だったか、曜日によってカレーではなく「笠間のおいなりさん」の店としてオープンしていることに気が付いた。笠間のおいなりさん(稲荷ずし)も気になるが、豚汁などの具沢山スープのランチセットとがあると知って、具沢山汁物好きとしては、一度伺わなくてはと思っていたところ。

6月からは水~土曜日が、笠間のおいなりさんの営業日。聞けば、スパイスカレーのシェフのご両親が稲荷ずし店を切り盛りしているそうだ。

ランチセットは2種類。200円ほどの差があるが、いなりずしの具の違いと、漬物かサラダの違い。笠間の稲荷ずしは初めてだしと、プレーンな方を選ぶ。ちなみに、笠間の稲荷ずしとは、笠間稲荷神社にちなんで親しまれてきたいなり寿司で、「そば」「くるみ」「舞茸」など様々な素材を使った「変り種いなり寿司」が特徴らしい。

選んだセットは、五目、キーマカレー、柴漬けの3種類。キーマカレーは、ここのがカレーの店だからとほほ笑むながら教えてくれるお母さん。柴漬けは油揚げで包まれた見なれたものだが、五目とキーマカレーの稲荷の鮮やかなこと。しかも、ご飯は小ぶりだけれど、具がたっぷり。油揚げも甘辛いというよりは、ほんのり甘いくらいで、様々な具と合う懐の深さ。

目当ての一つの具沢山スープは豚汁。醤油ベースというのも自分には目新しいし、ちくわや厚揚げも入って、まさに具沢山。そしてやさしい味わいがじんわり染みる。おかわり1杯無料というのも好い。

店に来たときは静かだったが、12時を過ぎると続々と女性客がやって来て、もう既にファンがいらっしゃることを知る。他の具も食べてみたいし、違う具沢山スープも気になるところ。頃合いを見てまた。

【お店情報】
笠間のおいなりさん(Spice&Co) 阿佐谷南1-14-6 クラレット南阿佐谷 1F 地図

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2024年6月 4日

おさかな食堂 かつおたたき定食 (阿佐ヶ谷)

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今日は魚の気分。阿佐ヶ谷で魚の定食といえば、おさかな食堂だが、昼時にはいつも行列が出来る人気店。ダメなら他の店を当たろうと思いながら向かってみると、運よく空席があって滑り込み。こんな日もあるんだな。

定番のメニューの他、日替わりの焼魚、煮魚、揚げ物などもあるのが、流石魚の専門店というところ。日替わりのアジフライも気になったが、かつおたたきが目に留まる。鰹は好物だけれど、ここで頂いたことはなかったかも。それならばと、かつおたたきをお願いする。

こちらのかつおたたきは、水菜やトマトを添えたサラダ仕立て。大根おろしやポン酢ベースの酸味のあるたれが爽やか。一方で、ガーリックチップのカリッとした食感と香ばしい風味がクセになる。夏らしい味。

ご飯に大きさのある蜆の味噌汁、冷奴と香の物がセット。ご飯や味噌汁はお代わり可というのもありがたい。日替わりのお浸しや、季節の野菜の小鉢など、野菜の小鉢料理も充実していて、定食にこれらを追加するのも良さそうだ。

【お店情報】
おさかな食堂 阿佐谷南2-14-12 地図

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