2023年2月 2日

Café Spile 車麩のフライ (阿佐ヶ谷)

R0006094002

最近嵌っているものの一つが車麩だ。子供の頃から麩が好きだった。口にしてジュッと出汁が溢れてくるところとか。車麩に出合ったのは、随分と大人になってからのことだが、特に昆布が利いた出汁を含んだそれは大好物。最近無性に食べたくなって、家で炊いたら、すっかり嵌ってしまったのだ。

それで思い出したのが、Café Spileの車麩のフライ。店の人気メニューだし、美味しいですよと食べた方からもお勧めされていたもの。思いついたら吉日。店へ向かおう。ちょうどオープンの時間だ。

一番客だと思っていたが、目の前を歩いていた人が店の扉に手をかける。あなたもそうでしたか。人気店だから、その後続々と客が続いて、12時10分を過ぎると満席で断られる方も。人気は相変わらずらしい。

しばらくして、車麩のフライが届いた。衣が細やかで見るからにサクサク。さてと一つ持ち上げてバクリ。なるほど、中はもっちりなんだ。下味が美味いし、これをカリッと軽やかに揚げているところも好い。以前頂いたカキフライやサーモンフライよりも好きかもしれない。

フライに添えられたサラダもふんだんだし、青菜や人参などの卯の花に南瓜サラダと野菜がたっぷり。とろみのあるかきたまスープも温まって好い。すっかり久しぶりになってしまったが、やはり料理が美味しい。ランチにはデザートやドリンクをセットにすることも出来て、ゆっくりされる方も多い様子。ポークソテー蜂蜜トマトソースなんかも気になるなぁ。

【お店情報】
Café Spile 阿佐谷南3-4-22 地図

| | コメント (0)

2023年1月31日

瓜坊の定食屋さん 四川風麻婆豆腐定食 (荻窪)

R0006079001_20230131190401

そろそろここの料理が食べたいなぁとやって来たのは、瓜坊の定食屋さん。メインの料理の他に、3種類の副菜と旨い白飯と味噌汁、漬物。メインの料理も和洋折衷。毎日日替わりで8種類ほどあるから、食べたいものが絶対に見つかるという安心感。

今日も店前まで来て、店頭に貼られた今日にメニューを確認する。以前いただいた納豆オムレツもあれば、この季節、絶対美味しいに違いない鮭のクリームグラタンもある。鮪の竜田揚げのあんかけなんかも、熱々で美味しそうなんてと想像すると、一向に決まらない。

悩みに悩んでお願いしたのは、麻婆豆腐。ここでは見た記憶がないし、「四川風」とあるし、どんな風に仕上げるんだろうと興味があって。

しばらくして、料理が届く。なるほど、麻婆豆腐は、温かい豆腐に麻婆あんをかけるタイプ。狭い厨房だしなるほどな。スプーンで掬って頬張ると、滑らかでやさしい豆腐の一方で、山椒のさわやかな香り。辛さや痺れという印象より、この香りというのがこの店らしい。

副菜には、好物の白和えに、なめたけの佃煮ならカレー風味が印象的。香りから美味しい白米に、大ファンの味噌汁。一杯ずつ仕上げてくれる透明感のあるやわらかい美味しさが大好きだ。胃袋を掴まれたとは、まさにこのこと。

【お店情報】
瓜坊の定食屋さん&お惣菜お弁当 荻窪5-7-11 地図

| | コメント (0)

2023年1月30日

中村屋(中村家) 牡蠣ちりライス (築地)

R0006044002

牡蠣の季節なら、これも季節のお楽しみとやって来たのは、築地の中村屋。冬限定の鍋料理がお気に入りで、肉豆腐や湯豆腐、ちゃんこ鍋、牛しゃぶとメニューも豊富。牡蠣好きとして外れないのは、やっぱり牡蠣ちり。今日もこれを求めてやってきた。

ガラリと引戸を開けると、目の前の壁に貼られた「豚汁 小メンチ付き」の文字が目に入る。そうなんだ。日替わりで出るこれも旨いんだ。2階へ向かう階段を上る途中、どっちにしようか悩んだが、今日はなんといっても牡蠣なんだ。

しばらくすると、簡易コンロに乗った鍋が届く。蓋を取って頂くと、中にはぷっくりとした牡蠣がズラリ。久しぶり、会いたかった。

段々と鍋が湧いてくると、牡蠣がキュッと少し縮んで白みが濃くなる。そこを透かさず、掬って、ポン酢に潜らせてパクリ。口いっぱいに広がるふんわりぷりぷり。仄かな潮の香りにポン酢が味をキュッと締めて、なんだか飲りたくなってくる。それにしても、火を入れても、縮まないところが堪らない。

豆腐にしめじ、葱、白菜もたっぷり。ごまの風味が豊かな美味しいごまダレも用意されているから、アレコレと愉しめるところも好い。一鍋食べ終わるころには、身体の芯からポカポカ。そこへたっぷりとしたコーヒーが届くから、至れり尽くせり。気持ちまでほくほく。

最近は、2階席も満席で、3階席までのご案内。自分以外にも、肉豆腐やちゃんこ鍋に舌鼓を打つ方もいらっしゃって、人気のほどを思う。他の鍋料理も頂きたいし、豚汁も食べたいし、寒いうちにもう二度三度。

【お店情報】
中村屋(中村家) 築地1-4-9 地図

| | コメント (0)

2023年1月27日

酒の穴 カキフライランチ (銀座)

R0006037001

数日前よりは少し暖かいとはいえ、やはり寒い。こういう日に食べたくなるものの一つが、酒の穴の茶碗蒸しだ。通常の茶碗蒸しの3~4倍くらいありそうな大きな茶碗蒸しで、長年の大好物。それに、今シーズン、ここのカキフライを食べていないとなれば、やっぱり行かなくてはいう次第。

それに、建物の老朽化によって、2月末で、この店舗での営業は終了と聞く。時代がついているが清潔である落ち着いた店構えが好きだったから、最後にもう一度。

3つの好みのおかずを選んで定食にする「お好みランチ」も大好きだったが、今日はなんて言ったってカキフライ。お供には、もちろん茶碗蒸しだ。

さぁ、やって来た。愛しの茶碗蒸しとカキフライのそろい踏み。まず、この茶碗蒸しよ。大きさはもちろん、熱々で重量感たっぷりなところも好きだ。中には、海老に鶏肉、椎茸、銀杏、蟹の身等が、これまた立派なものが入る。玉子の部分もつるつるすべすべ。口にすると、ほろりと崩れて、とろんと胃へ落ちていき、ポッと胃が温かくなる。そうこれこれ。

それに、こちらも好物のカキフライ。小振りではあるが、齧り付くと、牡蠣の旨味がグッと広がる。箸で持っているとエキスがタラリタラリと垂れるほどのジューシーで、薄く香ばしい衣との相性も好い。

好きなものは最後に残しておきたいから、今日は迷いに迷った。今日の結果は、茶碗蒸し。ゴクリと出汁感たっぷりの茶碗蒸しが喉を通って胃に落ちる。あゝ満足。

ちなみに、店はなくなってしまうのではなく、仮店舗での営業も検討している様子。近くで再開してくれることを期待して。

【お店情報】
酒の穴 銀座3-5-8 銀座らん月 B1 地図

| | コメント (0)

2023年1月26日

ムスビ 銀ムツ煮付定食 (阿佐ヶ谷)

R0006030001

起きたときは、今日は出社だし、昼はどうしようなんてワクワクしていたが、生憎電車が大きく乱れて、在宅に変更。さて、昼はどうしようか。口はすっかり牡蠣の気分だったけれど、在宅ならば話は別。外に出てみると、陽射しの当たるところは、ぽかぽかと温かいし、少し歩いてみてもいい。

やって来たのは、南阿佐ヶ谷にあるムスビ。昨年夏の阿佐ヶ谷の人気酒場の姉妹店としてオープン。夜はもちろん、昼は定食や弁当を出す店として営っていて、魚を食べたいときには、候補に上る店。

とろ鯖味噌煮などの定番のメニューもあるが、今日なら鰤の2色丼など、今の季節に美味い魚のランチがあるのが好い。そうだなぁ、今日は、銀ムツの煮付にしよう。煮汁がね、美味いんだ。

ここの煮付は、生から煮てくれるから「少し時間がかかります」という案内が入るが、問題なし。夜は少しご無沙汰しているし、つまみや日本酒のメニューを見ていると、時間なんてあっという間。

運ばれてきたのは、こっくり艶々として身厚の銀ムツ。添えられた豆腐や大根の味の染み具合も見事なこと。銀ムツに箸を入れると、箸を通しても、ふっくらとしているのが分かる。口に入れると、しっとりとして脂がとろり。やはり、脂の乗った魚とここの煮汁は相性が好い。そして、ご飯が止まらない。

副菜が2種類に漬物、ご飯と味噌汁付きで、定食の有り様としても素晴らしい。昼に夜にと大車輪の頼もしさ。応援しています。

【お店情報】
ムスビ サカナとメシとサケ 阿佐谷南1-11-2 麻生商会阿佐谷モト・ルーム 地図

| | コメント (0)

2023年1月24日

手打ちうどん 恵 きざみうどん (荻窪)

Dsc_1100001

今日はどうしたってこれと決めていた。手打ちうどん恵のきざみ。熱々の醤油っ気の薄い出汁に刻んだ油揚げと、くたくたの葱。それにむっちりうどん。想像するだけで、向かう足が速くなる。

荻窪駅の北側、教会通り商店街にあるうどん店。カウンターが3席ほど、小さなテーブルが1卓という小体な店。大抵はお母さんが、時々息子さんもいらっしゃる。今日はタイミングよく、息子さんが途中からやって来て、うどんを打っている姿を見ることができた。

注文が入ると、うどんを茹で、出汁と具材を合わせていく。カウンターから見る厨房は、少し緊張感があるが、お母さんのお人柄もあってどこか温かい。こうやって眺めている時間が好きだ。

「お待たせしました~」と届いたのは、想像していたあの姿。先ずは大好きな出汁と具を一口。やわらかくなった葱と、その甘味が染みた出汁、それを吸った油揚げ。絶妙なトライアングル。これだけ飲んでいたいとも思うし、これに豆腐を入れて肴にしてもいいなぁなんて想像もする。

うどんは太めの手打ち麺。コシやもっちりとした弾力と、噛んでいると小麦が広がってくるところが好きだ。やわらかいうどんで育ったから、やわらかいうどんがもちろん好きだが、ベクトルが違う旨いうどんにすっかり魅了されてしまった。

カレーや、店おすすめのたぬきときつねを組み合わせた「合わせ」なんかも気になってはいるが、きざみが好きすぎて、ここに来たら、ついつい「きざみ」と言ってしまっている。

【お店情報】
手打ちうどん 恵 天沼3-6-21 地図

| | コメント (0)

2023年1月20日

Chatoan 赤飯豚汁セット (阿佐ヶ谷)

R0005986001

しばらく営業が不定期なことが続いて、少しご無沙汰していたChatoan。天気もいいし、幾分暖かいし、こんな日に歩いて向かうには丁度いい距離。住宅街の中にある日本茶カフェで、日本茶や和菓子などの他、軽食もあって、そこで出されている豚汁のファン。具沢山というだけはなく、豚汁の「大」が選べるというのも好きなところ。

豚汁うどんも気になっているが、お願いするのはいつも、赤飯豚汁セットの、豚汁大。普通の汁椀よりも二周りほど大きな立派なサイズにたっぷりと装われているのがうれしいし、大根に豚肉、豆腐にごぼう、蒟蒻、人参、油揚げ等々、王道どころが勢揃い。ほんのり甘めでほっとする。そして、赤飯は、もっちりとしてやさしい味。上に乗った胡麻がこれまた好い味わい。

日替わりの小鉢2種類がセット。今日はキャベツのコールスローと菜の花と厚揚げの煮物。いつも、季節の野菜を使った健康的な料理で、楽しみの一つだ。

お茶をお願いしてゆったりと自分の時間を過ごす方、食事と女将さんとのお話が好きで来られる方など、人によって過ごすスタイルはそれそれだが、店中に流れるゆったりとした空気に、気持ちもゆるやかになっていく。中々機会はないが、こういう場所でのんびりと過ごす時間も大切。

【お店情報】
Chatoan (茶とあん) 阿佐谷北1-21-28 地図

| | コメント (0)

2023年1月17日

源氏 和牛肉すき焼き鍋 (荻窪)

R0005885001

寒い時期に食べたいランチの王道といえば、鍋。それなら夏でも必ず鍋料理がある源氏に来る。魚介メニューが豊富な日本料理店で、ランチも刺身に煮魚、焼魚、海鮮丼に魚介のフライが並ぶが、そのラインアップの中にいつも鍋がある。それも日替わりというのが素敵。

店へと向かう路地の角に、その日のランチメニューが置かれている。立ち止まって今日の鍋メニューを探すと、「和牛肉すき焼き鍋」とある。今日はこれか。玉子を付けて食べるところなんてすき焼き的だし、つゆだくで鍋料理的でもあって、短いランチタイムも楽しめるいい料理。

刺身や海鮮丼の方よりも少し待つが、温かいお茶を飲みながら、待つというのも楽しいもの。届いたすき焼き鍋は、やわらかく、ふつふつと。傍からには、生卵。割ってかき混ぜて、いざ鍋に向かう。鍋の中には、牛肉の他、葱に豆腐、白菜、茸と、確かにすき焼き。上等ではないが、気軽に食べるには十分な牛肉の旨味。甘辛い味に溶いた玉子を潜らせると、昼間っから贅沢をしている気分になる。

小鉢類が充実しているところも相変わらず。お浸し、サラダにお新香。ご飯に味噌汁。これで1,000円とは大充実。盛況ぶりも相変わらずで活気のあるところも好い。今年もまた、お世話になります。

【お店情報】
日本料理 源氏 荻窪5-23-8 地図

| | コメント (0)

2023年1月16日

豊年屋 鍋焼きうどん (阿佐ヶ谷)

R0005881001_20230117065101

今日みたいに雨降りの寒い日は、やはり熱々の温かいもの。グラタンなんかもいいなぁと思ったが、鍋焼きうどんなんてどうだろうと思いつく。鍋焼きうどんなら、豊年屋だ。杉並区役所のほぼ目の前。店の傍を通ると出汁の良い香りがする、地元に根差した街の店。冬になると、店前の品書きに「あつあつ、鍋焼きうどん、味噌煮込みうどんあります」という貼り出されて、これについつい誘われる。

開店して10分少々。先客はいらっしゃるものの、まだ嵐の前の静けさという雰囲気。料理が届くのを待っていると、ポツポツと近所にお住まいと思わしき先輩方がやって来る。鍋焼きうどんの方もあれば、カレー南蛮の方、ご常連は大たぬき。羨ましかったのは、腰を落ち着けるなり「熱燗」と一言。一呼吸置いて「厚焼き玉子」という先輩。それも確実に温まって美味いやつ。

さて、鍋焼きうどんだ。目の前に届いてから、店の方がそっと蓋を開けてくれると、ふわっと湯気が立ち上がる。嗚呼、温かい。そして誘う香り。外で嗅いでいたあの香りだ。グツグツと沸く汁の中には、蒲鉾になると、玉子焼き。麩に椎茸、豚肉、若芽。それに立派な海老の天ぷらと盛り沢山。海老の天ぷらはここの人気の一つ。花揚げにした衣が汁に合うし、海老も誠実感のある食べ応え。それに、江戸前らしい汁がうどんや具材に染みた感じも、なんともいえず温かい。

時代が付いた天井や壁、テーブルなども温かく落ち着いた雰囲気をくれるし、客もそれぞれにゆったりと愉しんでいるところも好い。一方で、店の方の明るい挨拶も素敵。どうぞ長く続けて下さい。

【お店情報】
豊年屋 成田東4-37-10 地図

| | コメント (0)

2023年1月13日

すずらん 厚切り銀鮭焼き定食 (荻窪)

R0005839001

「厚切り」という言葉に弱い。本当に弱い。厚切りポークとか厚切りステーキ。そうそう、厚切りの食パンも好い。今日出会ったのは、厚切り銀鮭。すずらんの日替わりに書いてあるのを見つけた。

ずずらんは、荻窪駅西口のすずらん通りにある魚中心の定食屋。大抵5種類ほどの定食があって、ほとんどが魚料理。魚が食べたいときは、思い浮かべる店の一つだ。

焼魚は注文が入ってから焼いてくれる。待っている間、ついついソワソワしてしまうのは許してほしい。しばらくすると、銀鮭が皿に乗せられて、定食としてやってきた。

厚切りと案内されていたとおり、厚みが立派なのは然ることながら、長さも立派。これは食べ出があるなぁ。それに皮目は香ばしいし、身は艶々として脂が溶け出しそう。箸を入れても、やはり脂がのってしっとりとして、口にするとほろりとろり。そこへご飯を放り込んで、噛み締める幸せ。

副菜がたっぷり盛られているのも定食として好きなところ。今日は金平で味付けもとても好み。魚を食べたい日だったら、やはり候補に上げたい店の一つ。

【お店情報】
一膳めし屋 すずらん 荻窪5-11-12 荻窪マンション 1F 地図

| | コメント (0)

より以前の記事一覧