2024年4月23日

魚と酒 三原 かつを立田揚げ定食 (銀座)

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先日、築地方面から銀座へ向かっている途中、見知らぬランチの看板を見つけて足を止めた。中国料理の徐家の並びのビル、地下へと向かう入口狭い入口がむしろ印象的な場所。魚のどんぶりや煮付け、揚げ物を中心としたランチメニューに、昼飲みもOKという文字が飲み心を誘う。近いうちに一度ランチをと決めての今日である。

2023年12月のオープン。地階へ降りると、壁紙などは変わっているが、椅子やテーブル、厨房やレジの配置などはほぼ同じ。10数人入れば満席になるこぢんまりとした店だが、明るい声が出迎えてくれた。

今日のランチメニューもズラリと9種類。白身の刺身やあじのタタキのどんぶりや、鮭フライに、カスベの煮付け等々。カスベの煮付けなら、好きだけどあまり見ないし、鮭フライも気になる。一方で、魚の立田揚げは好物だし、さてどうしよう。

お願いしたのは、かつを立田揚げ。揚げている音が聞こえてくる傍から、小鉢と、海鮮丼でも入っていそうな位の大きな蓋付の椀が届く。「あら汁です」と手渡され蓋を取ると、頭をと身を落とした魚一匹のあらが丸々一枚。身もたくさん付いているし、油揚げや若芽、大根なども入って具沢山。続いて届いたご飯も大盛りで、あら汁とご飯、副菜のひじき煮と漬物で、十分ランチになりそうなほどボリューム満点。

立田揚げも、たっぷりと千切りキャベツや野菜が添えられた充実の一皿。醤油や生姜の下味が程よくきいて、ついついもう一口とすすむ味わい。

ランチは、1,300円~と安価ではないが、この量と内容なら納得。他の料理も食べてみたいし、具沢山の汁物好きとしては、このあら汁も逃せない。そのうちにまた。アジフライに出会えるといいなぁ。

【お店情報】
魚と酒 三原 銀座1-13-3 泰慈ビル B1F 地図

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2024年4月11日

岩戸 豚汁定食 (銀座)

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昨晩は、美味しいフレンチとワインで満喫したから、今日の昼は和食の気分。和食のランチといって必ず思い浮かべるのは、岩戸の豚汁。大好物だが、最近は長い行列が出来ていたり、臨時休業だったりして、思うように食べられていない。

今日も難しいかもしれないけれど、とりあえず行ってみようと店の近くまで来ると、店の前に人影は見えるものの、長い行列はない様子。これなら待っても少しだし、この機会を逃す手はないと急ぎ足。

入口で食券を買うために並んでいる人はいるものの、ちょうど入れ替わりのタイミングで、左程待つことなく入店。お母さんも久しぶり。今日は何にしましょうと問われるけれど、今日は豚汁一択だ。

料理が程なくやって来るのも好きなところ。大きい器にたっぷり盛られた豚汁に、今日はいつもより景気よく盛られている気がするまぐろ漬け、ご飯とがり昆布がセット。

豚汁のごろごろと大振りの野菜たちに、負けない存在感の豚肉。ズズズッと汁を吸って、大振りの野菜を持ち上げては、はふはふと頬張るこのサイズが好きだ。同じ豚汁なのに、日によって個性があるのも面白いところで、今日は大根控えめの里芋多め。

まぐろの漬けは、ご飯に載せて頬張って、ガリ昆布を合いの手にして。最近は、漬けのタレの追加なんかも出来るらしい。確かにご飯が進みそうだ。

店を出ると、12時を回ったせいか、10人ほどの行列。春になると、新人さんを伴って自慢げにこの店を紹介する姿を見るのも、もはや自分の春の風物詩。長くその様子を見られますよう。

【お店情報】
岩戸 銀座店 銀座1-5-1 地図

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2024年4月 2日

紹興苑 海老ワンタン麺 (銀座)

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築地方面からの帰り道。此の所ワンタンが食べたい気分で、一度食べてみたかった紹興苑の海老ワンタン麺を目指す。紹興苑は、歌舞伎座の裏手あるに中国料理店。香港飲茶が人気だそうで、ランチメニューにも点心が付くセットもある様子。

店に着くと、先客が店を出た様子が見られるものの、客は誰もおらず少し心配になるが、ほどなくひっきりなしに客が続く。お隣の中国ご出身と思われる二人組は、先ずは叉焼を頼んで食べながらランチを待っていて、ベテランぶりを見せつけられた。仲間に入りたい。

先ずサラダとデザートが届いて、その後にワンタン麺がやって来る。極細の香港麺にむっちりとした海老ワンタンがとっぷりとスープに浸かる。そして、スープに浮かぶ干し海老の香り。シンプルだが、むしろそそる。

先ず、透明感のあるスープを一口。海老の香りに続いて、品のよい旨味がツゥーと喉をすぎる。このスープが絡んだ極細麺は、あのクセになる食感。そして、ワンタン。ツルツルの皮に、海老が存分に入っていて箸で持つのがやっとなほど。噛むと、むちっと弾けてプリプリの海老がゴロゴロとお目見え。食べ応えも十分だし、海老好きには堪らない。

今日はこれを目当てに来たが、香港麺の焼きそばや粥も気になるところ。少し遠いが、いずれまた。

【お店情報】
中国菜 紹興苑 銀座3-12-19 楽心ビル 1F 地図

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2024年3月26日

漫莉キッチン お粥セット (銀座)

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ずっと行ってみたいと思っていた店がある。裏銀座と呼ばれる辺り。京橋公園の程近くにある漫莉キッチン。創作広東料理の店で、名物の一つである広東本場の粥「老火粥」が気になって。普段のランチタイムには、少々時間が足りないと二の足を踏んでいたけれど、ようやく伺えるチャンス到来。

オープンの11時半を少し回った頃に伺うと、既にグループの先客がいらっしゃって盛り上がっている。迎えてくれたマダムによれば、コースをご予約されている方々のよう。「バタバタしちゃってごめんなさいね」とおっしゃるけれど、店に活気があるのは素敵なこと。

さて、こちらも注文だ。ランチメニューには、餃子ライスや炒飯などもあるが、目当ては粥。しかしこちらも3種類あって、来るまでにもずっと悩んでいたんだ。ムール貝粥に、銀杏粥、そして塩漬け鱈と落花生の貴妃粥。どれも食べてみたいじゃないか。

お願いしたのは、ムール貝の粥。粥は熱々の土鍋で運ばれ来て、蓋を開けてもらうと、見た目はかなり控えめ。というのも「老火粥」は、米と具材をはじめから一緒にたっぷりと時間をかけて、じっくりコトコト煮込んで作る粥なのだそうだ。だから、米はもちろん、具材まで全体がとろとろと一体化しているんだ。

一方で、香りの膨らみは鮮やか。そして、口にすると目では確認しづらかったムール貝の香りと味わいが輪郭まではっきりと見せてくれるよう。味わいは滋味深く、しみじみと染みわたる。食べ進めると、出汁やムール貝の味の他、米の甘みも感じられて、じっくりと具材の旨味が引き出されているのだなぁと思い至る。

小鉢の木耳サラダの黒酢使いや、ビーフンの味わいもやわらかで、店のほんわりとした雰囲気に似て。餃子や壁に掛けられたアラカルトも気になるばかりで、夜うかがえる機会を是非作りたい。

【お店情報】
漫莉キッチン 銀座1-24-5 地図

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2024年3月18日

はまの屋パーラー 玉子・サンドゥイッチ (日比谷)

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玉子サンドが食べたいけれど、有楽町のはまの屋パーラーは、今は日本橋に移転。歌舞伎座あたりの店は混んでいるし、セントルも行列だし…と悩んでいたら、ふと思い出したのが、帝国ホテルプラザにある、はまの屋パーラー日比谷店。そういえば、帝国ホテルプラザは、建て替えに伴い、3月31日で営業終了。はまの屋パーラーも閉店すると聞いている。

あの大好きな玉子・サンドゥイッチは、有楽町店の閉店で食べ納めたつもりだったが、これも何かのきっかけと、日比谷店を訪ねることに。

4階まで上がって来ると、明るいながらもレトロ調で落ち着いた店が見える。また昼前。ベアロ素材の椅子も座り心地がよくて、とてもゆったりとした雰囲気。そして壁には、ウォーホールやバンクシーなど、自分でも誰の作品か分かるくらいのアートがずらり。こんな素敵な空間になっているなんて知らなかった。

落ち着いたところで、サンドゥイッチだ。メニューは有楽町店と同じ。悩んだけれど、やはり玉子・サンドゥイッチの半分だけトーストだ。

届いたサンドゥイッチは記憶にあるそのもの。違うのは、皿とトーストが記憶にあるものよりも、少ししっかり焼かれているくらいだろうか。まずは、そのトーストしたものを手に取って一口。カサカサとした手触りと芳ばしい香り。それに柔らかい玉子が交じり合う愉しさ。そして、トーストしていない方は、持った指が沈み込むような柔らかいパンと、焼き立ての玉子の温かさ。そして口にして、パンと玉子が一体となって溶け合う様は、やっぱり好きだ。

そして、コーヒーの最後の一口を飲んでも、口に残るサンドゥイッチの幸せな余韻に浸りながら、店を後にする。もっと早く、日比谷店にも来ておきたかった。

【お店情報】
はまの屋パーラー 日比谷店 内幸町1-1-1 帝国プラザ東京4F 地図

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2024年3月11日

銀座菊正 お楽しみ定食 (銀座)

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今日こそ岩戸に入れるだろうかと店の近くまで来てみると、珍しく行列が見当たらない。よし!と店の前まで来ると、いつもはランチメニューが書いてあるところに、炊飯器の故障により休みという知らせ。そういうことなら、仕方ない。

口はすっかり和食だからち、次に向かったのが銀座菊正。松屋銀座の裏手にある和食店。玉子焼きや西京焼きが名物。それに、旬の食材を使った日替わり的なお楽しみ定食も人気。今日のお楽しみ定食の内容を見ると、「ぶりの照り焼き」とある。うん、今日はこれだ。

暫く待って届いたぶりの照り焼きは、立派な厚み。濃厚に見えるが、キレのあるタレで、ぶりの脂も程良く、そして旨いご飯が進む。そして、添えられた大根おろしの旨いこと。きめ細やかでさっぱりとして、程よい瑞々しさ。

ほうれん草やもやしなどの胡麻和えに大根の漬物、ご飯、味噌汁と小さなルマンド一で一揃え。名物の玉子焼き(ハーフ)をお願いしようと思いつつ、腹八分目。ちょうど好い。

2階はいつもチャーミングな大女将がいらっしゃるが、今日はご不在。気がかりだ。

【お店情報】
銀座菊正 銀座3-8-17 地図

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2024年2月20日

エノテカ ガルビーノ 豚バラ肉の赤ワイン煮込み (銀座)

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先週食べ逃した牡蠣を今週こそ食べようと出社したのだけれど、もはや暑いくらいの陽気に、なんとなく牡蠣の気分が下がり気味。他のランチはどんなものがあるだろうと探してみると、ガルビーノのランチの一つ「豚バラ肉の赤ワイン煮込み」に目が留まる。こういうランチはご無沙汰かも。俄然食欲がわいてくる。

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2024年2月 1日

泰明庵 せりカレーそば (銀座)

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昨日、夕飯の買い物の出たところ、芹の香りがどこからかしてきて、今日出社をしたら、泰明庵でせりそばを食べようと心に決める。後は、せりそばか、せりカレーか、それともせりせいろ。それが問題だ。

今日は温かいから、熱々でより温まるカレーじゃなくてもいいのだけれど、今シーズンは、まだせりカレーを食べていない。うん、それならばせりカレーそばだ。

暖簾を潜ると、おや相席する場所もない満席具合。「寒いから中に入って待っててもらえますか」という。確かに、少し待つと空く席がありそうな感じだし、何よりせりカレーが食べたくて、そのまま待つことに。その間にも自分の後ろに行列が伸びていく。

注文は待っている間にすませていたから、腰を落ち着けたら、もう待つばかり。相席の方は、せりかしわ。他にも、せり入りのそばを注文している方が数多く。やはり冬の人気者。

「おまたせしました」の声よりも早く、カレーと芹の香りが、そばが届くのを知らせてくれる。目の前に届いた器に目をやると、たっぷりのセリと、随分と太くなってきた根っこ。箸を入れて、そばをグッと引き上げると、カレーと芹の香りもグワリと強くなる。啜り込んで噛み締めると、更に膨らむ香り。それにシャクシャクとした食感が堪らない。

夢中で食べすぎて、ついつい火傷をしてしまったが、店を出た後にも口に残る香りに、思わず顔もほころぶというもの。今シーズン中にもう一度、二度、食べたいなぁ。

【お店情報】
泰明庵 銀座6-3-14 地図

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2024年1月18日

銀座スイス 人気の3品盛り合わせ (銀座)

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今月オープンの気になる新店があってそこを目指してきたけれど、生憎今日のランチタイムは予約で一杯だそうで、敢え無く退散。でも、こういうこともあろうかと、事前に次を考えてきたんだ。このエリアだったら、久しぶりに食べたいのが、銀座スイスのオムレツ。こちらも満席に近いけれど、一人だったらカウンターもあるし、なんとかなる。

オムレツがセットになったランチは昔からあるが、少しずつ変化があるように思う。最近は、オムレツと、人気のカニクリームコロッケとエビフライの「人気の3品盛り合わせ」というメニューで登場。そういえば、ここに来るとついついカキフライやオムレツのセットばかり食べてしまうから、一番人気らしいカニクリームコロッケも、エビフライも食べたことがないなぁと苦笑い。

お馴染みのあさりとベーコンのポタージュに続いて、盛り合わせが届く。そびえ立つエビフライも、いかにもカラリと揚がって中がはち切れそうなカニクリームコロッケもそそるが、オムレツの鮮やかな黄色が目に眩しい。

エビフライにナイフを入れると、サクッと小気味よい音が響く。大振りではないが、海老の食感と旨味が真っすぐ届く正統派なエビフライ。それに、カニクロームコロッケは、同じく軽やかな衣の下に、濃密なカニクリームが溢れんばかりにたっぷりと。

そして、オムレツ。ぽってりとして焼き目一つない麗しさ。ナイフを入れると、中からとろりと見事な半熟。口当たりの優しいことにもうっとりする。マカロニサラダや、千切りキャベツも添えられて、懐かしいような、でも今でもうきうきする一皿。

ご家族や友達と単品をシェアしあったり、ご夫婦でビールを片手に楽しんだり。皆、ゆったりとニコニコと過ごす雰囲気も好きな店。

【お店情報】
銀座スイス 銀座3-4-4 大倉別館 2F 地図

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2024年1月11日

いちにいさん 豆腐野菜蒸しセット (銀座)

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朝家を出たら、あまりの寒さにびっくり。今日の昼は温まるもので決まりだなぁと思いながらの出勤。先ず思い浮かべるのは、温かい汁物。岩戸の豚汁は先日いただいたけれど、ユッケジャンなら、熱さと辛さで温まるだろうし、鍋という手もある。それに、湯気といえば、せいろ蒸し。そうだ、それなら、いちにいさんだ。

インズ1の地下一階にある鹿児島の黒豚専門店。行列ができる人気店で、せいろ蒸しは人気メニューの一つ。今日も前に2組ほど待っている方がいたが、見ていると早く案内されている様子で、実際3分ほどで席に案内してくれた。

せいろ蒸しは、黒豚と野菜、海鮮と野菜、豆腐と野菜の3種類。中でも好きなのが豆腐と野菜のせいろ蒸しで、大抵いつもそれで、今日もこれ。

運ばれてきたのは、ほかほかの蒸籠蒸しに、蒸し寿司と大きな豚汁。半丁ほどある豆腐に、キャベツやブロッコリー、かぼちゃに椎茸、蓮根、薩摩芋のなどの野菜に、個人的なツボの甘めの玉子焼きが2切れ。小さい頃に母が作っていた玉子焼きは甘くて、いつもそれを思い出す。豚汁も、大きな器にたっぷりと提供されるところが好い。フルーツまでついた充実の内容。

席に案内される際、あの名調子の店員さんではなくてどうしたのだろうと思っていたら、しばらくして、いつもの声が聞こえ始めて一安心。これを聞かないと、この店に来た気がしないくらいだ。

【お店情報】
いちにいさん 銀座店 銀座西3-1 銀座インズB1 地図

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