2021年8月31日

魚竹 銀鮭照焼となかおちのセット (築地)

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築地で予定よりも早い時間に開放されそうな予感。恐らく開放されるのは、10時半過ぎ。築地から東銀座の辺りで昼をとろうという算段だったが、少し時間がありすぎる。11時開店の店はなかったどうか…と調べてみると、伺おうと思っていた店の一つ、魚竹がそうだった。

少し余裕があったから、辺りを少し散歩してからと歩いていると、とある店の前に行列が出来始めている。おぉ、平日でもこういう感じなんだ。それなら、魚竹にも行列が出来ているかもしれないと向かうと、その予感は大正解。店の前には数人の列。ざっと人数を数えて、まだ1回転目には入れそうだと算段をつけ、列の一番後ろに連なった。

まだ11時は少し早い時間だったが、準備が出来たのだろう。扉が開いて、暖簾をかける準備が始まる。暑い中だから、ありがたい。お願いするのは、鮭となかおちのセット。ここ数回は、漬けまぐろだったし、あれはどうしたって酒が欲しくなってしまうから。

口にするたび、倖せがやってくる、笑みが零れるとは、こういうことを云うのだろう。なかおちならば、滑らかな舌触りに続いて上質な脂がとろり。銀鮭なら肉厚でふっくらとした噛み応えはもちろん、パリッと焼けた芳ばしい皮の香り、皮目と身の間のぷるんとしたところもご馳走だ。味噌汁も酢の物も、素朴に見えるが魚に相応しいもので、定食としての有り様も、実に素晴らしい。

11時を回った頃から、ご常連が一人、また一人とやって来る。皆黙々と、倖せそうに頬張って帰っていく。短い時間で、旨いものを、気持ちよく。ここには全てが揃っている。

【お店情報】
魚竹 築地1-9-1 地図

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2021年3月10日

蜂の子 カキフライ (築地)

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そろそろ、蜂の子のカキフライも終わりじゃないだろうか。大好きな洋食系のカキフライの一つ。もう一度食べなくては後悔しそうとやって来る。外のランチメニューには、カキフライの文字はなかったが、ガラス戸から店内を見ると、壁にカキフライの写真が見える。よし、まだ大丈夫だと扉を開ける。

お願いするとすぐに運んでくれるセットのスープは、コーンポタージュ。スープとして定番だがここでは初めて。淡い黄色が春らしい。それに素材を活かした柔らかい甘みが素敵。

さて、カキフライ。食欲を駆り立てるキツネ色の山と、その横に牡蠣殻にたっぷりと入った自家製のタルタルソース。それにしても、さすが3月。丸々と胴回りも立派なカキフライ。今シーズンであった中でも一番の大きさだ。これは2口では絶対無理だと3つに分けたが、それでも口がいっぱいになるくらい。

頬張ると、軽やかでサクサクの衣と身の旨味とエキスが交じり合って、口いっぱいに広がる香りと旨味。まぁ、身の美味しいこと。だからこそ、そのままでも好いし、レモンを絞っても好し。そして、タルタルソースは、何となく玉子が多め。たっぷりと付けて満腹至福、大満足。

帰り足で、中村家さんの鍋メニューが気になって、確認すると、うれしいことにまだ継続中の様子。あるうちに来たいなぁ。

【お店情報】
築地 蜂の子 築地1-5-8 地図

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2021年2月17日

中村家 豚汁 小メンチカツ付き (築地)

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近年の冬の好物、中村家の鍋料理も、そろそろ食べ納めに行かなければと店へ向かう。牡蠣ちりもいいし、すき焼きみたいな肉豆腐も大好きだ。それに、ちゃんこ鍋など、まだ頂いてない鍋料理もある。

どの鍋にしようかと悩みながら、引戸に手をかけると、「豚汁 小メンチカツ付き 850円」という貼り紙が目に入る。豚汁かぁ。こちらも大好きな具沢山の汁。中村家の豚汁ってどんなだろうと、俄然気になって来る。

店に入るとさらに悩ましい。目の前に貼られた貼り紙には、鍋料理と件の豚汁の品書きがズラリ。鍋なら肉豆腐、それか豚汁か…。うーん、やっぱりどうしても豚汁が気になってしまって、豚汁をお願いする。

運ばれてきたのは、具がたんまりと入った具沢山の豚汁。それに、具も大きくてゴロゴロと。先ずはと一口、ズズッと啜る。ほぉっ、温かくてほんのり甘い。さつま揚げが入っているからだろうか。豚肉の他、里芋に人参、ごぼうに蓮根、大根、蒟蒻、キノコ等々、食べても食べても具が出てくる。やさしさが一杯だ。

それに、メンチカツも決して「小」なんかじゃなく、一品としても十分な大きさ。それに、ちょっと歪なところが愛らしい。箸を入れると、ミッチリと肉々しくて、玉葱だろうか、こちらも仄かに甘くて、添えられた辛子が良く似合う。

小鉢の香の物までついて、さらには食後にコーヒー付きと、こんな値段でいいのだろうかと思う充実ぶり。落ち着いたら、今度は夜にも来なければ。

【お店情報】
食事処 中村家(中村屋) 築地1-4-9 地図

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2021年1月 8日

蜂の子 カキフライ (築地)

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今年初めての出社で、絶対に食べようと思っていたのが、カキフライ。年末年始と美味しいものを頂いたが、カキフライが足りない。牡蠣自体は、食べているんだ。つい先日だって、好きな居酒屋で、牡蠣と春菊の味噌鍋で燗酒を頂いて、ほくほくしたばかり。でも、カキフライが足りないのだ。

そして、ここからが悩ましい。好きなカキフライだって幾つもある。絶対に食べたいから、日替わり的に出ているのは、やめておこう。一番久しぶりのカキフライは…、そうか蜂の子。前に伺ったのは10月。年が変わって、牡蠣も随分と立派になっていることだろう。

行列の出来る人気店だが、テレワークに移行している人も多いのだろう。まだ、席に幾分の余裕がある。案内されたのは、お初の窓際の一人席。自然光が鮮やかで、中々に気持ちが好い。

先ず運ばれてくるのが、ランチのセットのスープ。今日は下仁田葱のポタージュ。仄甘くて、ぽってりと温かい。今日のような寒い日には、殊の外ありがたい。

さて、カキフライ。運ばれてきた皿を見て、思わず一人「おぉっ」と心の中で声が漏れる。これはこれは、立派な大きさ。特に太さは然ることながら、長さの立派なこと。それに揚げた衣の香り。齧り付くと、軽やかでサクサクの衣と身の旨味、エキスが交じり合って、噛むほどに口いっぱいに広がる香りと旨味。そのままでも好いし、レモンを絞っても好し。そして、タルタルソースは、仄甘く、所々で玉葱やピクルスの食感と、その後に広がる風味が好きだ。

はぁ、カキフライの欠乏は満たされた。ちなみに、今日のBランチは、ハンバーグ、天使の海老フライ、カキフライと何ともそそる盛り合わせだったが、これではカキフライ熱は治まりそうにないなぁと、ド直球でカキフライ。テレワークが続きそうな今日此の頃、また、カキフライが足りない日が来そうで、悩ましい。

【お店情報】
築地 蜂の子 築地1-5-8 地図

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2020年12月 2日

中村家 牡蠣ちり鍋ライス (築地)

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今日みたいに寒くなる日を待っていた。というのも、中村家の牡蠣ちり鍋を食べたいが、同じなら寒い日がいいんじゃないかと思ってのこと。天気予報と自分の予定を確認しながら、今日は絶対と決めていたんだ。

よしよし、気温が10度にもいかない絶交の鍋日和。ガラガラと引き戸を開けると、距離をとって、ほぼ満席。2階に行くという手もあるが、空いていた1席に滑り込み。お茶を運んでくれたところで、すぐさま、牡蠣ちり鍋(1,000円)をとお願いする。

「熱いのでお気をつけて~」と運ばれてくるのは、簡易コンロに乗った鍋。蓋を取ると、中にはぷっくりとした牡蠣がズラリ。あゝ、会いたかったよ。

段々と鍋が湧いてくると、牡蠣がキュッと少し縮んで白みが濃くなる。そこを透かさず、掬って、ポン酢に潜らせてパクリ。口いっぱいに広がるふんわりぷりぷり。仄かな潮の香りにポン酢が味をキュッと締めて、なんだか飲みたくなってくる。

豆腐にしめじ、葱、白菜もたっぷり。ごまダレも用意されているから、アレコレと愉しめるところも素敵。一鍋食べ終わるころには、身体の芯からポカポカ。そこへたっぷりとしたコーヒーが届くから、至れり尽くせり。気持ちまでほくほく。

壁の品書きには、ホワイトシチューやおでんなんて文字も。食べたいと思うことはあれど、中々出会えないことの多いメニューだけに、気になって仕方がない。

【お店情報】
中村家(中村屋) 築地1-4-9 地図

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2020年10月27日

蜂の子 カキフライ (築地)

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蜂の子のカキフライは、好きなカキフライの一つだ。今年もそろそろだろうかとソワソワ。先日、店の前を通ったところ、ランチメニューとしては出ていなかったが、店内にカキフライのメニューが貼りだされているのを確認。きっと、ランチでも大丈夫だろうと踏んでやって来た。

12時前に到着したが、よく賑わっていて、席はほとんど埋まっている。相変わらずの人気ぶりに感心していると、僅かに残った空席を案内してくれた。テーブルを見ると、カキフライを知らせる案内。もちろん、注文は「カキフライをお願いします」だ。

先ず、サービスのスープが届く。今日はほうれん草とじゃが芋のスープ。心地の良い青みと温みでお腹がポッと温まって、美味しいものを頂くためのお腹が整う感じが好い。

そして、お待ちかねのカキフライ。最盛期に比べれば、幾分小さいような気もするが、それでも半分にしても口に入りきらないくらいの立派な大きさ。頬張ると、軽やかでサクサクの衣と身自体の旨味とエキスが交じり合って、口いっぱいに広がる香りと旨味。それに、牡蠣殻にたっぷりと装われる自家製のタルタルがまた魅力的。もちろん、牡蠣自体が旨いから、そのままでも好いし、すだちやレモンを絞っても、また好し。

カキフライを待ちかねていた人、人気の日替わりBランチの人(今日は12時10分頃売り切れ)、オムライスを頬張る人。皆幸せそうな店の雰囲気がとても好い。

【お店情報】
蜂の子 築地1-5-8 地図

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2020年10月20日

ふじむら カキフライ (築地)

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ふじむらのカキフライは、早い時期から出ていたはずだと思い出し、ふじむらまで一走り。少々遠いが、牡蠣のためならエンヤコラ。

遠いことも懸念だが、繁盛店ゆえの行列も心配だ。案の定、2組ほど待っていたが、消毒と検温、それに先に注文をしていると、数分で案内された。回転の良さも魅力的。

さてやって来たカキフライ。おぉ、大きい。今シーズンの最大級。先ずは何も付けずにそのまま大きく口を開けてガブリ。よく揚げの香ばしい衣の下には、火が入って締まった身がブリンとその存在を主張する。その後にはエキスがタラリと落ちる。こんなこともあろうかと、茶碗を持っておいたんだ。次は辛子。レモンにタルタルと、愉しみ方も様々。もう一皿食べたいくらいだ。

小鉢が2つに、卓上には漬物と梅干。旨いご飯に味噌汁がついて1,100円はお見事。それに、店やお店の方の活気が、大変に気持ちがいい。カキフライを待っていた人も多いのだろう。聞いていると、よく注文が入っていて、店を出る頃には残り2台。カキフライを目指す方は、お早めに。

【お店情報】
築地 ふじむら 築地2-14-12 地図

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2020年10月15日

中村家(中村屋) 肉豆腐ライス (築地)

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昨冬に出会って感激した中村家の肉豆腐ライス(1,000円)が、秋になって帰って来たと聞いて、天気予報を睨みながら、寒くなる日を待っていた。小雨交じりの気温の上がらない今日なら、打って付けじゃないか。それで、いそいそやって来た次第。

店の入口には、確かに「肉豆腐始めました」という貼り紙。こちらも感激した牡蠣ちりや、牛しゃぶ、湯豆腐と鍋メニューも始まったらしい。今シーズンは、全種類制覇しようと心に決める。

さて、肉豆腐だ。こちらの肉豆腐は、鉄鍋で、簡易コンロで火をかけながら、グツグツさせてやって来る。具だって、焼き豆腐と牛肉の他、白滝に葱、春菊、椎茸、エノキ等のキノコ類、それにうどん。脇には生卵。そう、まるですき焼きなのだ。味付けも甘辛くて、溶いた玉子につけてズルル。追いかけるようにご飯をパクリ。また、ズルル、パクリ。温かさと甘辛さに、胃も心もポカポカ。

ピークタイムを外すと頂けるというコーヒーを、今日はサービスして下さって、帰る頃にはジャケットが邪魔なくらいぽっかぽか。帰り路は雨も上がって、足取り軽やか。さて、次はどの鍋にしようかと、もう愉しみで仕方がない。

【お店情報】
中村家(中村屋) 築地1-4-9 地図

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2020年9月15日

ヤナギ 目玉付きハンバーグ・コロッケ (築地)

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気分は、目玉焼きがのったハンバーグ。どこにあっただろうかと幾つか思い出して、そういえば、こちらも久しぶりとやって来たのは、レストランヤナギ。中央区役所近くの路地にある洋食店。

12時少し前。客席の半分ほどが埋まっていて、オムライスにハンバーグをトッピングしたものやら、ナポリタンにカボチャのはさみ揚げを乗せたものやらを、美味しそうに召し上がっている。

目当てのメニューは、目玉付きハンバーグ。単品もあるが、やはりここに来たら、盛り合わせをお願いしたくなるというのが食いしん坊。目玉付きハンバーグとコロッケ(950円)をお願いする。

こういう盛り合わせは、自然と頬が緩んでしまうというものだ。デミグラスソースがたっぷりとかかったハンバーグに、サクサクとした音が聞こえてきそうな小ぶりのコロッケ。脇にはケチャップ味のスパゲティと、千切りキャベツにレタス。それに、やっぱり味噌汁。うん、完璧。

ハンバーグは、細やかなミンチに玉葱がふんだんに入って、旨味たっぷりで柔らかくてジューシー。口にすると、もうニッコリしてしまうやつ。玉子も一緒に頬張って、黄身をソースにして頂くのも好い。コロッケは、サクサクの衣の中に、クリーム状のアツアツトロトロ。

客が皆、好き好きに食べたい組み合わせをお願いして、愉し気に、美味しそうに頬張っている空気がとても好い。そして、フル回転にも関わらず、帰り際にはニコニコと挨拶してくれる店の方の温かさ。店の雰囲気も料理に似て、とても優しい。好きな店。

【お店情報】
レストランヤナギ 築地2-1-12 地図

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2020年8月25日

ふじむら アジフライ (築地)

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予定より早く解放されて、11時半を過ぎた辺りに築地辺り。端から築地辺りで昼をとる予定だったが、予定外にちょうど昼時少し前。行きたい店は、幾つかピックアップしてきたが、行列の出来る店なら、暫く待つことになりそうな頃合いだ。

食べたいものと、時計とを睨んで、やって来たのは、ふじむらだ。昼時は、魚を中心とした定食が人気の繁盛店。限定の鮪のなかおちや脳天などが人気だろうか。個人的には、カキフライやアジフライが食べたい店。今年の冬、数年ぶりにカキフライを頂いて、やっぱりアジフライ(1,100円)もと思ったのだ。

検索してみれば、アジフライは何と6年ぶり。ふじむらのアジフライの特長は、大きな鯵の半身を3等分にして揚げていること。それに、箸で持ち上げるのがやっかりな程のぶ厚い身。細やかなサクサクの薄衣の歯を立てると、もわっと湯気が立ち上り、頬張ると、鯵の旨みや風味が口一杯。納まりきらなかった香りは、鼻腔へも伝わって行く。タルタルも付いてくるが、「お醤油でもおいしいですよ」というのはお店の方。個人的には、辛子が好みだ。はぁ、なんだかキリッとしたレモンサワーが飲みたいなぁ。

出汁のきいた味噌汁に、小鉢が2種類、取り放題の漬物と、定食としての形も好く、気がつけば、店内は満席。定番のランチの他、鰻の柳川や、いくらと鮭の親子丼なども始まっていて、もう秋の姿もちらちらと。

【お店情報】
築地 ふじむら 築地2-14-12 B1 地図

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