2019年9月11日

紅蘭 野菜炒め定食にシューマイ (築地)

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急遽予定が変更になって、11時半少し前に新富町辺り。この辺りなら、ランチを食べに行きたい店が沢山ある。ヤナギに蜂の子、気になっている中村家。魚竹はつい先日伺ったし、おやおや、一凛は、行列が出来ている。そうだ、紅蘭で野菜炒め(1,000円)とシューマイ(130円)だ。

店の前に着いたのがちょうど11時半。けれども、店の前には「準備中」の札。一回りしてくるかと思っていたら、ご常連さんがいらっしゃって、「もう大丈夫~?」なんて入っていく。自分のそれに乗っかって、中に入れて頂いた。

奥ではご主人が野菜を炒める音がして、目の前の蒸籠からは、湯気とともにシューマイが表れる。奥様が野菜炒めを綺麗に盛り直して、お嬢さんがご飯を盛る。この連携も好きだ。

運ばれてきた野菜炒めは、素朴に見えるが、掴まれる。しっかり炒められたからこその香りと歯触り。余計なもの、足りないもののない味付け。そして、食べ終わった後の皿の綺麗なこと。シューマイは、見た目にはごろんと大振りで肉感あふれるが、味わいは素朴、かつ真摯で、そして品がいい。セットのスープも相変わらず美しく旨みたっぷり。ワンタンの滑らかな舌触りも素敵だ。あと、瑞々しい漬物も。

大満足のはずなのに、隣の方が召し上がっている盛り合わせや、ラーメンもいいなぁなんて思えてくるのが悩ましいが、どれも旨いのだから、仕方がないというもの。なぁに、また伺えばいいのだ。

【お店情報】
紅蘭 築地2-8-8 地図

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2019年9月 5日

魚竹 鮭焼と漬まぐろのセット (築地)

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焼き魚にちょっとした小鉢がつく定食。今日食べたいのはそんな感じ。幾つか店が思い浮かぶが、今日の予定を考えると、魚竹まで足を延ばせるかもしれない。ちょっとご無沙汰してしまっているな。思い付くと気が逸る。

昼は魚の旨い定食が人気の繁盛店。故に少々待つこともあるが、ちょうど店を出る方との入れ違いで、都合よく席にありつけた。

先日から「いくら」が始まったようで、鮭いくらの親子丼もあったが、今日は鮭焼に、夜伺ったときの大好物の「漬まぐろ」を(1,400円)。

ご飯や味噌汁のセットに、漬まぐろ、そして鮭と続々とやって来る。膳に設えて箸を割って、先ず味噌汁をズズズッと。ハァァー、旨い。コクとまろやかな味噌。温かさがゆっくりと喉から胃へと伝わっていく。そして鮭。口にすると、肉厚の身とジワリと滲む佳い脂。そこへ焼けた皮の芳ばしい香りがふわりと鼻を抜けて、その素晴らしさについつい唸る。旨い白飯との相性も云う事なしだ。

そして、漬まぐろ。何が好きかって刻みわざびが添えられているところだ。ぬらりとして、旨味と酸味、爽やかな辛味がキリリと効く。ご飯も好いが、これはやっぱり酒だなぁ。

次から次へと客はやって来るが、皆静かに、倖せそうに頬張って帰っていく。短い時間で、旨いものを、気持ちよく。ここには全てが揃っている。

【お店情報】
魚竹 築地1-9-1 地図

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2019年8月22日

ふじむら 焼き魚 (築地)

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少し遠くまで足を延ばせそうで、久しぶりに築地のふじむらを目指す。最近、ランチにイワシフライが出ているらしく、青魚好きとしては、それが目当て。けれども、兎に角繁盛店。先ず、入れるかどうかが怪しい。

店の前までやって来ると、ちょうど店を出てきた人とすれ違う。入れ違いに入れたらなんて思いながら降りていくと、カウンター席が幾つか空いている。丁度入れ替わりのタイミングに当たったらしい。ちなみに、すぐに後から数人いらっしゃって、空席はあっという間に埋まってしまった。

ところで、目当てのイワシフライ。どうやら先週までだったようで、今週は煮込みハンバーグに変わっている。けれども、ふじむらなら、食べたいものが沢山ある。なかおちに脳天刺し、以前よく頂いていた豚の角煮。けれども、今日の焼き魚がカンパチのカマと聞いて、それを。

小ぶりに見えるが、皮の下にも骨の裏にも、ぷりぷりの身がたっぷりと。塩梅の良い塩加減で、ついつい骨までしゃぶりたくなる。一人黙々ニヤニヤと食べ進めるのを許してほしい。小鉢が2つに、卓上にはつぼ漬けと梅干。旨いご飯に味噌汁。久しぶりだが、相変わらずの好い定食。それに、店の活気が心地いい。

店に居る間、ずっと客足は途絶えず、帰りには、階段の中ほどまでに伸びる列。少し遠いが、また機会を見つけて伺いたい店。

【お店情報】
築地 ふじむら 築地2-14-12 地図

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2019年8月 7日

長生庵 超細打ちうどんすだち冷かけ (築地)

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流れてくるツイートの中で、先日来、とても気になっているものがあった。それが、長生庵のすだち冷かけ。すだちの冷かけというだけで興味津々だというのに、麺は、自家製の超細打ちうどんという。それなら、細打ちの麺好きとしても堪らないなぁなんて思っていたら、つきじろうさんの記事が上がって、居ても立っても居られなくなった。

丁度今日は時間のズレた昼休み。14時少し前に伺うといつもより少し余裕があって、ゆったり涼しく気持ちがいい。今日は休市日だからと、すだちの冷かけに活〆ハモにミニ丼セットがおすすめされていたが、単品(800円)で。

しばらくしてやって来たのがコレだ。楚々として涼やか。そして、本当に見事な細打ち。素麺とは違って、角が四角いキリッと立った極細麺。先ずは汁をと頂くと、美味しい出汁に酢橘の果汁がたっぷりと。たおやかな香りと酸味。この汁を飲むだけでも、生き返るような気がする。そして極細うどんをつるりと啜ると、つるつるの喉ごしと程良くむっちりとした腰。茗荷なんかも好いアクセントで、これは実に夏を快適にしてくれる一品。

暑い時期の好きな麺が幾つかあるが、これももちろん仲間入り。今夏中にもう一度とも思うし、来年も是非にと願う。

【お店情報】
長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ築地 地図

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2019年8月 1日

布恒更科 冷やしすだちそば (築地)

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朝だというのにクラクラしそうな日差しの中で、今日行こうと考えたのが、布恒更科。そして、「冷やしすだしそば」が食べたい。少々遠いが、今日は絶対。

丁度12時頃に伺うと、相席でよろしければと迎え入れてくれた。次にいらっしゃった方はお断りされていたから、滑り込みセーフ。季節のそばや天ぷらのメニューが張られた前で、冷やしすだちそば(1,200円)があることを確認して、ほっとしたところでお願いする。鯵の冷汁そばも健在だし、今の季節の変わりそばはトマトそば。トマト切りの冷やしすだちなんていうのもやってくれるそうだ。

さて、やって来た冷やしすだち。まず、この見た目だけで、スッと涼やかになるというものだ。薄く、けれども一面に張り巡らされたすだち。その果肉から透けて見えるそば。顔を近づけると、酸のある清々しい香りがふわんと鼻を擽って、また涼し。誘われるように口にすると、腰のしっかりした蕎麦が汁の涼と香りを纏って、心地よく喉を落ちる。最後には、キレの良さと底支えする汁の旨味。五感で感じる清涼は、単純に冷たいものを食べるのとは趣の違う快さだ。

外は行きも帰りも同じ熱気だが、幾分心地よく感じるのも、先程頂いた心地良さの余韻のせい。好いもんだ、うん。

【お店情報】
築地 布恒更科 築地2-15-20 地図

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2019年7月 2日

ヤナギ しょうが焼き (築地)

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今日はヤナギだと思い立つ。新富町の駅近く、裏路地に佇む洋食店。この道を通らなければ分からない目立たぬ店だが、近隣に勤める方で昼は混み合う人気店。

オムライスにハンバーグ、メンチカツにナポリタン。カレーにドライカレー等々、洋食と云って思い浮かぶようなメニューがズラリと並ぶが、この店の特長は、様々な組み合わせが出来ること。カレーにハンバーグやカツは勿論、オムライスにしょうが焼き、ピラフにメンチとか、今日はどれにしようか悩み切れないほどの組み合わせが出来るのが愉しいところだ。

なんていいつつ、今日は頂いたのはしょうが焼き(850円)。目玉焼きトッピングをしようかどうか、チラッと悩んだけれど。しょうが焼きは、生姜がバッチリと利いたというよりも、少し厚みのある豚肉やソースのコク味と、洋食店のポークソテーの雰囲気に、生姜がホワリと香るもの。もちろん、白いご飯に好く合うし、懐かしく優しく、ウキウキとする。

客が皆、好き好きに食べたい組み合わせをお願いして、愉し気に、美味しそうに頬張っている空気がとても好い。そして、フル回転にも関わらず、帰り際にはニコニコと挨拶してくれる店の方の温かさ。店の雰囲気も料理に似て、とても優しい。好きな店。

【お店情報】
ヤナギ 築地2-1-12 地図

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2019年2月18日

ヤナギ 目玉付ハンバーグ・コロッケ (築地)

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先月伺って、2月から再開するとの張り紙があったヤナギ。再開しているといいのだがと、少しだけ不安を抱えてやって来たが、路地を覗くと、「OPEN」と書かれた看板。嗚呼、よかった。

 

12時少し前。客席の半分ほどが埋まっていて、オムライスにハンバーグをトッピングしたものやら、ナポリタンにカボチャのはさみ揚げを乗せたものやらを、美味しそうに召し上がっている。

 

ここに来たかったそもそもの理由は、そういえば、ここでコロッケを頂いたことがなかったことに気が付いたから。オムライスやオムドラに、コロッケトッピングもいいが、定番のライス付きの定食から、目玉付ハンバーグ・コロッケのセット(950)をお願いする。

 

こういう景色は、自然と頬が緩んでしまうというものだ。デミグラスソースがたっぷりとかかったハンバーグに、サクサクとした音が聞こえてきそうな小ぶりのコロッケ。脇にはナポリタンと、千切りキャベツにレタス。

 

ハンバーグは、細やかなミンチに玉葱がふんだんに入って、旨味たっぷりで柔らかくてジューシー。口にすると、もうニッコリしてしまうやつ。そういえば、目玉焼きも初めてだが(タマゴスキーとしたことが)、黄身はトロトロ。ハンバーグの他、デミグラスソースと一緒に、ナポリタンでからめとって食べるのも最高だ。

 

店内は清潔で、店の方は明るくて、やはりとても好き店。厨房にお父さんの姿が見えなかったのが気がかりであるけれど。

 

【お店情報】

レストランヤナギ 築地2-1-12 地図

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2019年1月15日

紅蘭 野菜炒め定食にシューマイ (築地)

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久しぶりにヤナギだと向かったものの、路地を入ると、営業している様子がない。どうやら貼り紙がしてあると近づくと、「二月から営業再開します」とのこと。再開が決まっているのはうれしいが、どうされたのだろうかと心配になる。

 

一方で、今日のランチをどうするかだ。有難いことに、この辺りは魚竹や蜂の子を始めとして沢山あるエリア。一悩みして、今日は紅蘭。湯気の上がる熱々シューマイを戴こうと思ってのこと。

 

一難去ったが、また一難。シューマイがセットになった盛り合せ定食か、それとも野菜炒めやチャーシューネギラーメンにシューマイを付けるか、それが問題だ。結局決めたのは、野菜炒め定食(1,000)にシューマイを一つ(130)。店に入ったとき、手前の方々が挙って野菜炒めだったから、視覚的にもうそれ!となってしまった。

 

奥ではご主人が野菜を炒める音がして、目の前の蒸籠からは、湯気とともにシューマイが表れる。カウンターでは美味しそうに頬張る人か、自分の番を大人しく待っている人。好い景色だ。

 

運ばれてきた野菜炒めは、素朴に見えるが、掴まれる。しっかり炒められての香りと歯触り。余計なもの、足りないもののない味付け。そして、食べ終わった後の皿の綺麗なこと。シューマイは、見た目にはごろんと大振りで肉感あふれるが、味わいは素朴、かつ真摯で、そして品がいい。セットのスープも相変わらず美しく旨みたっぷり。ワンタンの滑らかな舌触りも素敵だ。あと、瑞々しい漬物も。

 

寡黙なご主人とにこやかなお母さん。それに明るいお嬢さんで、気持ちよく営んでいる姿がとても好きだ。それに、清潔で、昔からの仕事をキチンとやっている感じが好い。ファンが多いのも頷けるというものだ。

 

【お店情報】

紅蘭 築地2-8-8 地図

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2018年12月 5日

一凛 陳麻婆豆腐の御膳 (築地)

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時間のズレた昼休み。こういう時は、ピークタイムなら伺うのが難しい店に伺うチャンス。あそこに行きたい、ここにもと幾つか店が浮かんでくる。決めたのは、一凛。ラストオーダーは14時。たぶん、ギリギリ間に合うはずだ。 

店に着いたのは、1356分。まだ「OPEN」の木札が出ていてほっとするが、「まだ大丈夫ですか?」と念のため声をかける。そういう自分の後からも、まだ客が入って来て、人気ぶりが分かるというもの。

 

特に、よだれ鶏が評判で、確かに美味しかったし、よだれ鶏の冷麺も大変好かった。だから、よだれ鶏御膳にも惹かれたが、今日の目当ては、陳麻婆豆腐の御膳(1,000)。もう長いこと宿題にしていたものだ。あゝ、そうだ、焼売もとても美味しかったことを思い出して、単品(200)で追加をお願いする。

 

届くのは、あっという間。石鍋に入った麻婆豆腐は、見た目にはトラディショナルだが、口にしてみると、上質さやバランスの良さがとても印象的だ。繊細だがコク味や、後味にふっと香る爽やかさがキラリと光る。それに湯気を濛々と立てて届いたもち豚焼売。見た目には肉感が強く豊満だが、口にするととろけるようにほどけていく。

 

テーブル備え付けの青唐辛子の醤油漬けを加えたり、ピクルスで口直しをしたりと、愉しみが尽きないのも嬉しいところ。ちなみに、夜には、この時期、白子の麻婆豆腐があるそうだ。

 

【お店情報】

東京チャイニーズ 一凛 築地1-5-8 樋泉ビル 1F 地図

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2018年10月17日

蜂の子 カキフライ (築地)

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カキフライを求めて、今週は蜂の子。タルタルソースで食べる洋食店のカキフライの中でも好きな一つ。12時を過ぎると行列が出来る人気店。今日は大丈夫だろうかと駆け足でやって来たが、「お一人?どうぞ、こちらへ」と都合良く席を頂いた。注文は、もちろんカキフライ(1,580)

 

注文するとすぐにスープが運ばれてくる。今日は小松菜のポタージュ。心地の良い青みと温みでお腹がポッと温まって、美味しいものを頂くためのお腹が整う感じが好い。

 

そして、お待ちかねのカキフライ。最盛期に比べれば、幾分小さいような気もするが、それでも半分にしても口に入りきらないくらいの立派な大きさ。頬張ると、軽やかでサクサクの衣と身の旨味とエキスが交じり合って、口いっぱいに広がる香りと旨味。それに、牡蠣殻にたっぷりと装われる自家製のタルタルがまた魅力的。パンがあったなら、乗っけて食べたいくらい。

 

カキフライを待ちかねていた人、人気の日替わりBランチの人(今日は125分頃売り切れ)、オムライスを頬張る人。皆幸せそうな店の雰囲気がとても好い。

 

【お店情報】

蜂の子 築地1-5-8 地図

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