2019年7月 2日

ヤナギ しょうが焼き (築地)

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今日はヤナギだと思い立つ。新富町の駅近く、裏路地に佇む洋食店。この道を通らなければ分からない目立たぬ店だが、近隣に勤める方で昼は混み合う人気店。

オムライスにハンバーグ、メンチカツにナポリタン。カレーにドライカレー等々、洋食と云って思い浮かぶようなメニューがズラリと並ぶが、この店の特長は、様々な組み合わせが出来ること。カレーにハンバーグやカツは勿論、オムライスにしょうが焼き、ピラフにメンチとか、今日はどれにしようか悩み切れないほどの組み合わせが出来るのが愉しいところだ。

なんていいつつ、今日は頂いたのはしょうが焼き(850円)。目玉焼きトッピングをしようかどうか、チラッと悩んだけれど。しょうが焼きは、生姜がバッチリと利いたというよりも、少し厚みのある豚肉やソースのコク味と、洋食店のポークソテーの雰囲気に、生姜がホワリと香るもの。もちろん、白いご飯に好く合うし、懐かしく優しく、ウキウキとする。

客が皆、好き好きに食べたい組み合わせをお願いして、愉し気に、美味しそうに頬張っている空気がとても好い。そして、フル回転にも関わらず、帰り際にはニコニコと挨拶してくれる店の方の温かさ。店の雰囲気も料理に似て、とても優しい。好きな店。

【お店情報】
ヤナギ 築地2-1-12 地図

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2019年2月18日

ヤナギ 目玉付ハンバーグ・コロッケ (築地)

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先月伺って、2月から再開するとの張り紙があったヤナギ。再開しているといいのだがと、少しだけ不安を抱えてやって来たが、路地を覗くと、「OPEN」と書かれた看板。嗚呼、よかった。

 

12時少し前。客席の半分ほどが埋まっていて、オムライスにハンバーグをトッピングしたものやら、ナポリタンにカボチャのはさみ揚げを乗せたものやらを、美味しそうに召し上がっている。

 

ここに来たかったそもそもの理由は、そういえば、ここでコロッケを頂いたことがなかったことに気が付いたから。オムライスやオムドラに、コロッケトッピングもいいが、定番のライス付きの定食から、目玉付ハンバーグ・コロッケのセット(950)をお願いする。

 

こういう景色は、自然と頬が緩んでしまうというものだ。デミグラスソースがたっぷりとかかったハンバーグに、サクサクとした音が聞こえてきそうな小ぶりのコロッケ。脇にはナポリタンと、千切りキャベツにレタス。

 

ハンバーグは、細やかなミンチに玉葱がふんだんに入って、旨味たっぷりで柔らかくてジューシー。口にすると、もうニッコリしてしまうやつ。そういえば、目玉焼きも初めてだが(タマゴスキーとしたことが)、黄身はトロトロ。ハンバーグの他、デミグラスソースと一緒に、ナポリタンでからめとって食べるのも最高だ。

 

店内は清潔で、店の方は明るくて、やはりとても好き店。厨房にお父さんの姿が見えなかったのが気がかりであるけれど。

 

【お店情報】

レストランヤナギ 築地2-1-12 地図

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2019年1月15日

紅蘭 野菜炒め定食にシューマイ (築地)

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久しぶりにヤナギだと向かったものの、路地を入ると、営業している様子がない。どうやら貼り紙がしてあると近づくと、「二月から営業再開します」とのこと。再開が決まっているのはうれしいが、どうされたのだろうかと心配になる。

 

一方で、今日のランチをどうするかだ。有難いことに、この辺りは魚竹や蜂の子を始めとして沢山あるエリア。一悩みして、今日は紅蘭。湯気の上がる熱々シューマイを戴こうと思ってのこと。

 

一難去ったが、また一難。シューマイがセットになった盛り合せ定食か、それとも野菜炒めやチャーシューネギラーメンにシューマイを付けるか、それが問題だ。結局決めたのは、野菜炒め定食(1,000)にシューマイを一つ(130)。店に入ったとき、手前の方々が挙って野菜炒めだったから、視覚的にもうそれ!となってしまった。

 

奥ではご主人が野菜を炒める音がして、目の前の蒸籠からは、湯気とともにシューマイが表れる。カウンターでは美味しそうに頬張る人か、自分の番を大人しく待っている人。好い景色だ。

 

運ばれてきた野菜炒めは、素朴に見えるが、掴まれる。しっかり炒められての香りと歯触り。余計なもの、足りないもののない味付け。そして、食べ終わった後の皿の綺麗なこと。シューマイは、見た目にはごろんと大振りで肉感あふれるが、味わいは素朴、かつ真摯で、そして品がいい。セットのスープも相変わらず美しく旨みたっぷり。ワンタンの滑らかな舌触りも素敵だ。あと、瑞々しい漬物も。

 

寡黙なご主人とにこやかなお母さん。それに明るいお嬢さんで、気持ちよく営んでいる姿がとても好きだ。それに、清潔で、昔からの仕事をキチンとやっている感じが好い。ファンが多いのも頷けるというものだ。

 

【お店情報】

紅蘭 築地2-8-8 地図

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2018年12月 5日

一凛 陳麻婆豆腐の御膳 (築地)

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時間のズレた昼休み。こういう時は、ピークタイムなら伺うのが難しい店に伺うチャンス。あそこに行きたい、ここにもと幾つか店が浮かんでくる。決めたのは、一凛。ラストオーダーは14時。たぶん、ギリギリ間に合うはずだ。 

店に着いたのは、1356分。まだ「OPEN」の木札が出ていてほっとするが、「まだ大丈夫ですか?」と念のため声をかける。そういう自分の後からも、まだ客が入って来て、人気ぶりが分かるというもの。

 

特に、よだれ鶏が評判で、確かに美味しかったし、よだれ鶏の冷麺も大変好かった。だから、よだれ鶏御膳にも惹かれたが、今日の目当ては、陳麻婆豆腐の御膳(1,000)。もう長いこと宿題にしていたものだ。あゝ、そうだ、焼売もとても美味しかったことを思い出して、単品(200)で追加をお願いする。

 

届くのは、あっという間。石鍋に入った麻婆豆腐は、見た目にはトラディショナルだが、口にしてみると、上質さやバランスの良さがとても印象的だ。繊細だがコク味や、後味にふっと香る爽やかさがキラリと光る。それに湯気を濛々と立てて届いたもち豚焼売。見た目には肉感が強く豊満だが、口にするととろけるようにほどけていく。

 

テーブル備え付けの青唐辛子の醤油漬けを加えたり、ピクルスで口直しをしたりと、愉しみが尽きないのも嬉しいところ。ちなみに、夜には、この時期、白子の麻婆豆腐があるそうだ。

 

【お店情報】

東京チャイニーズ 一凛 築地1-5-8 樋泉ビル 1F 地図

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2018年10月17日

蜂の子 カキフライ (築地)

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カキフライを求めて、今週は蜂の子。タルタルソースで食べる洋食店のカキフライの中でも好きな一つ。12時を過ぎると行列が出来る人気店。今日は大丈夫だろうかと駆け足でやって来たが、「お一人?どうぞ、こちらへ」と都合良く席を頂いた。注文は、もちろんカキフライ(1,580)

 

注文するとすぐにスープが運ばれてくる。今日は小松菜のポタージュ。心地の良い青みと温みでお腹がポッと温まって、美味しいものを頂くためのお腹が整う感じが好い。

 

そして、お待ちかねのカキフライ。最盛期に比べれば、幾分小さいような気もするが、それでも半分にしても口に入りきらないくらいの立派な大きさ。頬張ると、軽やかでサクサクの衣と身の旨味とエキスが交じり合って、口いっぱいに広がる香りと旨味。それに、牡蠣殻にたっぷりと装われる自家製のタルタルがまた魅力的。パンがあったなら、乗っけて食べたいくらい。

 

カキフライを待ちかねていた人、人気の日替わりBランチの人(今日は125分頃売り切れ)、オムライスを頬張る人。皆幸せそうな店の雰囲気がとても好い。

 

【お店情報】

蜂の子 築地1-5-8 地図

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2018年3月 7日

長生庵 かきそば (築地)

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今日は築地まで足を伸ばせそうだ。そろそろ牡蠣も仕舞いだし、長生庵で牡蠣の蕎麦をとやって来た。

 

けれども、この時期、魅惑的な季節のメニューがてんこもり。「甘鯛の天ぷら蕎麦」に「田せりとなめじのそば」、「新タケノコとフグ白子天のそば」なんてのもあって、ついつい悩んでしまう。けれども、昼には随分と遅い時間だったせいか、いざ注文の段となると、ほとんどが売り切れか、材料が少ししか残ってなくてという状態。これは、初めっから牡蠣にしておきなさいという声だと思って、「かきそば」(1,500)をお願いした。

 

実は、「かきそば」は初めてである。というのも、ここでは、ついつい「牡蠣天」のそばを頼んでしまうせいだ。「かきそば」だと普通に牡蠣が入っているだけだと思いきや、キレイな焼き目を付けてソテーされたもの。しかも、この時期だからこその立派な大きさだ。これはソソる。

 

焼いた香ばしさとギュッと凝縮された表面。歯を入れると、中は柔らかで滑らか。海の旨味をたっぷりと閉じ込めていて、噛むごとに、一々頷き感心して唸る。食感の良いワカメに、甘味のある葱、爽やかな三ツ葉等も好い役者で、これも好いなぁと思う一杯。

 

好きな蕎麦もあるのに、季節ものも気になって仕方がない。次はどんな蕎麦を食べているだろうかと考えるだけでもう堪らない。

 

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ101 地図

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2018年2月28日

紅蘭 盛り合わせ定食 (築地)

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取引先で打ち合わせが終わったのが12時半。職場に戻りつつどこかで昼をと考える。通り道を考えると、蜂の子のカキフライも食べたいし、魚竹にも伺いたい。それにご無沙汰してしまっているヤナギとか。どちらにも伺いたいが、今日は紅蘭。すっかりご無沙汰してしまったが、先日、ふと、盛り合わせ定食を思い出して伺いたかったところ。

 

紅蘭は、築地の路地にある目立たぬ中国料理店。けれども、昼時には、近所にお勤めと思われる勝手知ったるご常連方で一杯になる店だ。12時半も回った時分というのに、1Fのカウンターはほぼ満席。2階も人で満ちている雰囲気だ。

 

注文は、もちろん盛り合わせ定食(1,000)。シューマイ3つとチャーシュー2枚、ライスとスープの定食だ。見た目にはごろんと大振りで肉感あふれるが、味わいは素朴、かつ真摯で、そして品がいい。それに、厚切りの柔らかいチャーシューも嚙み締めたときの香りの豊かなこと。ワンタンスープも漬物も好い佇まい。

 

ランチメニューは、他、野菜炒めにチャーシューネギラーメン。野菜炒めにシューマイを追加というのが、ご常連方に多いスタイル。そうそう、野菜炒めもラーメンも旨いんだ。それに、ご家族の皆さんもお変わりなくて良かった。あゝ、ご無沙汰してしまったことが悔やまれてならない。

 

【お店情報】

紅蘭 築地2-8-8 地図

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2017年11月16日

蜂の子 カキフライ (築地)

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蜂の子のカキフライは、毎年愉しみにしているカキフライの一つだ。中央区役所の裏手の路地を入ったところ。大きく取ったガラス窓から、珍しく(少しだけだが)席に余裕があることが見て取れる。

 

席に着くなり、カキフライ(1,580)を注文。ここで少し安心して周りを見渡すと、もう隠居をされている頃だろうか。ワインを片手ににこやかに食べ語らう先輩方。見てる方も愉しくなるような雰囲気で、気持ちがいい。

 

一方で、客は次々入って来る。12時を少し回った頃には、日替わりのBランチが売り切れ。5分も遅ければ、席の確保も難しかったかもしれない。

 

さて、お待ちかねのカキフライ。いやいや、これはかなりの立体感。大振りの牡蠣が折り重なるように並んでいるし、千切りキャベツの上には、こんもりとポテトサラダ。それに、牡蠣殻にたっぷりと入ったタルタルソースと、所狭しと並んでいる。

 

それにしても、丸々と立派な牡蠣。フライを半分にしても口に入り切らないくらいのサイズ。身の旨さと衣の香ばしさ。噛むほどにそれらが交わって口内いっぱいに広がる香りと旨味。

 

そのままでも、レモンもいいが、青みが薬味のように効くタルタルがまた魅力的。パンがあったならば、たっぷりと付けて食べたいくらい。あゝ幸せだ。

 

【お店情報】

蜂の子 築地1-5-8 地図

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2017年10月 4日

長生庵 カキの天もり (築地)

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10月を迎えて、ちらほらと牡蠣料理が始まったという話が聞こえてきた。三州屋も今週から始まったそうだし、長生庵もそうだ。ただ、三州屋は数が少ないと聞いていて、2時頃がランチタイムの今日、それで長生庵。

 

もし、売り切れているならば、気になっている他の料理にしようと思って来たが、胸打つことに、まだ残っているそうだ。壁に貼ってある「カキの天もり」(1,550)をお願いする。

 

おぉ、まだ出始めだというのに、10cmはあろうかという立派な大きさ。さっくり揚がった熱々のところを齧り付くと、半年ぶりの旨味に香り。まだ穏やかではあるが、それはこれからのお愉しみというもんだ。天ぷらは、牡蠣が2つに、椎茸や牛蒡、隠元等の野菜天。ここの天ぷら、好きだ。

 

さぁ、牡蠣のシーズンが始まった。大好きないつもの店。永年行きたくて行けていない店。次はどちらへ伺おうか。

 

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ 1F 地図

 

【おまけ】

レバンテは9日まで移転のため休業。10日より地下1Fにてオープン予定だそう。

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2017年8月 2日

一凛 よだれ鶏冷麺とお粥の御膳 (築地)

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築地まで来る都合がつけられて、夏の間に来ようと思っていた一凛へ来る。目当ては、よだれ鶏冷麺。前に伺ったときに頂いたよだれ鶏が忘れられず、夜に来るという手もあるが、ランチのよだれ鶏冷麺を頂いてみたいと思ってのこと。

 

ラストオーダーの直前。快く迎えてくれたが、その後からも続々と客がやって来る。流石人気店というものだ。一応メニューに目を通すが、今日は目移りしない。よだれ鶏冷麺は、お粥ともち豚焼売とのセット(1,300円)。

 

手際よく拵えられた冷麺は、美しく装われてやって来た。パクチーや葱の濃淡ある緑に、ナッツの茶色。鶏の桃色。それにタレの赤色と色鮮やか。だからこそ、もったいないとは思うけれど、全部を混ぜて頂くのがいいに違いない。

 

遠慮なくかき混ぜると、先日印象的だった香りがふわり。細い麺とともに啜り上げると、それは益々濃くなって、食感の鮮やかさが更に味わいを深くする。

 

テーブル備え付けの青唐辛子の醤油漬けを加えたり、ピクルスで口直しをしたりと、愉しみが尽きないのも嬉しいところ。今度はいつ来られるだろうか。麻婆豆腐なんかも気になっているんだ。

 

【お店情報】

東京チャイニーズ一凛 築地1-5-8 地図

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