2017年3月 1日

長生庵 かき天カレーそば (築地)

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早いもので、もう3月。牡蠣料理は、2月一杯で終わりという店もあったりして、気が急いてくる時期。長生庵も、そろそろ牡蠣が終わる頃。今シーズン中に伺えるのは今日くらいだろうと、昨日も牡蠣を食べたのに、構うもんかとやって来た。

来てみれば、店内に貼りだされているおすすめメニューの多いこと。キス天や、初つみの海苔の花巻そば、それに「そろそろ旬が終わり」とかき天そばに、かき天カレー。かきとキスの天ぷらの天もり等々。それに、「干し柿の天ぷら」なんて、メニューも。

あゝ、実に悩ましい。けれども、今日は牡蠣を食べずには帰れない。それでも、悩みは尽きず。かき天そばか、かき天カレーそばか。重大な問題だ。カレーも旨いし、ここのかけ汁は天ぷらに頗る合うのだ。

決め手は、なんとなく寒かったからということで、かき天カレー。牡蠣の天ぷらは2つ。とはいえ堂々と立派なもので、長さも太さも一級品。さっくり揚がった熱々のところを齧り付くと、牡蠣の豊かな香りと旨味に驚かされる。まるで、佳いところだけ残しましたとでも云うような芳醇さと清々しさ。身の旨さと食べ応えも時期を語るに相応しい。

牡蠣そのものも素晴らしいが、衣に揚げ方、それにカレーそれ自体も美味しくて、そばを食べて残ったカレーにご飯を投入したくなる。

次来るときは、牡蠣がないが、冷やし鴨南なんかも食べたくなってくるだろうし、他の天ぷらそばも食べたいし、結局悩みはつきそうにない。

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ101 地図

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2016年12月 6日

ヤナギ カキフライ (築地・新富町)

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今シーズン、楽しみにしていたカキフライの一つが、ヤナギのカキフライだ。昨シーズン、もう一度と思っていたが、ヤナギのカキフライシーズンは、11月~2月。うっかりしていて気が付いたのは3月。食べ損ねてしまって、心残りになっていた。

 

ヤナギと云えば、オムライスやカレー、ナポリタンなんかに、フライやハンバーグなんかを組み合わせられるのが魅力だ。自分もいつも、その日食べたい組み合わせをお願いしているが、今日の熱は、カキフライだけ。オムライスもカレーもなしで、潔くだ。

 

一人だと、大抵3席だけあるカウンター席に案内されるが、ここが自分にとっての特等席。続々とやって来る客のために、鍋をふる姿が良く見える。オムライスの形を整え、丁寧に野菜を盛り付け、美味しいものが出来る過程は、どれだけ見ていても飽きることはない。

 

と思っていると、あゝ、あれは自分のだ。ご飯と味噌汁が装われて、やっぱり自分のところへやって来た。おぉ、今日の牡蠣は大きいぞ。牡蠣殻に入ったままの形をそのまま取り出し揚げたような、平べったい小判型。けれども、横幅、長さは、今シーズン一番の大きさだ。

 

そのままガブリを喰らいつくと、きつね色の細やかな衣を噛むとサクッと軽やかな音と瑞々しく旨みたっぷりの牡蠣とその香り。値段(950)を考えると、上等な牡蠣ではないだろうが、美味しく食べさせてくれる仕事。そうそうメイチやカボチャのはさみ揚げも旨いもんな。

 

そういえば、コロッケを頂いたことがないことに気が付いてしまった。オムドラコロッケ、ミートソースコロッケ、Wカレーコロッケ――。うぅん、難題だ。

 

【お店情報】

レストラン ヤナギ 築地2-1-12 地図

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2016年11月16日

蜂の子 カキフライ (築地)

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今週のカキフライは、築地の蜂の子。ランチは洋食、ディナーは洋食とフレンチのコースの店で、この時期登場するカキフライ(1,580)は、洋食店のカキフライの中で大好きな一つだ。

 

店に向かうと、入口の前に人だかり。満席だろうかと恐る恐る近づいて、一人である旨を告げると、一人ならば席があるとのこと。それにしても良く入っている。隣の方は日替わりのBランチ。どうやら既に売り切れているらしい。

 

注文を済ませると、間もなくスープが提供される。今日は綺麗な薄萌黄色のブロッコリーのポタージュ。ブロッコリーの青い香りがやわらかく、やさしく、お腹がぽってりと温まる嬉しい一皿。

 

そして、お待ちかねのカキフライ。サクサクの衣の上からでも窺えるぷっくりとした身。いざとナイフを入れるとジュッとエキスが溢れるのももどかしい。口に運ぶと、牡蠣の旨みが広がって、その後、カサカサと香ばしい衣と混じり合って、好い風味。これもフライの醍醐味だよなぁ。

 

もう一口と、今度は、牡蠣殻にたっぷりと装われたタルタルソースを載せて。1つを半分にするだけでは、一口では入らない大きさで、もちろん美味しさも口いっぱい。それに、自家製タルタルの旨いこと。たっぷり玉子と青味が薬味のように効いて、パンがあったならサンドイッチにしたいくらい。あゝ、幸せだ。

 

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蜂の子 築地1-5-8 地図

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2016年11月 9日

長生庵 かき天カレーそば (築地)

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今日は築地まで足を伸ばせそうだ。そろそろ長生庵で牡蠣天の蕎麦をと思っていたところ。すると、Twitterから、「牡蠣天カレー(牡蠣天二ケ)1500円で今日からやります」なんて情報が流れてきた。これは行かずに居られようか。

 

けれども、悩ましいことが一つ。ここの汁が、頗る天ぷらに合うということだ。かき天そばか、はたまた、かき天カレーそばか。重大な問題だ。決め手は、今日の風の冷たさ。こういう日なら、カレーそばのほうが温まるだろうと思ってのこと。

 

カレーそばに、牡蠣の天ぷらが2つ。2つとはいえ、これが中々立派で、長さは10cm近い立派な天ぷら。さっくり揚がった熱々のところを齧り付くと、牡蠣の豊かな香りと旨味に驚かされる。まるで、佳いところだけ残しましたとでも云うような芳醇さと清々しさ。

 

牡蠣も素晴らしいが、衣に揚げ方、それにカレーそれ自体も美味しくて、そばを食べて残ったカレーにご飯を投入したくなる。そして、大満足のはずなのに、次来たときは何を食べようか、次への期待が湧いて止まない。

 

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ 1F 地図

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2016年9月27日

布恒更科 鶏ごぼう汁 (築地)

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午後1時過ぎに築地にて所要が済む。いつもの築地に来られる時間よりも少し早い。これならランチタイムに滑り込めるかもしれないと、こんなこともあろうかと、予めピックアップしておいた店を幾つか思い浮かべる。


久しぶりに行けるかもと目指したのは、ふじむら。何でも旨いが、殊にアジフライやカキフライが大好きで、それなのに、中々来られない店。この時間ならば入れるかもと思ったが、流石の人気店。そう易々とは入れなかった。1時半間近というのに、行列が6、7人。少し待ってみたが、次の予定もあるしと、踵を返すことにする。

 

それで、次にやって来たのが、布恒更科。今年最後かもと思うような暑さに、夏の名残の冷やしすだちなんかどうだろうと思ってのこと。

 

鯵の冷汁もあるだろうかと思ったが、生憎それは終わっていた。代りに、壁を飾っていたのが「鶏ごぼう汁」。夏の名残か、迎える秋か。それが問題だ。

 

結局お願いしたのは、鶏ごぼう汁(1,400)。温かいつけ汁とせいろのセット。先ず、つけ汁の香りの素晴らしいこと。牛蒡の湿ったような土の香りと、鶏の脂、焼いた葱。それに醤油や出汁の香り。香りだけで、もう旨い。それに太めのしっかりした蕎麦が、この汁を受け止めるのに相応しい。実に豊かな味わい。実りの秋を思わせる。

 

店を出て、こちらもご無沙汰している文化人の前を通ってみれば、季節のそばに「いくらそば」。一方で、魚竹の前を通ってみれば、今年のいくら丼はまだらしい。迎える秋に、待ち遠しい秋。美味しい季節の到来だ。

 

【お店情報】

築地 布恒更科 築地2-15-20 地図

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2016年7月12日

魚竹 銀鮭照焼とかつおたたきのセット (築地)

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思い浮かんだのは魚。刺身も好いし、焼きも好い。となれば、魚竹でセット(1,300)をお願いしようとやって来た。夜は度々来ることがあるが、昼は随分と久しぶりだ。

 

今日は、目当ての銀鮭の照焼の刺身等のセットの種類が多くて、うれし悩まし。定番でいつも旨いなかおちに、アオリイカ、しらす丼に、かつおたたきと来たもんだ。

 

それでお願いしたのは、かつおのたたき。これが至って正解。その厚みに口いっぱいになったところに、炙った皮の香ばしさが鼻を抜ける。残るかつおの旨みに目掛けてご飯を一口。今度は、銀鮭をほぐして頬張る。チリチリと焼かれて染み出た脂と、照り焼きにした塩梅がこれまた好くて、そこへご飯をもう一口。そして、味噌汁をズスッと。はーっと感嘆の息も漏れるってもんだ。

 

いやいや、本当に好かった。まぁ、どれを選んでいたって、正解だと思ったに違いないのだけれど。グイグイとご飯が進む、素晴らしき日本の定食。あと素晴らしいのが、ご兄弟を始めとする店の方々の人柄。朗らかで気持ちがいい。

 

それにしても、昼に来ると、また夜に来たくなってしまうから困る。ホント、今夜来て飲みたい。

 

【お店情報】

魚竹 築地1-9-1 地図

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2016年7月 6日

長生庵 冷やし鴨南蛮蕎麦 (築地)

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次に築地に来られる日があったら、絶対に、これを食べようと思っていた。昨年頂いて、すこぶる印象的だった長生庵の冷やし鴨南蛮蕎麦(1,350)。正直にいえば、冬でも牡蠣の蕎麦と悩んだくらいのお気に入りだ。

 

とはいえ、壁に貼られた小海老と帆立のかき揚げやらの旬の品書きを見ると、これがまた悩ましい。さらに悩ましいのが、今日は珍しくアルコール用の冷蔵庫の前の席で、冷えたビールもあれば、日本酒がズラリと並んでいるのが見える。定番ものから、夏酒らしい一升瓶まで。あああぁ、仕事の途中でなければ。

 

届いたそばから、芳しい脂と汁の香りが食欲をそそる。ラードで炒めコク味を増した鴨と、その脂を吸った茄子に葱。そして、ここの油とよく合う蕎麦の汁。シャクシャク葱に、ジュワリと旨味が染み出る茄子を絡めて、蕎麦をツルツル。時々、山椒なんかを振ってもまた旨い。

 

悦に入る最中、ハタと気付いた。このアタマを肴に冷えた日本酒なんて最高だろうな。それに、天ぷらを貰って――。想像するだけでも、ワクワクする。あゝ一度、飲める時間に来てみたい。

 

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ101 地図

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2016年3月14日

蜂の子 カキフライ (築地)

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このままだと、絶対想いを残しそうだったから、雨が降る中、蜂の子までやって来た。目当てはもちろんカキフライ(1,480)

 

腰を掛けながら、今日は悩んだりせず、すぐに注文。サービスで出されたレンズ豆のポタージュの温かさと仄甘さを堪能しながらも、後から届くカキフライに心が逸る。

 

待ちかねた白い皿には、美しく成形されたカキフライ。堪らずカブリと齧り付くと、衣を感じさせないほど真っすぐに感じる身の旨み。寒い時期を超えてたっぷりと旨味を蓄え太り、大きさも十二分で、一粒を二つに切っても、美味しさが口いっぱい。

 

そして、もう一つのお愉しみはタルタルソース。牡蠣殻にたっぷりと装われているだけでもグッとくるが、さっぱりとして薬味的で、好いアクセント。今年もごちそうさま。

 

生憎の天気だから空いているかと思いきや、待つ方、断られる方も出る盛況ぶり。席間が近く手狭ではあるが、それでも、みんなニコニコとフライやハンバーグを頬張る雰囲気も、また好い。

 

【お店情報】

蜂の子 築地1-5-8 地図

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2016年3月 2日

長生庵 かき天カレーそば (築地)

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今日は築地まで足を伸ばせそうだ。しかも、3月中なら恐らく今日が最後。それなら、牡蠣のそばを食べようと、やって来たのは長生庵。牡蠣天そばを頂いたのが昨年の12月。その時と同じでもいいが、かき天カレーを食べ損ねるのは残念だ。それで、それを狙ってやってきたという次第。

 

けれども、春は確実に近付いているわけで、白魚天と春野菜の天ぷらのそば等という半紙を見ると、心が激しく揺れるというもの。いやいや、今日を逃すと今シーズンは食べられないんだ。そう思い直して、初志貫徹のかき天カレーそば(1,500)

 

カレーそばに、牡蠣の天ぷらが2つ。2つとはいえ、これが中々立派で、長さは10cm近く、胴回りも立派な天ぷら。さっくり揚がった熱々のところを齧り付くと、牡蠣の豊かな香りと旨味に驚かされる。まるで、佳いところだけ残しましたとでも云うような芳醇さ。こうなると、一口食べてもまだまだ食べ出がある、この大きさがホントに嬉しい。

 

牡蠣も素晴らしいが、衣に揚げ方、それにカレーそれ自体も美味しくて、そばを食べて残ったカレーにご飯を投入するが正解。大満足のはずなのに、次来たときは何があるだろうと次への期待が湧いて仕方がない。

 

【お店情報】

長生庵 築地4-14-1 モンテベルデ 1F 地図

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2016年2月29日

蜂の子 Bランチ (築地)

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洋食にしようと、蜂の子に足を向ける。大好物のカキフライもいいが、日替わりのBランチ
(880)も、最近すっかりご無沙汰だ。とりあえず、Bランチの内容を見てから考えようとやって来ると、今日のBランチは、「鶏肉とベーコンのチーズ焼きとカキフライの盛り合わせ」と書いてある。

あァァァ、これはホントに悩ましい。全部カキフライにあの贅沢なタルタルソースは捨てがたいが、Bランチにしてもカキフライを食べられる。

 

結局、悩みに悩んでBランチ。やはり人気のようで、10分かからず売り切れてしまった。カキフライが2つに、ゴロンとチキンとベーコン。奥には、春キャベツとゆで卵が入ったマカロニサラダがたっぷりと添えられる。それに、ランチサービスとして、菜の花の香りと色が生きた温かいポタージュ。季節の端境期らしい、冬と春との共演。こういう楽しみは、盛り合わせならでは。

 

けれども、カキフライに関しては、すっかり呼び水となってしまった。近いうちに、また伺わなければ。大きなカキフライにたっぷりとタルタルをつけるんだ。

 

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蜂の子 築地1-5-8 地図

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